HTML テンプレート言語(HTL)バージョン 1.3
- HTL i18n 拡張機能を支援するリソースバンドルの基本名の設定のサポート
- HTL data-sly-resource の実際のリソースを適切に処理
- HTL data-sly-resource および data-sly-include のリクエスト範囲の属性を含めるためのオプションの追加
- リソースを HTL Use-Object として data-sly-use と使用可能にする
- HTL の日付と数値のフォーマットのサポートを実装
- GitHub https://github.com/Adobe-Marketing-Cloud/htl-spec/releases/tag/1.3 で入手可能
- これらの機能について詳しくは、HTL のドキュメントを参照してください。
Sling Models バージョン 1.3.2:主な変更点:
- Sling Model Exporter により、サーブレットコードを記述することなくカスタム JSON 出力が可能
- 注釈によるモデルへの resourceType の関連付け
- これらの機能について詳しくは、Adobe Sling Model のドキュメントを参照してください
基盤コンポーネントとコアコンポーネント
- AEM 6.3 から、アドビではプロジェクト用のコンポーネントを提供する方法を変えています。コンポーネントはクイックスタートで出荷される代わりに、GitHub 経由で配布されます。
- 基盤コンポーネントは、後方互換性を維持するためにクイックスタートに引き続き表示されます。
- コアコンポーネントは新しいガイドラインに基づいて構築されて拡張可能になりましたが、更新するための機能は失われていません(HTL、Sling Model、バージョン管理およびプロキシの概念)。
- 提供されるコアコンポーネントの初期セット:
- ページ
- パンくず
- タイトル
- テキスト
- 画像
- リスト
- 共有
- フォームコンテナ
- フォームテキストフィールド
- フォームオプションフィールド
- フォーム非表示フィールド
- フォームボタン
- 新しいコアコンポーネントは、Github https://github.com/Adobe-Marketing-Cloud/aem-core-wcm-components にあります
- これらの機能について詳しくは、コアコンポーネントのドキュメントを参照してください。
テンプレートエディターとコンポーネントコンソールの改善
- テンプレートエディターでのコンポーネント設定ダイアログ(レイアウトコンテナ、テキストまたは画像のコンポーネント用など)の表示。
- 「自動コンポーネント作成設定/コンポーネントへのアセットのマッピング」(以前は手動の JCR プロパティだったもの)を設定する機能。これは、作成されるコンポーネント、およびコンポーネントを最初にドロップすることなく、コンテンツが parsys/レイアウトコンテナに直接ドラッグアンドドロップされるタイミングを制御します。
- ポリシー UI の改善(現在選択されているポリシーを使用しているテンプレートの表示など)。
- テンプレートにサムネールを生成するオプションを追加。
- テンプレートのコンポーネントの入れ子を表示するコンテンツファインダーの「コンテンツツリー」タブ(ページエディターにも追加)。
- /conf 管理 UI(/libs/granite/configurations/content/view.html/conf)で、テンプレートに新しい領域を作成できるようになりました。これは新しいサイトにテンプレートエディターを使用できるようにするために必要となります。
- ページエディター(編集可能なテンプレートも利用するページのみ)からテンプレートエディターへのジャンプメニューエントリが追加されました。その他のページでは以前のようにデザインモードを使用します。
- レイアウト設定は構造を編集できるリソースの構造の配下に保存されるようになり、テンプレートページの制御が強化されました。
- コンポーネントコンソールが /libs にはないコンポーネントについて名前、説明およびアイコンを編集できるように改善されました。
- これらの機能について詳しくは、編集可能なテンプレートの開発のドキュメント、テンプレートエディターのドキュメント、およびコンポーネントコンソールのドキュメントを参照してください。
サンプルと参照
- すべての Geometrixx サイトが削除され、We.Retail に置き換えられました。
- We.Retail サイトのスナップショットはクイックスタートの一部です。最新バージョンは https://github.com/Adobe-Marketing-Cloud/aem-sample-we-retail にあります
- これらの機能について詳しくは、We.Retail のドキュメントを参照してください
生産性
- すべてのコンポーネントのツリービューが「コンテンツファインダー」タブとしてページに追加されました。
- 長いページでのすばやいナビゲーションが可能になり、正しいコンポーネントを見つけて入れ子を表示できます。
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
- レスポンシブレイアウトコンテナについて、サイズ変更アクションがコンポーネントツールバーに追加されました。
- これにより、レイアウトモードに切り替えなくてもすぐにサイズ変更できるようになりました。
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
- コンテンツファインダー、コンポーネントダイアログのアセットドロップゾーンからアセット詳細にジャンプする機能。
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
- コンテンツファインダーの参照パスとタグで検索を使用できます(以前は参照のみ可能)。
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
新機能
- 左側にオフセットを指定する(空白スペースを入れる)機能によるレスポンシブレイアウトコンテナの改善
- AngularJS 1.x を使用した単一ページアプリケーション(SPA)オーサリングのサポートの改善。コンポーネントでの WCMMODE のチェックは不要。現在表示されている内部ページのページプロパティをロードするオプション。
機能のパリティ
- コンポーネントリスト、アイコンのサポートおよび説明(コンポーネントの詳細を説明するために存在する場合)を表示する機能の改善
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
- ページがアクティブなワークフローにある場合、情報バーがページ上に表示され、これによってワークフローアクションを実行できます。
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
- デバイスグループとセレクターベースのレンダリングのサポートが復活(モバイル Web 編集)
- この機能について詳しくは、開発者のドキュメントを参照してください。
- ページがどのように表示されていたかを確認するために過去の日付を選択する機能(タイムワープ)
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
改善点
- ページエディターが AEM 6.1、6.2 と比べて速く起動
主要な UI が全面的に見直されました。現在、コンテンツフラグメントエディターはページエディター UI に基づいています。
- 新機能: 画像を段落シーケンスに追加します。ページエディターのコンテンツフラグメントコンポーネントでコンテンツフラグメントが使用されると、画像が「仮想段落区切り」に追加されます。
- 新機能:マスターからバリエーションへの関連する変更をプレビューおよび同期します。
- 新機能: 目的に応じたテキストの短縮化(抽出要約アルゴリズムを使用した文ベース)。自然言語処理(NLP)を利用します。6.3 では次の言語がサポートされています:英語、ドイツ語*、スペイン語*、フランス語* およびイタリア語*。* が付いている言語については、パッケージ共有から追加のパッケージをインストールする必要があります。
- 新機能: テキストファイルのインポート、およびエクスポート機能を使用したディスクへのコンテンツフラグメントのダウンロード
- AEM Site の検索結果にコンテンツフラグメントからのページコンテンツを含める
- 参照されるコンテンツフラグメントの更新時にディスパッチャーキャッシュをフラッシュ
- フラグメントバリエーションの名前変更/削除
- アセット管理の一意のコンテンツフラグメントタイル
- アセットコレクションをコンテンツフラグメントに追加するとき、コンテンツフラグメント自体をコレクションに追加する必要があるかとうかを選択できます。
AEM 6.3 では、再利用可能なエクスペリエンスを管理するための新しい方法としてエクスペリエンスフラグメントが導入されました。さらに、コンテンツフラグメントに似たバリエーションの概念が追加され、これにより同一のエクスペリエンスの特色を同じ場所で管理でき、それらの間でコンテンツの継承が可能になります。
エクスペリエンスフラグメントは技術的には「ページ」です(cq:Page など)。
オーサリング
- 作成および整理のための新しいエクスペリエンスフラグメントコンソール
- フラグメントをオーサリングするエディター
- 翻訳フレームワークのサポート
- ローンチのサポート
- テンプレートエディターを使用したチャネル固有テンプレート
- 空の HTML、Pinterest および Facebook 用の OOTB テンプレート
- 独立したバリエーション
- コンテンツとコンポーネントを共有するためのライブコピーのバリエーション
ページエディター
- コンテンツファインダーでエクスペリエンスフラグメントの検索が可能
- ページエディターの既存レイアウトコンテナを XF バリエーションに変換
- ページエディター内からエクスペリエンスフラグメントエディターにジャンプ
配信
- Facebook と Pinterest からの公開/非公開
- ソーシャル共有コンポーネントを使用して、訪問者が共有アクションを使用しているときに Facebook と Pinterest に送信される内容を制御
- HTTP URL による HTML レンダリング
これらの機能について詳しくは、エクスペリエンスフラグメントのオーサリングのドキュメントを参照してください。
新機能
- ページの比較と差分ビュー
- ページバージョン、ローンチとソースページ、ライブコピーとブループリント、および言語コピー反復のための完全に新しい「違いを表示」の実装。
- 以前のバージョンの AEM はコンポーネントベースの差分の実装に依存していましたが、新しい実装は差分ビューの生成時にページ全体を対象とします。
- これらの機能について詳しくは、オーサリングページの差分のドキュメントと開発者ページの差分のドキュメントを参照してください。
- 複数のページを選択してワークフローを開始する機能
- 子ページを追加する機能
- これらの機能について詳しくは、オーサリングワークフローのドキュメントを参照してください。
- 複数のページを選択して公開する機能
- 子ページを追加する機能(ツリーのアクティベーション)
- これらの機能について詳しくは、オーサリングの公開のドキュメントを参照してください。
機能の同一性
- 列ビューにページの名前(URL)も表示されるようになりました。
- これにより、作成者がわからない言語で翻訳されたページのツリー内を容易に移動できるようになります。
- この機能について詳しくは、オーサリングのドキュメントを参照してください。
- 並列表示でページのソースとローンチバージョンを比較する機能
- 新しいページをローンチに追加する際のプロモーション中の処理の改善
- 新機能: 言語コピーを作成ウィザード。多言語コンテンツ構造を作成およびインストゥルメンテーションするためのガイド付きエクスペリエンス
- 新機能: 翻訳ルールを設定するための UI(/libs/cq/translation/translationrules/contexts.html)
- 参照されるコンテンツフラグメントアセットの翻訳
- 翻訳で参照されるアセットのグループ化
- 翻訳ジョブ定義のための設定可能な検索ファセット
- ContextHub UI は現在、Coral UI 3 フレームワーク(AEM 6.1 および 6.2 の Coral 2 で構築)に基づいています
- ContextHub サブリクエストが不必要にディスパッチャーキャッシュをいっぱいにする問題が解決
- セグメントエディター:セグメントプロパティを編集する機能
- Adobe Target at.js(mbox.js の代替)のサポートを追加。
- この機能について詳しくは、Adobe Target との統合の手動設定のドキュメントを参照してください。
- Commerce 統合フレームワークでの commercetools(https://commercetools.com/)のサポートの追加
- Commerce 統合フレームワークでの Magento(https://magento.com/)のサポートの追加
- Commerce 統合フレームワークでの Symphony(https://www.symphonycommerce.com/)のサポートの追加
- Commerce 統合フレームワークでの SAP Hybris 6.x のサポートの更新
AEM Screens について知るための最善の方法 - ステップバイステップチュートリアルを読んで使用を開始します。
デバイスコントロールセンター
- チャネルリンクでは、既存のスケジュールを無効にするチャネルの優先度がサポートされています
- オフラインパッケージ:チャネル間の共有オフラインパッケージのサポート
- デバイスダッシュボード機能:
- ステータス(稼動時間、最後の Ping、ストレージ)を確認し、プレイヤー設定を変更
- スクリーンショットを要求
- プレイヤーからログファイルを要求
- プレーヤーオフラインキャッシュをクリア
- ファームウェアの更新をトリガー
- リモートのプレイヤーを再起動
- PING 更新モードの設定 - 自動(デフォルト - 変更はすぐに適用されます)または手動(プレイヤーに適用するには「プッシュ設定」アクションが必要です)
- 画面(モバイルアプリなど)とやり取りするサーバー上の HTTP API
AEM Screens Player
アドビでは、定期的にプレイヤーをリリースしています。以下の機能は AEM 6.2 から提供されています。
- Android
- Android 5+ のサポート
- レンダリングの速度を向上させるための GPU の利用
- OS レベルビデオプレイヤーを使用するオプション
- リモートインスペクション:リモートからプレイヤーランタイムをデバッグする機能
- VIA Alta DS プレイヤーの場合:VIA Smart ET への統合による問題/スケジュールでの自動再起動
- macOS
- レンダリングの速度を向上させるための GPU の利用
- MultiTaction ハードウェア(https://www.multitaction.com/)のサポート
- iOS
- iOS 10.x のサポート
- App Store による配布
- すべて
- 管理 UI で無料ストレージを表示
- 管理 UI では Admin UI およびチャネルスイッチャーの無効化/有効化が可能
- オフラインキャッシュを消去
- ファクトリー設定にリセット