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一般

グローバル Web プレゼンスの作成や拡張は複雑なプロセスになる可能性がありますが、事前に AEM について適切に考慮および計画しておけば、作業を簡略化してグローバルなビジネス目標をサポートできます。

  • 最初のサイトを実装する前にグローバルな拡張について計画します。通常、既存のサイトの実装時に、グローバルな用途に合わせて急遽サイトを作り替えるのは、最初からグローバルな拡張について計画しておくよりも困難です。
    • 組織のローカリゼーションの成熟度の現状を評価します。グローバルな拡張をサポートするためのツールプロセスおよびリソースが揃っているかどうかを判断します。
    • グローバルな規制および各地域の言語の環境設定に注意します。変化するグローバルなビジネス環境に対応した柔軟なコンテンツ構造とプロセスを設計します。
  • グローバルビジネスを支援するガバナンスモデルを決定し、AEM のメカニズム(MSM など)とユーザー権限を使用して、選択したモデルを適用します。例えば、コンテンツが中央でオーサリングされ、それぞれの地域や国に対して「プッシュ」または「プル」されるかどうかを指定します。各地域でロック解除や変更が可能なコンテンツを指定します。翻訳を開始および管理する担当者を指定します。
  • リソースに余裕がある場合は、必要なツール、プロセスおよびベンダーとの関係の専門知識を養うことのできる中央のチームが翻訳アクティビティを管理することをお勧めします。
  • グローバルな構造とプロセスの計画プロトタイプ作成およびテストを実施して、それらがビジネスを支援し、各地域で関係者から必要な支援を受けられるようにします。

サイト構造

  • サイト構造を設計する場合は、最初にコンテンツを調査し、どこでどのような言語コンテンツをオーサリングするかを特定します。この位置をサイトのトップレベルにしてください。
  • トップレベルのオーサリングサイトと各国のサイト間の言語ベースの構造を 3 レベル以下にすることをお勧めします。
  • W3C 標準に準拠する言語/国のサイト命名規則を使用します。
  • 地域別および国別のコンテンツの配信方法を指定します。言語を共有する国について検討してください。言語マスター(アクティベートされていないページのレイヤー)を作成することをお勧めします。言語マスターを使用すると、翻訳コンテンツをレビューおよび変更してから、対象の言語を共有する国のサイトに対してプッシュまたはプルできます。
  • 言語マスターを作成するには、言語コピーを使用するアプローチと MSM/ライブコピーを使用するアプローチの 2 つがあります。
    • 言語コピーアプローチは、AEM の標準の翻訳統合フレームワークで使用されるアプローチなので、非常に簡単に開始できます。このフレームワークが提供するユーザーインターフェイスでは、初期段階でメイン言語マスター(英語など)からその他の言語マスターにコンテンツの変更を簡単に反映して翻訳できます。ただし、プロジェクトの規模が大きくなるのに伴い、ページや言語も増加し、それらの翻訳を管理するためにワークフローの自動化の必要性が増してきます。
    • MSM/ライブコピーアプローチは、より大規模で複雑なサイトにおける高度な使用事例に対応するための代替手法です。英語と言語マスターの間の複雑な継承関係を処理したり、既存の翻訳を上書きするリスクを軽減したりするには、強力なガバナンスとワークフローの自動処理が最初から必要になります。これには、いくつかの翻訳コネクタを利用して対応できます。詳しくは、MSM と多言語サイトを参照してください。
  • マスター言語にグローバルなバリエーションがある場合は、MSM を使用して、翻訳に使用するグローバルマスターからライブコピーを作成できます。例えば、英語(米国)のマスターでグローバルオーサリングが実行される場合は、各国対応の英語のマスターを、他の言語に翻訳するためのライブコピーおよび基盤として作成します。
  • MSM を使用して、翻訳済みの言語マスターから各国のサイトを作成し、同じ言語を共有するサイトにコンテンツをロールアウトします。例えば、フランス語の言語マスターをフランス、ベルギーおよびスイスのサイトにロールアウトできます。
  • 実装を開始する前に、まず計画、プロトタイプ作成およびテストを実施します。

翻訳のプロセスと方法

  • 翻訳および関連するローカリゼーションアクティビティの専門知識を持つローカリゼーションサービスプロバイダー(LSP)を採用します。LSP は、効率性を向上し、翻訳コストを削減するための幅広いリソースとテクノロジーを提供することで、グローバルビジネスの拡大を支援します。
    • 一部の LSP はサービスプロバイダーでもありテクノロジープロバイダーでもあります。また、多くの LSP に自社の翻訳プラットフォームへの参加を許可している独立したテクノロジープロバイダーも存在します。
    • AEM 翻訳フレームワークは、機械翻訳と人間による翻訳の両方に対応するために、様々な翻訳テクノロジープロバイダーとの統合をサポートします。
    • コンテンツの翻訳を自動化するための AEM システムにおける LSP のコネクタの統合方法、または LSP や翻訳テクノロジープロバイダーを採用しない場合やテスト用に翻訳プロジェクトの作成、書き出し、読み込みを手動でおこなう方法を確認します。
  • コンテンツに最適な翻訳方法を選択します。
    • 人間による翻訳は、メッセージの発信や品質に対する期待が高いコンテンツ、およびサイト上にコンテンツがしばらくの間掲載される場合(マーケティングのページなど)に最適です。
    • 機械翻訳は、翻訳するコンテンツの量が多く、公開のタイミングが重視される場合、品質に対する期待はそれほど高くない場合、人間による翻訳のコストが高額になる場合に適しています。通常、サポートのナレッジベースやユーザー生成コンテンツは機械翻訳されます。
  • ローカリゼーションサービスプロバイダー、アドビのコンサルティング、システムインテグレーターの専門知識を活用して、多言語サイトの構造の計画、プロトタイプの作成およびテストを実施します。

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