ローンチを作成すると、(現在のページを維持しながら)今後のパブリケーションに合わせて変更を加えることができます。ローンチページを編集して更新した後、それらを昇格させてソースに戻し、ソースページ(トップレベル)をアクティベートできます。昇格により、ローンチコンテンツを複製してソースページに戻します。これは、手動または自動でおこなうことができます(ローンチを作成および編集するときに設定されるフィールドに依存します)。
例えば、オンラインストアの季節商品のページを四半期ごとに更新し、現在の季節に合わせて目玉商品を表示します。次の四半期の更新に備えて、適切な Web ページのローンチを作成できます。四半期中、次のような変更がローンチコピーに蓄積されます。
- ソースページに対して、通常の管理タスクの結果としておこなわれた変更。これらの変更内容は、ローンチページに自動的に複製されます。
- 次の四半期に備えて、ローンチページで直接おこなわれた編集。
次の四半期が始まるとき、ローンチページを昇格させて(更新されたコンテンツを保持している)ソースページを公開できます。すべてのページを昇格させるか、変更したページのみを昇格させることができます。
ローンチで次のアクションを実行することもできます。
- ローンチを複数のルートブランチに対して作成します。サイト全体のローンチを作成(してそこで変更を加えることが)できますが、サイト全体をコピーする必要があるので、これは実用的ではありません。何百何千ものページが関与すると、コピーアクションや後の昇格タスクで必要な比較により、システム要件とパフォーマンスの両方が影響を受けます。
- ローンチをネスト(ローンチをローンチ内に作成)して、既存のローンチからローンチを作成できます。これにより、作成者は各ローンチで同じ変更を複数回加えることなく、既に加えられた変更を利用できます。
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コンテンツは手動または自動で昇格して公開できます。
- 手動:
- 公開する準備ができたら、ローンチをターゲット(ソースページ)に戻して昇格させます。
- (戻して昇格させた後に)ソースページからコンテンツを公開します。
- すべてのページまたは変更したページのみを昇格させます。
- 自動 - これには次の要素が関与します。
- 「ローンチ日(ライブ日付)」フィールド:ローンチを作成または編集するときに設定できます。
- 「実稼動準備完了」フラグ:ローンチを編集するときにのみ設定できます。
- 「実稼動準備完了」フラグが設定されると、ローンチは指定の「ローンチ日(ライブ日付)」に実稼働ページに自動的に昇格されます。昇格後、実稼働ページは自動的に公開されます。
日付が設定されていない場合、フラグの効果はありません。
- 「ローンチ日(ライブ日付)」フィールド:ローンチを作成または編集するときに設定できます。
- 手動:
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ネストされたローンチ(ローンチ内にローンチ)を作成できます。
- ソースは既存のローンチです。
- 任意のターゲットにネストされたローンチを昇格させることができます。親ローンチやトップレベルのソースページ(実稼働)も指定できます。
注意:
ローンチを作成および編集するには、デフォルトグループの content-authors と同様に、/content/launches へのアクセス権限が必要です。
問題が発生している場合は、システム管理者にお問い合わせください。
- ツールコンソールで、ツール/サイト/ローンチと選択します。
- または、http://localhost:4502/libs/launches/content/launches.html に直接アクセスします。