コンテンツ作成は反復的なプロセスです。効率的にオーサリングをおこなうには、反復するごとに何が変更されたかがわかるようにする必要があります。あるページのバージョンを見てから他のページを見るのは非効率的でありミスが発生する可能性も高くなります。作成者は、現在のページを他のバージョンと並べて簡単に比較したいと考えます。
ページの差分表示を使用すると、2 つのページを並べて比較し、差分を強調表示できます。
比較対象のコンテンツに関わらず、差分の表示は同じです。
- 差分の確認を開始したときに選択されたコンテンツが左側に表示されます(差分のエントリポイント)。
- 比較対象のコンテンツが右側に表示されます(選択されたコンテンツの比較対象となるもの)。
例えば、バージョンを比較する場合、現在のバージョンが左側に表示され、以前のバージョンが右側に表示されます。
両方のページのソースは、ブラウザーウィンドウ上部のヘッダーバーに明瞭に表示されます。

差分によりコンポーネントおよび HTML レベルの変更が検出されます。変更された項目は、異なる色で強調表示されます。
変更の比較
- ライトグリーン - 追加されたコンポーネント
- ピンク - 削除されたコンポーネント
- 青 - 変更されたコンポーネント
- 青 - 移動されたコンポーネント
変更されたものの色と移動されたものの色は同じです。
HTML の変更
- ダークグリーン - 追加された HTML
- 赤 - 削除された HTML
注意:
言語コピーを比較する場合は、翻訳ですべてが変更され、強調表示をしても意味がないため、強調表示は無効になります。



ページの差分表示で期待通りに差分が検出されない場合があります。
- バージョンおよびローンチが異なるとき、差分は、パンくずリスト、メニュー、製品リスト、ロゴなどのダイナミックコンポーネント(コンテンツを表示する際にサイト構造に依存するコンポーネント)を考慮しません。
- バージョンの差分表示では、アクセスコントロールポリシーおよびライブコピー関係は再現されません。
- alt、title、src 属性の変更など、画像を変更する場合、差分は青色で強調表示されます。ただし、場合によっては、画像に src 属性の Base64 による表示がある場合は、両方の画像が同じに見える場合でも、src 属性が異なるので、差分としてマークされます。
- 差分表示では、画像の回転を検出できません。
注意:
バージョンは互いに比較できません。現在のバージョンだけが、ページの他のバージョンと比較できます。必ず変更が強調表示されるのは、現在のバージョンです。
注意:
追加の開発者の制限があり、これらによりページの差分に影響が及ぶ可能性があります。