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概要

このチュートリアルでは、1 つのオーサーインスタンスと 1 つのパブリッシュインスタンス用に MSRP をセットアップする方法を説明します。

このセットアップを終えると、ユーザー生成コンテンツ(UGC)のフォワードまたはリバースレプリケーションをおこなわずに、オーサー環境とパブリッシュ環境の両方からコミュニティコンテンツにアクセスできるようになります。

この設定は、開発用やデモ用の環境など、非実稼動環境に適しています。

実稼動環境では、以下のことが必要です。

  • レプリカセットを使用して MongoDB を実行する
  • SolrCloud を使用する
  • 複数のパブリッシャーインスタンスを含める

MongoDB

MongoDB のインストール

  • http://www.mongodb.org/ から MongoDB をダウンロードします。
    • OS を選択します。
      • Linux
      • Mac 10.8
      • Windows 7
    • バージョンを選択します。
      • バージョン 2.6 以降を使用します。
  • 基本設定
    • MongoDB のインストール手順に従います。
    • mongod 用に設定します。
      • mongos やシャーディングの設定は不要です。
    • インストールした MongoDB フォルダーを、以下 <mongo-install> と呼びます。
    • 定義したデータディレクトリのパスの名前を、以下 <mongo-dbpath> と呼びます。
  • MongoDB は AEM と同じホストか、リモートで実行できます。

MongoDB を起動します。

  • <mongo-install>/bin/mongod --dbpath <mongo-dbpath>

すると MongoDB サーバーが起動します。使用されるデフォルトポートは 27017 です。

  • Mac では、起動引数「ulimit -n 2048」を使用して ulimit を増やします。

注意:

AEM の後に MongoDB を起動した場合は、MongoDB に適切に接続するよう、すべての AEM インスタンスを再起動します。

実稼動デモのオプション:MongoDB レプリカセットのセットアップ

以下のコマンドは、ローカルホストに 3 つのノードを持つレプリカセットの設定例です。

  • bin/mongod --port 27017 --dbpath data --replSet rs0&
  • bin/mongo
    • cfg = {"_id" : "rs0","version" : 1,"members" : [{"_id" : 0,"host" : "127.0.0.1:27017"}]}
    • rs.initiate(cfg)
  • bin/mongod --port 27018 --dbpath data1 --replSet rs0&
  • bin/mongod --port 27019 --dbpath data2 --replSet rs0&
  • bin/mongo
    • rs.add("127.0.0.1:27018")
    • rs.add("127.0.0.1:27019")
    • rs.status()

Solr

Solr のインストール

  • Apache Lucene から適切な Solr をダウンロードします。
    • OS に合ったものをダウンロードします。
    • バージョン 4.10 またはバージョン 5 を使用します。
    • Solr には Java 1.7 以降が必要です。
  • 基本設定
    • Solr セットアップの「例」に従います。
    • サービスは不要です。
    • インストールした Solr フォルダーの名前を、以下 <solr-install> と呼びます。

AEM Communities のための Solr の設定

MSRP のための Solr コレクションをデモ目的で設定するには、以下の 2 点を決定する必要があります(詳しくは、主なドキュメントへのリンクを選択してください)。

  1. Solr をスタンドアロンモードで実行するか、SolrCloud モードで実行するか
  2. 標準の多言語検索(MLS)と高度な多言語検索のどちらをインストールするか

スタンドアロンの Solr

Solr を実行する方法は、バージョンとインストール方法によって異なる場合があります。詳しくは、公式ドキュメントである Solr リファレンスガイドを参照してください。

ここでは簡単に、バージョン 4.10 を使用して、Solr をスタンドアロンモードで起動します。

  • cd to <solrinstall>/example
  • java -jar start.jar

これにより、Solr HTTP サーバーが起動します。使用されるデフォルトポートは 8983 です。Solr コンソールを参照し、Solr コンソールを試しに開くことができます。

注意:

Solr コンソールが使用できない場合は、<solrinstall>/example/logs にあるログを確認します。SOLR が、解決できない特定のホスト名へのバインドを試みているかどうか確認します(「user-macbook-pro」など)。

その場合、このホスト名の新しいエントリ(127.0.0.1 user-macbook-pro など)を使用して etc/hosts ファイルを更新します。すると Solr が適切に起動します。 

SolrCloud

非常に基本的な(実稼動用ではない)solrCloud のセットアップを実行するには、以下のコマンドで Solr を起動します。

  • java -Dbootstrap_confdir=./solr/collection1/conf -Dbootstrap_conf=true -DzkRun -jar start.jar

MongoDB を共通ストアとして指定

AEM オーサーインスタンスとパブリッシュインスタンスを起動します(必要な場合)。 

AEM が MongoDB を起動する前に実行されている場合、AEM インスタンスを再起動する必要があります。

詳しくは、MSRP - MongoDB 共通ストアの手順に従ってください。

テスト

MongoDB 共通ストアをテストおよび検証するために、パブリッシュインスタンスにコメントを投稿して、オーサーインスタンスでそのコメントを表示し、さらに MongoDB と Solr で UGC を表示します。

  1. パブリッシュインスタンスでコミュニティコンポーネントガイドのページを参照し、コメントコンポーネントを選択します。

  2. サインインしてコメントを投稿します。

  3. コメントテキスト入力ボックスにテキストを入力して「投稿」をクリックします。

    chlimage_1
  4. オーサーインスタンスでコメントを表示します(まだ admin / admin としてログイン中であると想定)。

    chlimage_1

    注意:オーサーインスタンスの asipath の下には JCR ノードがありますが、これらは SCF フレームワーク用のものです。実際の UGC は JCR にはなく、MongoDB 内にあります。

  5. UGC を MongoDB で表示します(コミュニティ/コレクション/コンテンツ)

    chlimage_1
  6. 以下の手順で Solr で UGC を表示します。

    • Solr ダッシュボード(http://localhost:8983/solr/)を参照します。
    • 「core selector」で「collection1」を選択します。
    • Query」を選択します。
    • Execute Query」を選択します。
    chlimage_1

トラブルシューティング

UGC が表示されない

1)MongoDB がインストールされ、適切に実行されているかを確認します。

2)MSRP がデフォルトのプロバイダーに設定されているかを確認します。

  • すべての AEM オーサーインスタンスとパブリッシュインスタンスで、ストレージ設定コンソールに再度移動します。
    または以下の手順で AEM リポジトリを確認します。
    • JCR で、/etc/socialconfig
      • srpc ノードが含まれていない場合は、ストレージプロバイダーが JSRP であることを示します。
      • srpc ノードが存在し、ノード defaultconfiguration が含まれている場合は、defaultconfiguration のプロパティで MSRP がデフォルトのプロバイダーに設定されている必要があります。

3)MSRP を選択した後に AEM を再起動したかを確認します。

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