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Forms のワークフローステップ

Forms ワークフローステップは、AEM ワークフローで AEM Forms 固有の操作を実行します。これらのステップを使用すると、OSGi でアダプティブフォームをベースとした Forms 中心型ワークフローを迅速に構築できます。これらのワークフローは、基本的なレビューワークフローおよび承認ワークフローの開発、ファイアウォール内およびファイアウォール間のビジネスプロセスの開発に使用できます。Forms ワークフローを使用して、ドキュメントサービスの開始や Adobe Sign 署名ワークフローとの統合など、AEM Forms の操作を実行することもできます。これらのステップをワークフローで使用するには、AEM Forms アドオンが必要です。

タスクを割り当てステップ

タスクを割り当てステップは、タスクを作成してユーザーまたはグループに割り当てます。このコンポーネントは、タスクの割り当てに加えて、タスクのアダプティブフォームまたは非インタラクティブ PDF を指定します。アダプティブフォームはユーザーからの入力を受け付けるために必要であり、非インタラクティブ PDF または読み取り専用アダプティブフォームはレビュー専用ワークフローに使用されます。

このコンポーネントを使用すると、タスクの動作を制御することもできます。例えば、レコードのドキュメントの自動作成、特定のユーザーまたはグループへのタスクの割り当て、送信済みデータのパスの指定、事前入力されるデータのパスの指定、デフォルトアクションの指定が対象になります。タスクを割り当てステップには、次のプロパティがあります。

  • タイトル:タスクのタイトル。タイトルは AEM インボックスに表示されます。
  • 説明:タスクで実行される操作の説明。この情報は、共有開発環境で作業している場合に、他のプロセス開発者に役立ちます。
  • サムネールのパス:タスクサムネールのパス。パスを指定しない場合、アダプティブフォームではデフォルトのサムネールが表示され、レコードのドキュメントではデフォルトのアイコンが表示されます。
  • ワークフローステージ:1 つのワークフローに複数のステージを含めることができます。これらのステージは、AEM インボックスに表示されます。これらのステージは、モデルのプロパティ(サイドキック/ページ/ページのプロパティ/ステージ)で定義できます。
  • 優先度:選択した優先度が AEM インボックスに表示されます。使用可能なオプションは、「高」、「中」および「低」です。デフォルト値は「中」です。
  • 期限:タスクが期限切れとマークされるまでの日数または時間数を指定します。「オフ」を選択した場合、タスクが期限切れとマークされることはありません。タイムアウトハンドラーを指定して、タスクが期限切れになった後に特定のタスクを実行することもできます。
  • 日:タスクを完了するまでの日数。この日数は、タスクがユーザーに割り当てられた後にカウントされます。タスクが完了せず、「日」フィールドに指定された日数を過ぎると、期限後にタイムアウトハンドラー(選択した場合)が呼び出されます。
  • 時間:タスクを完了するまでの時間数。この時間数は、タスクがユーザーに割り当てられた後にカウントされます。タスクが完了せず、「時間」フィールドに指定された時間数を過ぎると、期限後にタイムアウトハンドラー(選択した場合)が呼び出されます。
  • 期限後にタイムアウト:このオプションを選択して、タイムアウトハンドラー選択フィールドを有効にします。
  • タイムアウトハンドラー:タスクを割り当てステップが期限切れになったときに実行するスクリプトを選択します。CRX リポジトリ([apps]/fd/dashboard/scripts/timeoutHandler)にあるスクリプトを選択できます。指定されたパスは crx リポジトリに存在しません。このパスは、使用する前に管理者が作成します。
  • タスクの詳細で最後のタスクのアクションとコメントを強調表示する:タスクの詳細セクションで最後に実行されたアクションと受け取ったコメントを表示するには、このオプションを選択します。
  • タイプ:ワークフローの開始時に入力するドキュメントのタイプを選択します。アダプティブフォーム、読み取り専用のアダプティブフォームまたは非インタラクティブ PDF ドキュメントを選択できます。
  • アダプティブフォームのパス:アダプティブフォームのパスを指定します。このフィールドは、「タイプ」フィールドでアダプティブフォームまたは読み取り専用のアダプティブフォームを選択した場合に使用できます。
  • PDF のパス:非インタラクティブ PDF ドキュメントのパスを指定します。このフィールドは、「タイプ」フィールドで非インタラクティブ PDF ドキュメントを選択した場合に使用できます。必ずペイロードに対する相対パスを指定します。例えば、[Payload_Directory]/Workflow/PDF/credit-card.pdf となります。このパスは crx リポジトリに存在しません。このパスは、使用する前に管理者が作成します。「PDF のパス」オプションを使用する場合は、有効な「レコードのドキュメント」オプションか、フォームテンプレートベースのアダプティブフォームが必要です。
  • 完了したタスクのアダプティブフォームを次の形式でレンダリングする:タスクが完了とマークされると、アダプティブフォームを読み取り専用のアダプティブフォームまたは PDF ドキュメントとしてレンダリングできます。アダプティブフォームをレコードのドキュメントとしてレンダリングするには、有効な「レコードのドキュメント」オプションか、フォームテンプレートベースのアダプティブフォームが必要です。
  • あらかじめ入力する情報:以下のフィールドは、タスクへの入力として使用できます。
    • データファイルのパス:入力データファイル(.json または .xml)のパス。必ずペイロードに対する相対パスを指定します。例えば、ファイルには、AEM インボックスアプリケーションを介してフォームに送信されるデータが含まれています。一例として、[Payload_Directory]/workflow/data というパスを指定します。
    • 添付ファイルのパス:指定した場所にある添付ファイルは、タスクに関連付けられたフォームに添付されます。必ずペイロードに対する相対パスを指定します。一例として、[Payload_Directory]/attachments/ というパスを指定します。
  • 送信される情報:以下のフィールドは、タスクの出力先として使用できます。
    • データファイルのパス:データファイル(.json または .xml)のパス。このデータファイルには、関連付けられたフォームを介して送信された情報が含まれます。必ずペイロードに対する相対パスを指定します。例えば、[Payload_Directory]/Workflow/data のように指定します。ここで、data はファイルです。
    • 添付ファイルのパス:タスクで提供されたフォームの添付ファイルの保存先のパス。
    • レコードのドキュメントのパス:レコードのドキュメントファイルの保存先のパス。例えば、[Payload_Directory]/DocumentofRecord/credit-card.pdf のように指定します。パスフィールドを空白にした場合、レコードのドキュメントは生成されません。必ずペイロードに対する相対パスを指定します。
  • 割り当てオプション:タスクをユーザーに割り当てる方法を指定します。参加者選択スクリプトを使用してタスクを動的にユーザーまたはグループに割り当てることも、タスクを特定の AEM ユーザーまたはグループに割り当てることもできます。
  • 参加者選択:このオプションは、「割り当てオプション」フィールドで「ユーザーまたはグループに動的に割り当て」オプションを選択した場合に使用できます。ユーザーまたはグループを動的に選択するには、ECMAScript またはサービスを使用できます。詳しくは、ワークフローを動的にユーザーに割り当てる方法および Adobe Experience Manager のカスタム動的参加者ステップの作成を参照してください。
  • 参加者:このオプションは、参加者選択フィールドで「com.adobe.granite.workflow.core.process.RandomParticipantChooser」オプションが選択されている場合に使用できます。このフィールドでは、「RandomParticipantChooser」オプションのユーザーまたはグループを選択できます。
  • 引数:このフィールドは、参加者選択フィールドで RandomParticipantChoose スクリプト以外のスクリプトが選択されている場合に使用できます。このフィールドでは、参加者選択フィールドで選択したスクリプトに渡すコンマ区切りの引数のリストを指定できます。
  • ユーザーまたはグループ:選択したユーザーまたはグループにタスクが割り当てられます。このオプションは、「割り当てオプション」フィールドで「特定のユーザーまたはグループに割り当て」オプションを選択した場合に使用できます。このフィールドには、ワークフローユーザーグループのすべてのユーザーとグループが一覧表示されます。
  • 担当者に電子メールで通知する:電子メール通知を担当者に送信するには、このオプションを選択します。この通知は、タスクがユーザーに割り当てられたときに送信されます。このオプションを使用する前に、AEM Web コンソールからの通知を有効にしてください。詳しい手順については、タスクを割り当てステップの電子メール通知の設定を参照してください。
  • HTML 電子メールテンプレート:通知電子メールの電子メールテンプレートを選択します。テンプレートを編集するには、crx リポジトリの /libs/fd/dashboard/templates/email/htmlEmailTemplate.txt にあるファイルを変更します。
  • 委任を許可:AEM インボックスには、ログインユーザーが、割り当てられたワークフローを別のユーザーに委任するオプションが用意されています。同じグループ内または別のグループのワークフローユーザーに委任することができます。タスクが 1 人のユーザーに割り当てられていて、「担当者グループのメンバーへの委任を許可する」オプションが選択されている場合、そのタスクを別のユーザーまたはグループに委任することはできません。
  • デフォルトのアクション:標準提供されている送信、保存およびリセットアクションを使用できます。デフォルトのアクションはすべて、デフォルトで有効になっています。
  • ルート変数:ルート変数の名前。ルート変数は、ユーザーが AEM インボックスで選択したカスタムアクションを取得します。
  • ルート:タスクは様々なルートに分岐することができます。AEM インボックスで選択すると、ルートから値が返され、選択したルートに基づいてワークフローが分岐します。
  • タイトル:ルートのタイトルを指定します。タイトルは AEM インボックスに表示されます。
  • Coral アイコン:Coral アイコンの HTML 属性を指定します。Adobe CorelUI ライブラリでは、多数のタッチファーストなアイコンを提供します。ルートのアイコンを選択して使用することができます。アイコンは、タイトルと共に AEM インボックスに表示されます。
  • 担当者によるコメントの追加を許可:タスクのコメントを有効にするには、このオプションを選択します。担当者は、タスクの送信時に AEM インボックス内からコメントを追加できます。
  • 担当者によるタスクへの添付ファイルの追加を許可:タスクの添付ファイルを有効にするには、このオプションを選択します。担当者は、タスクの送信時に AEM インボックス内から添付ファイルを追加できます。
  • タスクの添付ファイルの出力パス:添付ファイルフォルダーの場所を指定します。ペイロードに対する相対位置を指定します。
  • カスタムメタデータを使用:カスタムメタデータフィールドを有効にするには、このオプションを選択します。カスタムメタデータは電子メールテンプレートで使用されます。
  • カスタムメタデータ:電子メールテンプレートのカスタムメタデータを選択します。カスタムメタデータは、crx リポジトリの apps/fd/dashboard/scripts/metadataScripts にあります。指定されたパスは crx リポジトリに存在しません。このパスは、使用する前に管理者が作成します。また、カスタムメタデータ用のサービスを使用することもできます。さらに、WorkitemUserMetadataService インターフェイスを拡張してカスタムメタデータを提供することもできます。
  • 前のステップのデータを表示:以前の担当者、タスクに対して既に実行されたアクション、タスクに追加されたコメントおよび完了したタスクのレコードのドキュメント(使用可能な場合)を担当者が表示できるようにするには、このオプションを選択します。  
  • 以降のステップのデータを表示する:後続の担当者が実行したアクションと追加したコメントを現在の担当者が表示できるようにするには、このオプションを選択します。また、このオプションを選択すると、完了したタスクのレコードのドキュメント(使用可能な場合)を現在の担当者が表示できるようになります。
  • データタイプの表示:デフォルトで、担当者は、レコードのドキュメント、担当者、実行されたアクションに加え、前の担当者および後続の担当者が追加したコメントを表示することができます。「データタイプの表示」オプションを使用すると、担当者に表示されるデータタイプが制限されます。

電子メールを送信ステップ

電子メールのステップを使用して、レコードのドキュメント、アダプティブフォームのリンク、インタラクティブ通信のリンクまたは添付 PDF ドキュメントを含む電子メールを送信します。電子メールを送信ステップは、HTML 電子メールをサポートします。HTML 電子メールは、受信者の電子メールクライアントや画面サイズにレスポンシブに対応します。HTML 電子メールテンプレートを使用して、電子メールの外観、カラースキーム、動作を定義することができます。  

電子メールステップは、Day CQ Mail Service を使用して電子メールを送信します。電子メールステップを使用する前に、電子メールサービスが設定されていることを確認してください。電子メールステップには、次のプロパティがあります。

タイトル:ステップのタイトルは、ワークフローエディターでステップを識別するのに役立ちます。

説明:説明は、共通の開発環境で作業する他のプロセス開発者にとって有用です。

電子メール件名:件名は、ワークフローメタデータから取得することも、手動で指定することもできます。件名を手動で指定するには、「リテラル」オプションを選択します。件名をメタデータプロパティから取得するには、「ワークフローメタデータから取得」オプションを選択します。

HTML 電子メールテンプレート:電子メール用の HTML テンプレートです。電子メールテンプレート内で変数を指定することができます。電子メールステップは、入力のため、テンプレートに含まれるすべての変数を抽出して表示します。

電子メールテンプレートメタデータ:電子メールテンプレート変数の値は、ユーザー指定の値にすることも、オーサーサーバーまたはパブリッシュサーバー上のアセットのパスや、画像、ワークフローメタデータプロパティにすることもできます。

  • リテラル:指定する値が正確に分かっている場合は、このオプションを使用します。例えば、example@example.com と指定します。
  • ワークフローメタデータ:使用する値がワークフローメタデータプロパティに保存されている場合は、このオプションを使用します。このオプションを選択したら、「ワークフローメタデータ」オプションの下の空のテキストボックスにメタデータプロパティ名を入力します。例えば、emailAddress と指定します。
  • アセット URL:インタラクティブ通信の Web リンクを電子メールに埋め込むには、このオプションを使用します。  このオプションを選択したら、埋め込むインタラクティブ通信を参照して選択します。アセットは、オーサーサーバーまたはパブリッシュサーバーに置くことができます。
  • 画像:画像を電子メールに埋め込むには、このオプションを使用します。このオプションを選択したら、画像を参照して選択します。「画像」オプションは、電子メールテンプレートで使用できる画像タグ(<img src="*"/>)に対してのみ使用できます。

送信者/受信者の電子メールアドレス:電子メールアドレスを手動で指定するには、「リテラル」オプションを選択します。電子メールアドレスをメタデータプロパティから取得するには、「ワークフローメタデータから取得」オプションを選択します。「ワークフローメタデータから取得」オプションのメタデータプロパティ配列のリストを指定することもできます。

添付ファイルのパス:指定された場所で使用可能なアセットが電子メールに添付されます。アセットのパスは、ペイロードに対する相対パスまたは絶対パスのどちらでもかまいません。一例として、[Payload_Directory]/attachments/ というパスを指定します。

ファイル名:電子メール添付ファイルの名前です。電子メールステップは、添付ファイルの元のファイル名を指定されたファイル名に変更します。この名前は、手動で指定することも、ワークフローメタデータプロパティから取得することもできます。指定する値が正確に分かっている場合は、「リテラル」オプションを使用します。使用する値がワークフローメタデータプロパティに保存されている場合は、「ワークフローメタデータから取得」オプションを使用します。

レコードのドキュメントを生成ステップ

フォームの入力時または送信時には、そのフォームを印刷物またはドキュメント形式で記録しておくことができます。これは、レコードのドキュメント(DoR)と呼ばれます。レコードのドキュメントを生成ステップを使用して、アダプティブフォームの(読み取り専用またはインタラクティブの)PDF バージョンを作成することができます。PDF バージョンには、アダプティブフォームのレイアウトと共にフォームに入力された情報が含まれます。

レコードのドキュメントステップには、次のプロパティがあります。

アダプティブパス:レコードのドキュメントが生成されるアダプティブフォームのパスを指定します。

入力データパス:アダプティブフォームの入力データのパス。ペイロードを基準とした相対的な場所にデータを保存することも、データの絶対パスを指定することもできます。入力データは、レコードのドキュメントを作成するためにアダプティブフォームとマージされます。

入力添付ファイルのパス:添付ファイルのパスです。これらの添付ファイルは「レコードのドキュメント」に含まれます。ペイロードを基準とした相対的な場所に添付ファイルを保存することも、添付ファイルの絶対パスを指定することもできます。

フォルダーのパスを指定すると、添付ファイルなど、そのフォルダー内で直接使用可能なすべてのファイルがレコードのドキュメントに添付されます。指定された添付ファイルのパスに直接存在するフォルダー内に使用できるファイルがある場合、そのファイルはレコードのドキュメントに添付ファイルとして含まれます。直接存在するフォルダー内にフォルダーがある場合、それらはスキップされます。

生成されたレコードのドキュメントのパス:レコードのドキュメントファイルを保持する場所を指定します。ペイロードフォルダーを上書きするか、ペイロードディレクトリ内の場所にレコードのドキュメントを配置するかを選択できます。

ロケール:レコードのドキュメントの言語を指定します。

フォームデータモデルサービスを呼び出しステップ

AEM Forms のデータ統合機能により、複数の異なるデータソースを設定して接続することができます。これらのデータソースには、データベース、Web サービス、REST サービス、OData サービス、CRM ソリューションがあります。AEM Forms のデータ統合を使用すると、様々なサービスを実行するフォームデータモデルを作成できます。例えば、構成されたデータベースに対して、データの取得、追加、更新を実行できます。データモデルサービスの呼び出しステップを使用して、フォームデータモデル(FDM)を選択し、FDM のサービスを使用できます。例えば、各種データソースの取得、更新、追加を行うことができます。   

ステップのフィールドの入力について説明するために、次のデータベーステーブルと JSON ファイルを例として使用します。

サンプル CustomerDetails テーブル

プロパティ

Sarah
Rose
Customer ID 1
電子メールアドレス
srose@we.info

サンプル JSON ファイル

{ 
  customer: { 
   firstName: "Sarah", 
   lastName:"Rose", 
   customerId: "1", 
   emailAddress:"srose@we.info" 
 }, 
  insurance: {
   customerId: "1", 
  policyType: "Premium,
  policyNumber: "Premium-521499",
  customerDetails: { 
   firstName: "Sarah",
   lastName: "Rose",
   customerId: "1",
   emailAddress: "srose@we.info" 
  }
 }
}

フォームデータモデルサービスを呼び出しステップには、以下に一覧されたフィールドがあり、フォームデータモデルの操作に役立ちます。

  • タイトル:ステップのタイトルです。ワークフローエディターでステップを識別するのに役立ちます。
  • 説明:説明は、共通の開発環境で作業する他のプロセス開発者にとって有用です。
  • フォームデータモデルのパス:サーバー上のフォームデータモデルを参照して選択します。
  • サービス:選択したフォームデータモデルのサービスのリストです。
  • サービスの入力/リテラル、ワークフローメタデータ、JSON ファイルを使用して入力データを指定:サービスには複数の引数を持たせることができます。ワークフローメタデータプロパティ、JSON オブジェクトからサービス引数の値を取得するか、用意されたテキストボックスに直接値を入力するには、このオプションを選択します。
    • リテラル:指定する値が正確に分かっている場合は、このオプションを使用します。例えば、srose@we.info と指定します。
    • ワークフローメタデータから取得:使用する値がワークフローメタデータプロパティに保存されている場合は、このオプションを使用します。例えば、emailAddress と指定します。
    • JSON ドット表記法:使用する値が JSON ファイル内にある場合は、このオプションを使用します。例えば、insurance.customerDetails.emailAddres と指定します。「JSON ドット表記法」オプションを使用できるのは、「入力 JSON からのマップ入力フィールド」オプションが選択されている場合だけです。
    • 入力 JSON からのマップ入力フィールド:JSON ファイルのパスを指定して、その JSON ファイルから一部のサービスの引数の入力値を取得します。JSON ファイルのパスは、ペイロードに対する相対パスまたは絶対パスのどちらでもかまいません。
  • サービスの入力/JSON ファイルを使用して入力データを指定:JSON ファイルからすべての引数の値を取得するには、このオプションを選択します。
  • JSON ファイルのパスを入力:すべてのサービス引数の値を含む JSON ファイルのパスです。JSON ファイルのパスは、ペイロードに対する相対パスまたは絶対パスのどちらでもかまいません。
  • JSON ドット表記法:指定した JSON ファイルのすべてのオブジェクトをサービス引数の入力として使用するには、フィールドを空のままにします。指定した JSON ファイルからサービス引数の入力として特定の JSON オブジェクトを読み取るには、JSON オブジェクトにドット表記法を指定します。例えば、この節の冒頭に一覧表示されている JSON に似た JSON を使用している場合は、insurance.customerDetails を指定して、顧客のすべての詳細をサービスへの入力として提供します。
  • サービスの出力/マップして出力値をメタデータに書き込む:CRX リポジトリ内のワークフローインスタンスのメタデータノードのプロパティとして出力値を保存するには、このオプションを選択します。メタデータプロパティの名前を指定し、メタデータプロパティにマップされる対応するサービス出力属性を選択します。例えば、出力サービスが返す phone_number をワークフローメタデータの phone_number プロパティでマッピングします。
  • サービスの出力/出力を JSON として保存:出力値を JSON ファイルとして保存するには、このオプションを選択します。  
  • 出力 JSON ファイルのパス:出力 JSON ファイルを保存するパス。出力 JSON ファイルのパスは、ペイロードに対する相対パスまたは絶対パスのどちらでもかまいません。

ドキュメントに署名ステップ

ドキュメントに署名ステップでは、Adobe Sign を使用してドキュメントに署名できます。ドキュメントに署名ステップには、次のプロパティがあります。

  • 契約名:契約のタイトルを指定します。契約名は、署名者に送信される電子メールの件名と本文の一部になります。
  • ロケール:電子メールと検証オプションの言語を指定します。
  • Adobe Sign クラウド設定:Adobe Sign クラウド設定を選択します。Adobe Sign を AEM Forms 用に設定していない場合は、Adobe Sign と AEM Forms の統合を参照してください。
  • 署名するドキュメント:ペイロードを基準とした相対的な場所からドキュメントを選択するか、ペイロードをドキュメントとして使用するか、ドキュメントの絶対パスを指定することができます。
  • 期限までの日数:期限までの日数」フィールドに指定された日数の間にタスクのアクティビティがない場合、ドキュメントは期限切れとマークされます。 日数は、ドキュメントが署名のためにユーザーに割り当てられた後にカウントされます。
  • リマインダー電子メールの頻度:リマインダー電子メールを日単位または週単位で送信できます。週のカウントは、ドキュメントが署名のためにユーザーに割り当てられた日から始まります。
  • 署名プロセス:ドキュメントへの署名を順次おこなうか並列でおこなうかを選択できます。順次おこなう場合、ドキュメントは署名のために一度に 1 人の署名者に送信されます。最初の署名者がドキュメントの署名を完了すると、ドキュメントは 2 人目の署名者に送信され、それ以降も同様です。並列でおこなう場合、複数の署名者が同時に 1 つのドキュメントに署名することができます。
  • リダイレクト URL:リダイレクト URL を指定します。ドキュメントへの署名が完了したら、担当者を URL にリダイレクトすることができます。通常、この URL には、感謝のメッセージやその後の手順が含まれています。
  • ワークフローステージ:1 つのワークフローに複数のステージを含めることができます。これらのステージは、AEM インボックスに表示されます。これらのステージは、モデルのプロパティ(サイドキック/ページ/ページのプロパティ/ステージ)で定義できます。
  • 署名者を選択:ドキュメントの署名者を選択する方法を指定します。ワークフローを動的にユーザーまたはグループに割り当てることも、手動で署名者の詳細を追加することもできます。
  • 署名者を選択するためのスクリプトまたはサービス:このオプションを使用できるのは、「署名者を選択」フィールドで「動的」オプションが選択されている場合のみです。ECMAScript またはサービスを指定して、ドキュメントの署名者と検証オプションを選択することができます。
  • 署名者の詳細:このオプションを使用できるのは、「署名者を選択」フィールドで「手動」オプションが選択されている場合のみです。電子メールアドレスを指定し、オプションの検証メカニズムを選択します。2 段階検証メカニズムを選択する前に、設定済みの Adobe Sign アカウントに対して対応する検証オプションが有効になっていることを確認してください。
  • ステータス変数:Adobe Sign 対応ドキュメントでは、ドキュメントの署名ステータスが変数に格納されます。ステータス変数の名前(adobeSignStatus)を指定します。インスタンスのステータス変数は、変数のステータスが格納されている CRXDE の /etc/workflow/instances/<server>/<date-time>/<instance of workflow model>/workItems/<node>/metaData から利用できます。
  • 署名済みドキュメントのパス:署名済みドキュメントを保持する場所を指定します。ペイロードファイルを上書きするか、ペイロードディレクトリ内の場所に署名済みドキュメントを配置するかを選択できます。

ドキュメントサービスのステップ

AEM ドキュメントサービスは、PDF ドキュメントを作成、アセンブルおよび保護するための一連のサービスです。AEM Forms は、それぞれのドキュメントサービスに対して個別の AEM ワークフローステップを提供します。

ドキュメントのタイムスタンプを適用ステップ

ドキュメントにタイムスタンプを追加します。入力ドキュメントのパス、入力ドキュメントの名前、書き出されたデータの保存場所など、ドキュメントの詳細を指定します。既存のペイロードファイルを上書きすることも、別のファイル名を選択してペイロードフォルダー内の別のファイルにデータを保存することも可能です。

画像に変換 ステップ

PDF ドキュメントを画像ファイルに変換します。サポートされる画像形式は、JPEG、JPEG2000、PNG および TIFF です。TIFF 画像を変換するときは、次の情報が適用されます。

  • 複数ページの TIFF ファイルが生成されます。
  • 一部の注釈は TIFF 画像に含まれません。表示の生成に Acrobat が必要な注釈は含まれません。

PDF/A に変換ステップ

提供されたオプションを使用して PDF ドキュメントを PDF/A フォーマットに変換します。PDF/A バージョンの Portable Document Format(PDF)は、ドキュメントのアーカイブおよび長期保存に特化しています。

PS に変換ステップ

PDF ドキュメントを PostScript に変換します。PostScript に変換する際は、変換操作を使用して、ソースドキュメントおよび PostScript レベル 2 または 3 のどちらに変換するかを指定できます。PostScript ファイルに変換できるのは、非インタラクティブ PDF ドキュメントに限られます。

指定されたタイプで PDF を作成ステップ

入力ファイルから PDF ドキュメントを生成します。入力ドキュメントは、ペイロードを基準とした相対位置または絶対パスで指定できます。また、ペイロード自体を指定してもかまいません。

URL/HTML/ZIP から PDF を作成ステップ

指定された URL、HTML および ZIP ファイルから PDF ドキュメントを生成します。

データを書き出し ステップ

PDF フォームまたは XDP ファイルからデータを書き出します。入力ドキュメントのファイルパスとデータの書き出し形式を入力する必要があります。データの書き出し形式のオプションは、「自動」、「XDP」および「XmlData」です。

PDF を指定されたタイプに書き出しステップ

PDF ドキュメントを選択した形式に変換します。

非インタラクティブ PDF を生成 ステップ

非インタラクティブ PDF を生成します。様々なカスタマイズオプションが用意されています。

データを読み込みステップ

フォームデータを PDF フォームにマージします。フォームデータを PDF フォームに読み込むことができます。

DDX を呼び出しステップ

入力ドキュメントの指定したマップに対して DDX ファイルを実行し、操作された PDF ドキュメントを返します。

PDF を最適化ステップ

PDF ファイルは、サイズを小さくして最適化します。この変換を実行すると、生成された PDF ファイルが、元のファイルサイズよりも小さくなる場合があります。また、この操作では、PDF ドキュメントを、最適化パラメーターで指定されたバージョンの PDF に変換します。

最適化設定は、ファイルの最適化方法を指定します。設定の例を次に示します。

  • 対象 PDF バージョン

  • JavaScript アクションや埋め込みページサムネールなどのオブジェクトの破棄

  • コメントやファイル添付などのユーザーデータの破棄

  • 無効な設定または使用されていない設定の破棄

  • 圧縮されていないデータの圧縮、またはより効率的な圧縮アルゴリズムの使用

  • 埋め込みフォントの削除

  • 透明効果の値の設定

PDF フォームをレンダリングステップ

フォームデザイナー(XDP)で作成したフォームを PDF フォームにレンダリングします。

ドキュメントの保護ステップ

ドキュメントの暗号化、署名および証明をおこないます。AEM Forms は、パスワードベースと証明書ベース両方の暗号化をサポートしています。ドキュメントに署名するための様々なアルゴリズムの中から選択することもできます。例えば、SHA-256 や SH-512 があります。また、このワークフローステップを使用して PDF ドキュメントを拡張することもできます。このワークフローステップには、バーコードのデコード、デジタル署名、PDF データの読み込みと書き出しなどのオプションを有効にするためのオプションが用意されています。 

プリンターに送信ステップ

ドキュメントをプリンターに直接送信します。次の印刷アクセスメカニズムがサポートされています。

  • 直接アクセス型プリンター:印刷元のコンピューターにインストールされているプリンター。このコンピューターは「プリンターホスト」と呼ばれます。コンピューターに直接接続されたローカルプリンターなどが、このプリンターに該当します。
  • 間接アクセス型プリンター:他のコンピューターからアクセスするプリントサーバーにインストールされたプリンター。ネッツワークプリンタに接続するには、Common UNIX® Printing System(CUPS)や Line Printer Daemon(LPD)プロトコルなどの技術を利用できます。間接アクセス型プリンターにアクセスするには、プリントサーバーの IP またはホスト名を指定します。ネットワークで LPD が実行されている場合は、このメカニズムを使用してドキュメントを LPD の URI に送信できます。このメカニズムを使用すると、LPD が実行されているネットワークに接続されたプリンターであれば、どれに対してもドキュメントをルーティングすることができます。

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