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Adobe Experience Manager 6.4 Assets 固有のリリースノート。

AEM 6.4 Assets リリースの主要な機能を以下に示します。

Creative Cloud エンタープライズ版の Adobe Asset Link を使用すると、コンテンツ作成プロセスでのクリエイターとマーケティング担当者の共同作業を効率化できます。これは Creative Cloud エンタープライズ版の新しいネイティブ機能で、使用中の Photoshop、Illustrator、InDesign から AEM Assets に直接アクセスできるようになります。
 
この機能、使用するための必要条件、アクセス方法について詳しくは、Adobe Asset Link のページを参照してください。

強化されたスマートタグ(Adobe Sensei を利用)

AEM 6.4 には、6.3 で取り入れられたスマート タグに加えて、人工知能ベースの強化されたスマートタグ機能が導入されています。

  • AEM Assets の強化されたスマートタグサービスでは、お客様のビジネス分野の分類を学習し、汎用タグに加えてお客様に関連するタグをデジタルアセットに自動的に付加します。これにより、アセットの検索効率が大幅に向上し、市場投入までの時間が短縮されます。 
  • 強化されたスマートタグサービスは Adobe Sensei を利用したもので、お客様のビジネス分野の分類に基づいて画像認識アルゴリズムをトレーニングすることができます。このコンテンツインテリジェンスを利用して、類似のアセットに関連性の高いタグが付加されます。

AEM Assets の強化されたスマートタグを使用するには、AEM 6.4 機能パック FP1 が必要です。

スマート翻訳検索(Adobe Sensei を利用)

AEM 6.4 には、多言語検索シナリオに対応したスマート翻訳検索機能が導入されています。お客様のチームが世界中に分散していて複数のロケールが使用されている場合に、コストと時間のかかる翻訳ワークフローを経なくても、様々な言語で検索できるようになりました。

  • 検索クエリーは自動的に翻訳されます。
  • スマートタグをサポートしています。スマートタグは英語で生成されますが、他の言語に機械翻訳されます。
  • 多言語検索機能は、オープンソースライブラリの Apache Joshua を使用して作成されています。このライブラリは 50 以上の言語をサポートしています。

ユーザーエクスペリエンス

AEM 6.4 では、閲覧、検索、複数ページアセット、管理ツールの面でユーザーエクスペリエンスが大幅に改善されています。詳細は以下のとおりです。

閲覧の改善

  • 新しいコンテンツツリーレールでアセット階層内をすばやく移動できます。これをリスト表示と組み合わせれば、クラシック UI インタラクションモデルに戻してアセット階層内を閲覧することができます。
  • 移動操作(M キー)、プロパティページへの移動(P キー)、コピー操作(Ctrl+C キー)など、多くの新しいキーボードショートカットが追加されました。
  • 多数のアセットの閲覧に対応するように、カードおよびリスト表示でのスクロールが改善され、遅延読み込みがおこなわれるようになりました。 
  • 表示設定に基づいて様々なサイズのカードをサポートするように、カード表示が改善されました。
  • アセットの詳細でのエクスペリエンスが改善され、現在のアセットの表示や「前」または「次」のアセットへの移動が可能になりました。 

検索の改善

  • 検索の戻るボタンが新たに追加され、検索項目に移動後、検索クエリーをもう一度実行しなくても検索結果の同じ位置に戻ることができるようになりました。
  • 検索結果の数が表示されるようになりました。
  • ファイルタイプによる検索フィルターが改善され、以前の「画像」、「ドキュメント」、「マルチメディア」などのオプションではなく、.jpg、.png、.psd などの詳細な MIME タイプに基づいてきめ細かくフィルター処理できるようになりました。
  • 検索フィルターが改善され、以前の時間スライダー機能ではなく、正確なタイムスタンプで処理できるようになりました。

複数ページアセットの改善

  • 複数ページアセットの閲覧操作が改善され、クリック数が少なくなりました。
  • コメントと注釈のサポートが改善され、ページレベルではなくアセットレベルですべて照合されるようになりました。 

管理ツールの改善

  • メタデータ、検索、レポートの管理ツールに用意されているプロパティピッカーが改善され、オートコンプリート機能や閲覧機能により管理操作が簡単になりました。

カタログ

  • ユーザーエクスペリエンスが改善され、テンプレート UI に適合するようになりました。詳しくは、カタログ作成を参照してください。

メタデータ

AEM 6.4 には、複数の高度なメタデータ管理機能が組み込まれており、大量のメタデータを管理し、ルールと検証を通じてメタデータの整合性を確保できるようになっています。主な機能を以下に示します。

  • 新しいメタデータ一括書き出し機能により、多数のアセットのメタデータを CSV 形式で(すべてまたは選択的に)書き出して、編集、共有、サードパーティ統合をおこなうことができます。
  • 新しいメタデータ一括読み込み機能により、CSV ファイルを読み込んで、複数のアセットに対する新規メタデータの追加や既存メタデータの更新を一度におこなうことができます。これは非同期操作なので、システムパフォーマンスへの悪影響はありません。操作が完了したら、AEM の通知システムから通知されます。
  • メタデータスキーマツールを使用した新しいカスケードメタデータおよびコンテキストメタデータが導入されました。依存関係のチェーンやフィールド間の値マッピングを定義できるようになりました。また、メタデータフォームフィールドが表示/非表示のコンテキストを定義することもできます。こうして、他のフィールドの値に応じて、いつでも、関係のあるフィールドのみ表示することができます。

レポート

AEM 6.4 では、アセットレポート機能が大幅に強化されています。

  • Sling ジョブを適用した拡張性の高い(大規模なリポジトリに対応)エンタープライズレベルの新しいレポートフレームワークで、レポート要求を非同期的に処理できます。特定の日時にレポートをスケジュールすることができます。また、カスタム列をレポートに追加することもできます。
  • ディスク使用量、ファイル、リンク共有、Brand Portal に公開、スマートタグトレーニングなど、お客様からよく求められる OOTB レポートが新しく用意されました。
  • 新しいレポート作成および管理 UI には、オプションがきめ細かく用意されており、アーカイブされたレポートへのアクセスやレポート実行ステータス(成功、失敗、待機中など)の表示が可能です。

Brand Portal

  • 6.3 プラットフォームへのアップグレード: Brand Portal は AEM 6.0 から AEM 6.3 にアップグレードされ、新機能の追加やパフォーマンスの向上がおこなわれました。
  • 並列公開: AEM Assets と Brand Portal の間で発生する可能性のあるレプリケーションの数(以前は 1)まで対応しており、公開のパフォーマンスが大幅に向上しています。
  • スキーマおよび検索ファセットの公開:メタデータスキーマとカスタム検索ファセットを Brand Portal に公開できるので、作業の重複をなくすことができます。
  • タグの一括公開:(階層と共に)分類を Brand Portal に公開できるので、作業の重複をなくすことができます。
  • セルフサインアップ/リクエストアクセス: Brand Portal に登録していないユーザー向けのワークフロー
  • アプリ内(画面上)のメンテナンス通知:事前に通知が表示されるので、ビジネスの混乱を避けることができます。
  • レポート機能の向上:ダウンロード、公開、リンク共有の 3 つの OOTB レポートが使用可能です。
  • DRM ベースの制限事項:ライセンスされたアセットの有効期限が切れると、Brand Portal からダウンロードできなくなります。

AEM Desktop App

AEM Desktop App は、バージョン 1.8 にアップデートされました。このバージョンは AEM 6.4 と互換性があります。AEM Desktop App の変更点の完全なリストについては、AEM Desktop App リリースノートを参照してください。
AEM 6.3 のリリース以降に追加された AEM Desktop App の主な機能を以下に示します。
  • フォルダー階層をバックグラウンドでアップロードする機能。
  • アセットのアップロードをバックグラウンドで監視するための UI。
  • キャッシュ機能の向上(キャッシュのパラメーターを管理するための UI など)。
  • AEM 認証設定(SAML/SSO)とネットワークプロキシに幅広く対応。
  • サポート性:UI からログに容易にアクセス可能。
  • 安定性の向上とお客様から報告された問題の修正。

ドキュメントとベストプラクティスについては、次のドキュメントを参照してください。

  • ユーザーガイド(アプリケーションを操作するエンドユーザーが対象)
  • ベストプラクティスガイド(エンドユーザーと管理者が対象)
  • 設定ガイド(AEM と AEM Desktop App が連携するようにセットアップする管理者が対象)

階層ストレージ

AEM 6.4 には、様々な階層ストレージ環境設定をサポートしライフサイクルルールを実行する一連の機能が含まれています。ストレージオプションでは、AWS や Azure などのパブリッククラウドもサポートしています(それに限定されるわけではありません)。

  • ユーザーがストレージクラスを自由に選択し後で変更できるほか、アセットストレージのルール定義をあるクラスから別のクラスに変更したり、アセットのライフサイクルを管理することができます。
  • ユーザーが別の AWS や Azure を選択することでストレージコストを削減できます。

サポートされているプラットフォームの概要については、技術要件に関するドキュメントを参照してください。

閉じられたユーザーグループ

  • AEM 6.4 では、閉じられたユーザーグループ(CUG)は、パブリッシュインスタンス上のフォルダーへのアクセスを制限する手段となります。これは、フォルダープロパティページからフォルダーレベルでプリンシパルを追加するタッチ UI オプションで、フォルダーとその配下のすべてのサブフォルダー/アセットに適用されます。 
  • パブリッシュモードでは、フォルダーに対して CUG が設定されていて、認証が有効になっている場合は、ユーザーがそのフォルダーにアクセスしようとすると、ログインページにリダイレクトされます。したがって、ログインに成功した後でのみ、権限を持つユーザーがフォルダーとその中のアセットにアクセスできます。このように、CUG は、選ばれたプリンシパルを除くすべてのユーザーに対して、コンテンツリポジトリ内の特定のツリーのみ読み取りを制限します。

Dynamic Media アドオン

AEM 6.4 の Dynamic Media では、マスターアセットのアップロードと管理を AEM Assets Web UI でおこなえる新しいモードをサポートしており、動的レンディションなどのダイナミックメディア機能は、Dynamic Media クラウド配信サービスによりバックグラウンドで処理されます。

この新しいモード(AEM 6.3 機能パック 14410 および 18912 のリリースで初めて導入)では、ユーザーは、最新の AEM Assets Web UI でエンドツーエンドのアセット管理およびダイナミックメディア機能を有効に利用しつつ、Dynamic Media Classic(Scene7)と下位互換性のある配信サービスを活用できます。例えば、配信 URL などがありますが、これらは変更されていません。

この他にも、AEM 6.4 で導入されているものとしては、Adobe Sensei を利用した新しい機能、VR や 3D などの新しいメディアに対応する機能強化、ダイナミックメディアビューア、インタラクティブ画像やカルーセルバナーでのエクスペリエンスフラグメントのサポートなどがあります。

スマート切り抜き(Adobe Sensei を利用)

  • スマート切り抜きでは、画像の非破壊的な切り抜きを自動的におこない、重要な部分だけを残します。これにより、レスポンシブデザインに対応します。切り抜かれる部分をプレビューし、必要に応じて、切り抜く範囲を手動で調整することができます。
  • この機能により、製品画像のスウォッチを自動的に生成することもできます。自動スウォッチ生成は、カラースウォッチやパターンスウォッチまたはその両方を製品画像に自動的に追加するのに役立ちます。

詳しくは、イメージプロファイルのドキュメントを参照してください。

また、Dynamic Media コンポーネントでのスマート切り抜きの使用について詳しくは、ページへのダイナミックメディアアセットの追加を参照してください。

スマートイメージング

  • スマートイメージングは、各ユーザーに固有の閲覧特性を利用して、ユーザーのエクスペリエンスに最適化された画像を自動的に提供するので、パフォーマンスとエンゲージメントが向上します。
  • ブラウザーの機能に応じて、画像が様々な形式に自動的に変換されます。
  • 画質の設定は、それぞれのブラウザーで決定され適用されます。これにより、限られた帯域幅と低速の接続でも、画像の読み込みパフォーマンスを許容できる範囲に保つことができます。

詳しくは、スマートイメージングのドキュメントを参照してください。

新しいメディアとビューアの機能強化

  • 新しいビューアがサポートされ、臨場感のあるより良いエクスペリエンスをユーザーに提供できます。
  • パノラマビューアは、ユーザーを引き付け、室内の光景、建物、場所、景観などをよりリアルに体験できるようにするうえで役に立ちます。詳しくは、パノラマ画像のドキュメントを参照してください。
  • VR ビューアを使用すると、建物、場所、景観などを臨場感を持って体験できます。
  • 製品画像に最適化された垂直画像ビューアが用意されています。
  • キーボードのアクセシビリティが向上しました。

3D および Dimension CC との統合

Dimension CC と統合され、よりシームレスな 3D ワークフローが可能になりました。

詳しくは、3D アセットの使用を参照してください。

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