デバイスダッシュボードを使用すると、Screens Player のアクティビティやデバイスのパフォーマンスを監視およびトラブルシューティングできます。このページでは、Screens Player や割り当てられているデバイスを監視し、確認されたパフォーマンスの問題をトラブルシューティングする方法について説明します。


さらに、このパネルでは、「キャッシュをクリア」および「更新」をクリックして、デバイスのキャッシュをクリアしたり、ファームウェアバージョンを更新したりすることもできます。
また、デバイスの詳細パネルの右上隅にある ... をクリックして、プレーヤーを再起動したり、ステータスを更新したりすることもできます。



注意:
デバイスの自動更新または手動更新に関連するイベントについて詳しくは、チャネルの管理の「デバイスダッシュボードでの自動更新と手動更新の違い」の節を参照してください。

プレイヤーのスクリーンショットパネルを使用すると、デバイスからプレーヤーのスクリーンショットを表示できます。
プレイヤーのスクリーンショットパネルの右上隅にある(...)をクリックし、「スクリーンショットを更新」を選択すると、実行中のプレーヤーのスナップショットが表示されます。

注意:
これらのオプションについて詳しくは、AEM Screens Player を参照してください。


デバイスからサーバーへのデータの送信を許可するには、空のリファラーを有効にする必要があります。例えば、空のリファラーのプロパティが無効になっていると、デバイスからスクリーンショットを返送できません。
現在、これらの機能の一部は、OSGI 設定で Apache Sling リファラーフィルターの Allow Empty 設定が有効になっている場合にのみ使用できます。ダッシュボードには、セキュリティ設定がこれらの機能の一部の動作を妨げる可能性があることを示す警告が表示される場合があります。
Apache Sling リファラーフィルターの Allow Empty 設定を有効にするには、次の手順を実行します。
- Adobe Experience Manager Web コンソールの設定に移動します。
- 「allow.empty」オプションをオンにします。
- 「Save」をクリックします。

次の節では、ヘルスを把握したり、問題に対処したりするために、ネットワークリンク、サーバーおよびプレーヤーを監視することが推奨されています。
AEM の組み込みの監視では、次の点がチェックされます。
- 5 秒間隔のハートビート。これは、AEM Screens Player が動作中であることを示します。
- プレーヤーのスクリーンショット。これは、プレーヤーに現在何が表示されているかを示します。
- AEM Screens Player ファームウェアバージョンがプレーヤーにインストールされていること。
- プレーヤー上に空きストレージ領域が存在すること。
サードパーティソフトウェアを使用してリモート監視をおこなう場合は、次の点をチェックすることが推奨されています。
- プレーヤー上の CPU 使用量。
- AEM Screens Player プロセスの動作状態。
- プレーヤーのリモート再起動。
- リアルタイム通知。
プレーヤーハードウェアおよび OS をデプロイする際には、リモートログインを許可して問題の診断やプレーヤーの再起動をおこなえるようにすることをお勧めします。
チャネルで再生されているビデオをデバッグおよびトラブルシューティングする方法については、ビデオのトラブルシューティングを参照してください。