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後方互換性のために、AEM 6.3 以降で /etc および /content に存在するコンテンツおよび設定は、アップグレードですぐに変更または変換されません。これは、これらの構造上にあるお客様のアプリケーションの依存関係が変更されないようにするためにおこなわれます。AEM 6.4 のすぐに使用できるコンテンツが別の場所でホストされていても、これらのコンテンツ構造に関連する機能は同じままです。

これらのすべての場所が自動的に変換されるわけではありませんが、いくつかの遅延した CodeUpgradeTasks も遅延コンテンツ移行と見なされます。これを使用すると、次のシステムプロパティを設定してインスタンスを再起動することで、これらの自動変換をトリガーできます。

-Dcom.adobe.upgrade.forcemigration=true

これにより、移行中に CodeUpgradeTasks が実行されます。

目的は効率的な実行ですが、このアップグレード処理は同期的です。そのため、処理される必要のあるコンテンツの量に応じたダウンタイムを伴います。実稼動システムの前にステージ環境で実行時間を評価して、それに応じたメンテナンスウィンドウを計画することをお勧めします。

通常、これにもアプリケーションの調整が必要となるので、このアクティビティは対応するアプリケーションのデプロイメントと共に実行する必要があります。

次に、6.4 で導入された CodeUpgradeTasks の完全なリストを示します。

名前 関連する AEM バージョン 移行のタイプ 詳細
Cq561ProjectContentUpgrade < 5.6.1 即時  
Cq60MSMContentUpgrade < 6.0 即時 削除された VersionStorage からすべての LiveRelationShips を検出し、親に実行プロパティを追加します。
Cq61CloudServicesContentUpgrade < 6.1 即時 デフォルトの保護設定でクラウドサービスを再構築します。
Cq62ConfContentUpgrade < 6.2 即時 /content から /conf へのプロパティベースのリンクを削除し(OSGi メカニズムで置き換え)、対応する OSGi 設定を生成します。
Cq62FormsContentUpgrade < 6.2 即時 merge_preserve 処理が原因で、デフォルトの保護拒否ルールが指定された権限を上書きするので、アップグレード時に並べ替えが必要になります。
CQ62Html5SmartFileUpgrade < 6.2 即時 Html5SmartFile ウィジェットを使用するコンポーネントを検出し、コンテンツ内でのコンポーネントの使用を検索して、実質的にバイナリを下のレベルに移動してコンポーネントレベルに格納しないことで永続性を再構築します。
Cq62ProjectsCodeUpgrade < 6.2 即時 古いスタイルのプロジェクトを /etc/projects から /content/projects に移動します。
Cq62TargetCampaignsContentUpgrade < 6.2 即時 階層(Areas)にコンテナレイヤーを導入し、参照を調整します。
Cq62TargetContentUpgrade < 6.2 即時 固定された場所名をターゲットコンポーネントに設定します。
Cq62WorkflowContentUpgrade < 6.2 即時 ワークフローの複雑な変換では、6.2 の構造、インスタンス、通知にさかのぼり、/var/backup のバックアップの場所から結合し直してモデル化します。
CQ63AssetsMetadataFormsUpdate < 6.3 即時 アセット、カスタムメタデータスキーマおよび処理プロファイルを /apps から /conf に移動して、メタデータスキーマおよびメタデータプロファイルフォームを coral2 から coral3 に変換します。
CQ63AssetsSearchFacetsUpdate < 6.3 即時 アセットおよびカスタム検索ファセットを /apps から /conf に移動して、メタデータスキーマおよびメタデータプロファイルフォームを coral2 から coral3 に変換します。
CQ63InboxItemsUpgrade < 6.3 即時 インボックス項目を並べ替えるために InboxItems を更新(効率的な並べ替えのためにメタデータを調整)します。
CQ63MetadataSchemaConfigUpdate < 6.3 即時 相対パスを /apps の代わりに /conf に置き換えることで、フォルダーの metadataSchema プロパティを調整します。
CQ63MobileAppsNavUpgrade < 6.3 即時 ナビゲーション構造を調整します。
CQ63MonitoringDashboardsConfigUpdate < 6.3 即時 監視ダッシュボードのカスタム設定を /libs および /apps から移動します。
CQ63ProcessingProfileConfigUpdate < 6.3 即時 6.3 以降の構造に合致させるために、(6.1 まで使用されていた)アセットの processingProfile プロパティを変換します。また、プロファイルの相対パスを /apps の代わりに /conf に変更します。
CQ63ToolsMenuEntriesContentUpgrade < 6.3 即時 アップグレードの場合に、廃止された CRXDE Lite および Web コンソールのメニューエントリを削除するアップグレードタスク。
CQ64CommunitiesConfigsCleanupTask < 6.3 遅延 SRP クラウド設定、コミュニティウォッチワード設定を移動して、/etc/social および /etc/enablement をクリーンアップします(遅延移行が実行される際に、参照およびデータを調整する必要があります。アプリケーション部分がこの構造に依存しなくなるようにする必要があります)。
CQ64LegacyCloudSettingsCleanupTask < 6.4 遅延 /etc/cloudsettings をクリーンアップします(ContextHub 設定を含む)。最初のアクセス時に設定が自動的に移行されます。アップグレードに伴って遅延コンテンツ移行が開始される場合、/etc/cloudsettings にあるこのコンテンツは、アップグレード前にパッケージを介して保持し、暗黙的な変換を開始するために再インストールする必要があります。パッケージは移行の完了後にアンインストールされます。
CQ64UsersTitleFixTask < 6.4 遅延 従来のタイトル構造をユーザープロファイルノードのタイトルに適合させます。

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