CQBufferedImageCache はアセットのアップロード中に、ヒープを消費します

問題:アセットを大量にアップロードする間、Adobe Experience Manager がクラッシュする

アセットを大量にアップロードする間、Adobe Experience Manager 6.x はクラッシュするか、遅延が発生します。ヒープダンプ分析は、CQBufferedImageCache がヒープの四分の一以上を消費していることを示します。

解決策

CQBufferedImageCache のデフォルトの最大キャッシュサイズは、JVM ヒープサイズの四分の一に設定されています。

問題を説明すると、例えばあなたは、5 GB の最大ヒープ(-Xmx パラメーター)と、1 GB で設定された Oak BlobCache、2 GB で設定されたドキュメントのキャッシュを含むシステムを持っているとします。この場合、バッファーされたキャッシュは、最大 1.25 GB になり、予期しないスパイク用に 0.75 GB のメモリのみが残ります。最終的に、OutOfMemoryErrors で JVM が失敗します。この問題を解決するには、バッファされた画像のキャッシュに設定された最大サイズを縮小します。

Adobe Experience Manager にアセットを大量にアップロードする場合は、OSGi Web コンソールでサイズを設定することで、バッファされたキャッシュのサイズを調整します。

  1. http://host:port/system/console/configMgr/com.day.cq.dam.core.impl.cache.CQBufferedImageCache に移動します。
  2. プロパティ cq.dam.image.cache.max.memory をバイトで設定します。例えば、1073741824 は1GB です(1024*1024*1024 = 1 GB)。
注意:

AEM 6.1 SP1 から、このプロパティを設定するために sling:osgiConfig ノードを使用している場合、データタイプが Long に設定されていることを確認します。 

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