現在の(アップグレードされていない)AEM 環境において、http://aem-host:port/crx/packmgr/index.jsp に移動し、管理者ユーザーとしてログインします
目的
AEM をアップグレードする場合、/libs フォルダーから /apps にオーバーレイされているほとんどのカスタマイズは、アップグレード後に機能しない可能性があります。これらのカスタマイズでは、アップグレード後に工場出荷時の機能を切り離すことさえもできます。この状況を解決するには、以下の手順に従って、カスタマイズを新しいバージョンの AEM に移行します。
手順
-
-
/apps フォルダーとその対応する /libs ファイルの下のすべてのオーバーレイを含むパッケージを作成します。例えば、/apps/cq/ui/widgets/source/widgets/wcm/SiteAdmin.Actions.js の下の /libs/cq/ui/widgets/source/widgets/wcm/SiteAdmin.Actions.js をオーバーレイした場合は、パッケージにこれらのパスの両方が含まれています。
-
パッケージをダウンロードします
-
パッケージのコンテンツをローカルで展開します
-
差分ツールをインストールします
-
差分ツールを使用して、手順 4 で zip から抽出された jcr_root/apps および jcr_root/libs フォルダーを差分します
-
工場出荷時のボックスファイルをオーバーレイする場合は、この差分を使用し、差分した古いカスタマイズを確認します
-
ローカルマシン上で、アップグレードする AEM バージョンのクリーンなインスタンスをインストールします
-
新しいインスタンスの http://aem-host:port/crx/packmgr/index.jsp に移動します
-
AEM のより新しいバージョンから同じオーバーレイ /libs の場所のパッケージを作成します
-
パッケージをダウンロードします
-
パッケージのコンテンツを解凍します
-
より新しい AEM バージョンから抽出した差分とファイルを使用し、カスタマイズを「アップグレード」または再実装します