内容 (What's Covered)

弊社では、自分のデータやコンピュータの状況をユーザー自身がコントロールできる環境の実現を目指しています。Flash Player 8 およびそれ以降のバージョンでは、ある種のローカルコンテンツがコンピュータ上のデータにアクセスする操作や、そうしたデータをインターネットに送信する操作を、ユーザーに意識されない方法で、またはユーザーの同意を得ずに実行することを禁止しています。ユーザーがコンテンツを信頼してインターネットの通信を許可するには、Flash Player 設定マネージャを使用します。この文書では、設定マネージャを使用してローカルコンテンツの信頼を設定する方法について説明します。

ローカルコンテンツからのアクセスが制限されている理由

ローカルコンテンツからのインターネット通信を許可する方法

信頼を設定済みのコンテンツでも、まだローカルファイルのセキュリティ警告が表示される理由

追加情報

ローカルコンテンツからのアクセスが制限されている理由

Flash Player のローカルコンテンツ用セキュリティでは、ローカルコンピュータ上に保存された特定種類のローカルコンテンツによるネットワーク通信が制限され、ユーザーの許可を得なければ実行できません。このセキュリティ方針によって、有害コンテンツの可能性があるものからユーザーを守り、コンピュータやローカルネットワーク上に保存されている秘密の情報がインターネット上のどこかへ送信されるのを防いでいます。

場合によっては、現在使用している、安全であるとわかっている Flash コンテンツが、このセキュリティのために正しく動作しないことがあります。そのようなコンテンツについては、信頼できるコンテンツであることを指定すれば使用できるようになります。Flash Player で信頼するように設定されたコンテンツからは、コンピュータ上のデータにアクセスでき、インターネットの通信も実行できます。

メモ : 表示したいコンテンツを信頼するように設定する際は、そのコンテンツが文字どおり "信頼できる" ものであることが必要です。Flash Player のローカルコンテンツ用セキュリティと、ローカルコンテンツに伴う潜在的なセキュリティリスクの詳細については、記事「Flash Player Security for Local Content*」を参照してください。

ローカルコンテンツからのインターネット通信を許可する方法

Flash Player を使用していると、[Flash Player セキュリティ] 警告ダイアログボックス (図 1) が表示されることがあります。これは、信頼の対象とされていないアプリケーションがインターネットの通信を試みたため、Flash Player がその操作をブロックしたことを示します。そのアプリケーションの内容がわかっていて、インターネットのアクセスを許可したい場合は、Flash Player の設定マネージャを使用し、信頼するコンテンツの一覧にそのアプリケーションを追加することにより、インターネットの通信を実行できるようになります。

[Flash Player セキュリティ] 警告ダイアログボックスが表示された場合の操作 :

  1. [設定] (図 1) をクリックすると、設定マネージャの [グローバルセキュリティ設定] パネルが表示されます。[OK] をクリックすると、このダイアログボックスが閉じますが、コンテンツは Flash Player によってブロックされたままになります。







    図 1. ローカルファイルセキュリティの警告は、ローカルコンテンツがインターネットで通信しようとすると表示されます
  2. [編集] (図 2) をクリックしてポップアップメニューを開き、[追加] を選択します。信頼するファイルおよび場所の一覧にコンテンツを追加するためのダイアログボックスが表示されます。







    図 2. 設定マネージャの [グローバルセキュリティ設定] パネル
  3. ローカルコンピュータ上にあるファイルやディレクトリを追加するには、目的のコンテンツの場所を [このサイトを信頼する] ボックスに入力します。セキュリティダイアログボックスの [設定] ボタンから [グローバルセキュリティ設定] ダイアログボックスにアクセスした場合は、該当コンテンツがあるコンピュータ上の場所がヒントとして表示されます (図 3)。このヒントをコピーしてテキストボックスにペーストし、[確認] をクリックすると、信頼する場所の一覧にその場所が追加されます。



    または [ファイルを参照] または [フォルダを参照] をクリックして、ファイルまたはフォルダを選択するダイアログボックスを開き、信頼する対象を選択して一覧に追加することもできます。選択した後は、[確認] をクリックして確定します。



    メモ :
    ディレクトリを信頼すると、その中に含まれるサブディレクトリやすべてのコンテンツも信頼の対象となります。







    図 3. セキュリティダイアログボックスの [設定] ボタンから [グローバルセキュリティ設定] ダイアログボックスにアクセスした場合は、該当コンテンツがあるコンピュータ上の場所がヒントとして表示されます。
  4. 指定した場所が、信頼する場所の一覧に表示されます。設定マネージャを閉じると、目的のコンテンツまたはアプリケーションに戻ります。新しい設定を有効にするために、ブラウザ上でコンテンツの表示を更新するか、アプリケーションを再起動する必要があります。これにより、目的のコンテンツが Flash Player 上でインターネットの通信を実行することが許可されます。







    図 4. 目的のコンテンツが、信頼する場所の一覧に表示されます。

信頼を設定済みのコンテンツでも、まだローカルファイルのセキュリティ警告が表示される理由

上記の手順に従って設定した後も、信頼したコンテンツの特定部分についてまだ [Flash Player セキュリティ] 警告が表示されることがあります。これには次のような場合が考えられます。

  • 信頼する場所の一覧に、さらにいくつかのファイルを追加する必要がある場合 : アプリケーションは複数の要素 (SWF ファイルや HTML ページなど) から構成されていることがあります。インターネットの通信を実行する個々の要素を、それぞれ信頼の対象として設定する必要があります。必要に応じて、目的のコンテンツまたはアプリケーションがあるディレクトリ全体を信頼の対象とすることもできます。たとえば、インターネットでの通信を実行するファイルが "C:/SampleApp/sampleApp.swf" である場合、"C:/SampleApp" ディレクトリを信頼の対象に追加すれば、ディレクトリ内にあるすべてのファイルが信頼されます。ただし、信頼する場所の一覧にディレクトリ全体を追加するのは、そのディレクトリ内にあるすべてのコンテンツとサブディレクトリを信頼できる場合だけにしてください。最上位ディレクトリ ("C:/" など) は決して信頼の対象に加えてはなりません。
  • 信頼する場所の一覧に誤って別のパスを追加したか、パスのキー入力に誤りがある場合 : 追加したパスが目的のコンテンツの場所を正確に表しているかどうかチェックするには、そのパスをブラウザのアドレスバーに直接入力し、そこに目的のコンテンツがあるかどうか確認します。
  • 信頼する場所の一覧に追加した後で、目的のコンテンツが別の場所に移動した場合 : 一覧に追加した後になってコンテンツの場所が変わると、Flash Player に設定したパスは有効な場所を表すものではなくなります。この文書で説明されている手順に従って、新しい場所を追加してください。また、意図しない別のコンテンツが信頼の対象となるのを防ぐために、以前の場所は一覧から削除しておくことをお勧めします。

追加情報 (Additional Infromation)

セキュリティに関する他の情報については、「Flash Player のセキュリティとプライバシー」、「Flash Player 8のセキュリティ警告について」を参照してください。

ローカル共有オブジェクトの詳細については、「What Is a Local Shared Object?*」を参照してください。サードパーティのローカル共有オブジェクトについては、「What Is a Third-Party Local Shared Object?*」を参照してください。Flash Player のローカル共有オブジェクトを無効にする方法については、文書番号 228706 ローカル共有オブジェクトを管理および無効化する方法を参照してください。

弊社では、個人ユーザーのプライバシーを重要な問題と認識し、Web 上の個人情報に関するセキュリティの保護に取り組んでいます。皆様に安心して Web を利用いただけるよう、Flash Player のプライバシー管理機能を提供し、さらに改良を続けていきます。

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