Adobe Stockの無料テンプレートを使って、コマ割りレイアウトの賑やかな学園祭ポスターを作る方法をご紹介します。1からデザインする必要はありません。写真や文字を好きなように差し替えるだけ。シンプルな地図も入れて、本格的に仕上げてみましょう。
地図入りの学園祭ポスターを作る

難易度2/5

 

本チュートリアル内で使用する主な機能
Adobe Stockテンプレート、レイヤー、文字タッチツール、配置、クリッピングマスク、スウォッチ、アピアランス

 

地図入りの学園祭ポスターを作る

手順1/6

Illustratorを起動し、テンプレートをダウンロードする

Illustratorを起動し、「ファイル」→「新規」を選択すると、「新規ドキュメント」のダイアログが開きます。「印刷」から「コマ割りの学園祭チラシレイアウト」を選択し、「ダウンロード」をクリックしてテンプレートをダウンロードします。もしくは、こちらからテンプレートをダウンロードすることも可能です。

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テンプレートのダウンロードが完了したら、ボタンが「開く」に変わるので、クリックしてテンプレートを開きます。

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手順2/6

レイヤーの構造を確認する

「レイヤー」パネル(開いていないときは「ウィンドウ」→「レイヤー」を選択)を見ると、ポスターのアイテム別にレイヤーが分かれています。目のマークをクリックして表示/非表示を切り替えると、どのレイヤーにどのアイテムが含まれているかを確認できます。

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ポスターを作成していく際、オブジェクトが重なっていると編集がしづらかったり、誤って別のオブジェクトを動かしてしまうなどのミスが生じたりするため、動かさないアイテムはロックをしておくと操作がしやすくなります。

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手順3/6

文字を入力、編集する

レイヤーパネルで「テキスト」レイヤーを選択します。ツールパネルから「文字ツール」を選択し、変更したいテキストを選択して文字を打ち替えます。学校名や日付、その他の情報をすべて打ち替えてみましょう。

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入力したテキストの細かな調整が行うには、「ウィンドウ」→「書式」→「文字」を選択」し、「文字」パネルを表示させます。文字と文字の間隔を調整したい時は、調整したい文字をドラッグして選択し、「トラッキング」の数値を変更します。数値が大きいほど間隔が広くなり、小さくなるほど間隔が狭くなります。

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一文字ずつの間隔を調整したい時は、文字と文字にカーソルを挿入し、「カーニング」の数値を変更します。

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一文字ずつ個別に大きさや角度を調整したい場合は、ツールパネルから「文字タッチツール」を選択するか、文字パネル右上のメニューから「文字タッチツールを表示」を選択し、パネルに表示された「文字タッチツール」ボタンをクリックします。

テキスト上の任意の文字をクリックすると、バウンディングボックスが表示されるので、それぞれのハンドルをドラッグすることで、文字の大きさや角度、位置などを変更することができます。テキスト情報は保持されたままなので、後から文字を打ち替えることも可能です。

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手順4/6

画像をコマの中に配置する

ドキュメント上にはすでにコマ割りが設定されています。それぞれのコマに画像を配置していきましょう。まず、「選択ツール」で左上のコマを選択し、右クリック(Wndows)またはControlキー + クリック(Mac)して、コンテクストメニューから「選択クリッピングマスク編集モード」を選択します。

画面が選択クリッピングマスク編集モードに切り替わるので、「ファイル」→「配置」を選択し、配置したい画像ファイルを選んで、「配置」をクリックします。コマの上でマウスをクリックすると、画像が配置されます。クリックする際に、マウスをドラッグして画像の大きさを指定することができます。左上のコマが隠れるように少し大きめに配置します。

画像が配置されたら、コマの中にうまく収まるように画像の大きさや位置を調整します。調整ができたら、左上の矢印のアイコンを2回クリックして確定します。

画面が通常のモードに戻り、画像がコマの形で切り抜かれた状態で配置されます。 同様の操作で、他のコマにも画像も配置していきましょう。

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手順5/6

背景の色を変更する

レイヤーパネルで、「背景」レイヤーを選択します。このレイヤーは、ドキュメントの一番下にあるドット柄の背景です。オレンジを別の色に変更してみましょう。

ドット柄は、パターンとしてスウォッチに登録されています。「ウィンドウ」→「スウォッチ」を選択し、「スウォッチ」パネルを表示させます。登録されたパターン「ドット背景」をダブルクリックすると①、「パターンオプション」パネルと、パターンの編集画面が表示されます。ダイレクト選択ツールで中央のオレンジの部分を選択します②。

「ウィンドウ」→「カラー」を選択し、「カラー」パネルを表示させます。C(シアン)を0%、M(マゼンタ)を15%、Y(イエロー)を100%、K(黒)を0%に指定します③。ドキュメントの上にある「○完了」 をクリックすると④、通常の画面に戻り、オレンジが黄色に変更されます。

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手順6/6

地図を作成する

最後に、会場の地図を作成してみましょう。地図サイトなどの地図をIllustratorにレイヤーとして読み込み、それを下絵にして描くと簡単です。地図レイヤーの上に新規レイヤーを作成し、下絵をなぞるように道路や建物を描いていきます。地図レイヤーを非表示にすると(目のアイコンをクリック)、仕上がり具合が確認できます。文字を入れる場合も、同じように新規レイヤーを重ねると作業がしやすくなります。

地図入りの学園祭ポスターを作る

 

ペンツールを使って道路や建物の形に沿ってクリックしていきます(終了するにはenterまたはReturnキーを押します)。道路を描くときは「線」のみを指定し、建物は「塗り」のみを指定します。道路の幅に合わせて「線」の幅を調整したり、建物の「塗り」の色を変更したりして地図を完成させましょう。

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ここで、地図の作成に役立つ「アピアランス」について説明します。アピアランスでは、1つのオブジェクトに対して新たに塗りと線を追加し、複数のパーツを重ねて作成したような見た目にすることができます。

アピアランスを調整するには、「ウィンドウ」→「アピアランス」を選択し、「アピアランス」パネルを表示させます。地図上の線を選択した状態で、アピアランスパネル右上のメニューから「新規線を追加」を選択します。追加した「線」のカラーサンプルをクリックし、スウォッチに登録された色(ここでは水色)を選択します。続いて、線幅を細く指定します。

これで、両側に道を挟んだ川の図を1つのオブジェクトで作成することができます。

※アピアランスの使い方について詳しくはこちらをご覧ください。

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作り方をひと通りマスターしたら、今度は全体の色味や画像を変更したりして、さまざまなバリエーションのデザインを試してみましょう。

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Adobe Stockのテンプレートを使用すれば、作品がすばやく仕上がるだけでなく、レイヤーの構造やアピアランスの設定など、データがどのように作られているかを確認することができるため、今後の創作活動に役立てていただけると思います。他にも様々な種類のテンプレートを用意していますので、ぜひ試してみてください。

 

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