Adobe Illustratorでライブシェイプと直線を作成します。作成後、コントロールウィジェットを使用して、幅、高さ、角丸の半径のプロパティを動的に変更し、自分が望む形状に正確に編集します。

ピンクを背景に、黒、白、黄色の幾何学シェイプが描かれた白いトートバッグを手にする女性

長方形を描画する

ツールバーから長方形ツールを選択し、アートボード上をドラッグします。角丸の半径を変更するには、4つのコーナーウィジェットのいずれかをドラッグします。半径が最大値に達すると、赤い弧が表示されます。

半径を個別に変更することもできます。そのためには、ダイレクト選択ツールで、変更するアンカーポイントをクリックして選択します。コーナーウィジェットをドラッグすれば編集できます。

8つあるバウンディングボックスのハンドルのいずれかをドラッグすることで、長方形のサイズを変更できます。回転させるには、ポインターをコーナーハンドルの外側に離していき、回転アイコンが表示されてからドラッグします。

シェイプの位置を変更するには、シェイプツールを選択した状態で、中心点ウィジェットをドラッグします。

長方形ツールを使用して長方形を描画する。コーナーウィジェットをドラッグしてコーナーの半径を変更し、角を丸くする

シェイプを正確に編集する

プロパティパネルの「変形」セクションでは、シェイプのサイズ、回転角度、およびその他の属性を変更できます。詳細オプション(...)をクリックすれば、角の種類など、シェイプのその他のプロパティを表示できます。

ヒント:回転したシェイプやパスを元の角度にリセットするには、「回転」フィールドで「0°」を選択します。

変形パネルを使って長方形を回転して編集する

多角形を描画する

ツールパネルで長方形ツールを長押して、他のシェイプツールを表示します。多角形ツールを選択し、アートボード上でドラッグしてシェイプを描画します。

多角形は、デフォルト設定では六角形です。辺ウィジェットをドラッグすると、辺の数を動的に変更することができます。または、プロパティパネルの「変形」セクションの「詳細オプション」をクリックして、スライダーを使用するか、「多角形の辺の数」を入力することもできます。

ライブ特性を維持したまま、縦横比を変更して多角形を拡大・縮小することができます。シェイプを等辺の多角形に戻すには、「辺の長さを等しくする」をクリックします。

多角形ツールを使って辺の数を指定し、別のシェイプを作成する。プロパティパネルで多角形を編集する

多角形の角を丸める

いずれかのコーナーウィジェットをドラッグすれば、多角形のすべての角を丸くすることができます。角を個別に編集するには、ダイレクト選択ツールを使用して、変更するコーナーウィジェットのみクリックして選択します。

ヒント:Altキー(Windows)またはOptionキー(macOS)を押しながらウィジェットをクリックすれば、角丸(外側)、角丸(内側)、面取りなど、「角の種類」が順に切り替わります。

多角形の角は、コーナーウィジェットをドラッグしてすべての角を丸くすることも、ダイレクト選択ツールを使って個別の角を編集することもできる

楕円形を描画する

ツールバーで多角形ツールを長押しして、楕円形ツールを選択します。ドラッグして楕円を作成します。楕円形のサイズを動的に変更するには、バウンディングボックスのハンドルをドラッグします。

縦横比を保持したままシェイプのサイズを変更するには、バウンディングボックスのハンドルをShiftキーを押しながらドラッグします。Alt+Shiftキー(Windows)またはOption+Shiftキー(macOS)を押しながらドラッグすれば、縦横比を保持したまま中心点を基準にしてサイズを変更できます。

楕円を回転するには、バウンディングボックスのハンドルからポインターを離していき、回転アイコンが表示されたらドラッグして回転させます。回転角度を示すツールチップが表示されます。 

ヒント:Shiftキーを押しながら回転すると、45°単位の角度でスナップします。

楕円形ツールで楕円や円を描き、バウンディングボックスのハンドルを使って編集する

扇型を作成する

楕円を選択し、扇型ウィジェットをドラッグして、扇形を作成します。プロパティパネルの「変形」セクションで詳細オプション(...)をクリックします。扇形を切り取った形状を作成するには、「扇形を反転」(双方向矢印)ボタンをクリックします。

ヒント:扇形をリセットして楕円形に戻すには、いずれかの扇形ウィジェットをダブルクリックします。

プロパティパネルにある扇形ウィジェットと「扇形を反転」ボタンを使って、円から扇形を切り取る

直線を描画する

ツールバーで直線ツールを選択します。ドラッグして直線を描画すると、ツールチップに角度と長さが表示されます。 

直線を回転させるには、ポインターを端のウィジェットから離していきます。回転アイコンが表示されたら、ドラッグして、回転させます。直線はその中心点を基準に回転します。

直線ツールで描画すると、線の長さと角度が表示される

サイズ変更と整列

ウィジェットをドラッグして、線のサイズを変更します。あるいは、「変形」セクションの「詳細オプション」をクリックし、好みの長さと角度を入力します。 

中心点ウィジェットを使用すると直線の中心を簡単に特定できるため、その中心を基準にオブジェクトを正確に配置、整列できます。

ウィジェットをドラッグして、線のサイズを変更する。中心点を示す小さい青点を基準にすると、オブジェクトを正確に整列させるのに役立つ

常に正確で最適化されたシェイプを描画する

スマートガイドを表示すれば(表示/スマートガイド)、描画時にヒントとなる色の付いたガイドラインが表示されます。例えば以下のようなものがあります。

  • 線の端をドラッグして伸ばすと、その軌道に沿ってヒントガイドが表示されます。
  • 長方形の描画中に正方形になる位置にくると、四角形の内側に対角線ガイドが表示されます。
  • 楕円の描画中に正円になる位置にくると、円の内側に十字線ガイドが表示されます。
マゼンタ色の線(スマートガイド)は、正確な円や四角形を描いたり、線の軌跡を表示したりするのに便利

隣接するオブジェクトを正確に整列させる

スマートガイドを表示すれば(表示/スマートガイド)、アートボード上でオブジェクトを移動したり、配置するときに、他のオブジェクトに揃えたり、あるいはオブジェクト同士の間隔を均等にするのに役立ちます。

スマートガイドでオブジェクト間の距離を表示すると、オブジェクトを正確に整列させるのに役立つ

今回ご紹介したような基本的なシェイプの描画を練習してみてください。それが複雑なイラストを作成する際の基礎となります。作成した後であっても、何度でも編集、修正できるので、まずは作成してみましょう。

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