フレーム内にアートワークやテキストを配置した後でも、フレームとフレーム内のコンテンツ、またはその両方の位置やサイズを変更できます。
このサンプルファイルには、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材が含まれています。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、 Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。
練習用ファイル(resize-content-frame_START.indd)は2ページ見開きで空のフレームが作成してあります。このファイルを開き、フレーム内に手持ちのアート、またはサンプルアートを配置します。
「Sample Photos」フォルダーから「Beans.jpg」を選択し、左ページ上部の長方形フレームにドラッグします。
このままではフレームに対して画像が大きすぎます。選択ツールでフレームをクリックして選択します。フレームの中央に、ドーナツ型のコンテンツグラバーアイコンが表示されます。
画像のサイズを自由に変更するには、コンテンツグラバーをクリックします。アートワークの周囲に茶色のフレームが表示されます。Shiftキーを押しながらフレームのコーナーハンドルをドラッグすれば、縦横比を保ったままアートワークをサイズ変更できます。
アートワークの位置を変更するには、フレーム内でコンテンツグラバーを任意の方向にドラッグします。
「Nitro-brew.jpg」をすぐ下のフレーム上にドラッグします。選択ツールでフレームを選択します。
「フレームサイズ調整」のボタンを使用して、フレーム内に表示する画像のサイズと位置を調整することもできます。ボタンはプロパティパネルの「フレームサイズ調整」セクションにあります。
例えば、フレーム内にアキができないように縦横比を保ったまま画像を拡大縮小するには、「フレームに均等に流し込む」をクリックしますが、画像はトリミングされる場合があります。「内容を自動認識に応じて合わせる」(最後のボタン)をクリックすれば、画像はフレームサイズに比例してフィットします。
「Café-Owner.jpg」を右側の丸いフレームにドラッグします。学んだテクニックを活用して、フレーム内の画像のサイズと位置を変更してみましょう。
選択ツールでフレームを選択し、「フレームサイズ調整」セクションの「自動調整」を選択します。これで、デザインに合わせて、フレームと画像の両方を等倍でサイズ変更できます。
フレームのみ(空のままでも、画像が配置されていても)サイズ変更することもできます。選択ツールでフレームを選択し、任意のハンドルをドラッグしてサイズ変更します。縦横比を維持してサイズ変更するには、Shiftキーを押しながらフレームのコーナーハンドルをドラッグします。
「Pour-over.jpg」を一番左のフレーム上にドラッグして、画像サイズをフレームに合わせます。
テキストがあふれている場合(テキスト量よりもフレームサイズの方が小さいとき)は、いずれかのハンドルをダブルクリックすれば、自動的にフレームが拡張します。
注意 :このショートカットは、あふれたテキストがそのページ内に収まる場合にのみ有効です。
フレームのサイズがテキスト量に比べて大きすぎるときは、いずれかのハンドルをダブルクリックすると、テキストぴったりのサイズに縮小されます。
その調子で、練習を重ねましょう。すぐにスマートなレイアウトを作成できるようになります。