Adobe InDesign CCで裁ち落としのオプションを正しく設定すれば、紙の端までアートワークを印刷できます。
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デザインしたものの周囲に余白を残さず用紙の端まで印刷するには、デザインしたオブジェクトを裁ち落とし領域まで広げて最終的な印刷サイズよりも少し大きくなるようにします。次に、内トンボを追加します。これは、最終的な印刷サイズにするために用紙を断裁する位置です。そのため、デザインしたオブジェクトを内トンボよりも外まで伸ばす必要があります。印刷後に内トンボの外に飛び出した部分をトリミングすれば、ページ全体にデザインしたものを表示できます。

トリムの外側にある裁ち落とし
トリムの外側にある裁ち落とし

ドキュメントの作成時に裁ち落としを設定する

印刷用紙の端までデザインしたい場合は、ドキュメントの作成時に裁ち落としを設定しましょう。


InDesignを起動して、「新規作成」をクリックします。(新規ドキュメントをカスタマイズする方法については、新規ドキュメントを作成するを参照してください)。

画面上部にある「印刷」タブをクリックします。「プリセットの詳細」で、単位を選択します。

下にスクロールし、「裁ち落としと印刷可能領域」をクリックしてパネルを展開します。任意の単位で、裁ち落としの値を入力します。例えば、本文でパイカなど別の単位を使用していても、"0.125 in"、"3 mm"などの指定が可能です。天、地、ノド、小口すべての裁ち落としに同じ値を入力するか、チェーンアイコンをクリックして、それぞれ異なる値を入力します。

注意:裁ち落としの標準値は「.125 in(3mm)」ですが、印刷所によってはこれよりも大きい値が指定される場合があります。 


印刷可能領域は裁ち落としよりも外側にあるため、必要に応じてメモや印刷用指示を入れることも可能です。印刷可能領域もトリミングで除去されます。

ヒント:デスクトッププリンターの中には、ページの端まで印刷できないものがあります。その場合は、用紙サイズよりも小さいドキュメントサイズを指定し、印刷後に裁ち落としで断裁します。

裁ち落としと印刷可能領域
「裁ち落としと印刷可能領域」をクリックして、右端のアイコン(すべての設定を同一にする)をクリック

後で裁ち落としを設定

裁ち落とし設定は、後でドキュメントに追加することも、元の裁ち落とし設定を編集することも可能です。


ファイル/ドキュメント設定を選択します。「裁ち落としと印刷可能領域」をクリックして、値を入力します。

初期設定の単位に変換
初期設定の単位に自動的に変換される

裁ち落としガイドにアートワークを揃える

アートワークの端をページの裁ち落としガイドに合わせて作成します。アートワークのオブジェクトがガイドにスナップするため、正しく印刷されることを確認できます。

裁ち落とし領域をプレビュー
裁ち落とし領域をプレビュー

裁ち落としガイドにオブジェクトをスナップ
裁ち落としガイドの端にオブジェクトをスナップ

印刷ドキュメントのプレビュー

アートワークを裁ち落としガイドに合わせて作成した後、印刷して目的のサイズにトリミングした状態をプレビューできます。

ツールバーの一番下にあるモードアイコンを長押しして、「裁ち落としモード」を選択します。このモードを選択すると、裁ち落とし領域とその内側にあるすべての印刷可能なオブジェクトが表示されます。「プレビュー」を選択すると、ドキュメントをトリミングした後の状態が表示されます。

後から裁ち落としを設定
後から裁ち落としを設定

裁ち落とし付きPDFの作成

ドキュメントを印刷所に渡す段階で、裁ち落としと印刷可能領域付きのPDFに保存します。

ファイル/書き出しを選択し、形式に「Adobe PDF(プリント)」を選択します。「PDF 書き出しプリセット」では、印刷所の推奨設定を選択します。


「一般」タブで、「書き出した後PDFを表示」を選択します。「トンボと裁ち落とし」でセクションで、「内トンボ」と「ドキュメントの裁ち落とし設定を使用」を選択します。印刷可能領域にメモを追加した場合は、「印刷可能領域を含む」も選択します。「書き出し」をクリックします。

ファイルをPDFで保存する
ファイルをPDFで保存する

お役に立ちましたか?印刷所向け指示の指定方法について詳しくは、トンボと裁ち落としを参照してください。

PDF書き出しプリセットを選択
適切なPDF書き出しプリセットを選択

PDFを書き出す
PDFを書き出す

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02/21/2019
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