Instagram、Facebookなどのソーシャルメディアプラットフォームに適したマーケティングコンテンツや広告を作るワークフロー
オフィスサプライ用品を宣伝する3種類の広告が3台のスマートフォンに表示されている

Adobe InDesignのデジタルデザイン用ツールを使いこなして、会社のビジネス、製品、イベントを宣伝しましょう。ソーシャルメディアキット、Instagramストーリーコンテンツ、デジタル広告、デジタルチラシなど、各種のデジタルマーケティングコンテンツを作成しましょう。

まずは、その作業に欠かせない機能やワークフローについて説明します。

デザインの着手時に方針を正しく設定する

ソーシャル向けレイアウトや広告をデザインするための正しい土台を整えるために、デジタルコンテンツ用の適切な設定を使用しましょう。

  • 新規ドキュメントの作成時に、目的に合ったAdobe Stockテンプレートを探すか、多彩な選択肢からサイズを1つ選んで完全に新しいデザインの作成を始めます。
  • 完全に新規のデザインを作成する場合は、新規ドキュメントダイアログボックスで「web」または「モバイル」カテゴリを選択し、画面上での利用に適したRGB(R=レッド、G=グリーン、B=ブルー)カラーモードを指定します。「単位」では、ピクセルを選択します。
新規ドキュメントダイアログボックスで新しいドキュメントを用意する

ドキュメントの設定

正しい間隔を保ち、コンテンツをグリッドに合わせて整列させるために、プロパティパネルで段組とマージンを設定しましょう。整列の基準をさらに増やすには、画面のルーラーをドラッグし、必要な場所でドロップします。

ドキュメントの段組とマージンをプロパティパネルから設定中。段組とマージンはレイアウトに重ねて表示される

作業効率アップ

複数のバージョンや複数のソーシャルレイアウトへの対応についても、InDesignは作業を楽にする機能を備えています。

  • カラー、文字書式、グラフィックなどのビジュアルアイデンティティ要素はCreative Cloudライブラリパネルで保存しましょう。すべてのアドビデスクトップアプリおよびモバイルアプリからアクセスや整理操作ができるようになります。チーム内でライブラリを共有すれば、常に全員が最新版の素材を使用できます。
  • 見出し、ページ番号、ロゴなどの要素を各ページに一貫して表示するには、ページパネルでマスターページに配置します。マスターページとは、一種のドキュメントテンプレートのようなものです。マスターページに配置したオブジェクトは、そのマスターページを基にしている各ページに自動的に表示されます。
  • 異なるコンテンツや異なるバージョンのレイアウトを作成する際は、作業の出発点として、まず異なるマスターページを作りましょう。
広告のレイアウト作成に使う素材がCCライブラリパネルに表示されている

必要に応じたバージョンを作成する

  • ドキュメント内のページサイズを変更・調整することが必要になった場合は、異なるプラットフォーム向けのソーシャルレイアウトを別バージョンとして作成するという方法があります。「レイアウトを調整」機能を使えば、デザインを維持しながらページ要素を新しい寸法に合わせて調整できます。InDesignでは同じドキュメント内に様々なサイズのページを含められるため、複数のバージョンがあっても管理するファイルは1つで済みます。
  • デバイスの回転に対応して縦長、横長のデザインを別々に作成する必要がある場合は、「代替レイアウトを作成」コマンドで対応しましょう。
同じ広告のレイアウトを異なる画面寸法向けに調整した別バージョンの例

世界に向けて作品を公開する

様々なプラットフォーム向けのデザイン調整を済ませた後は、適切な形式で書き出すことが大切です。書き出し方法には、必要に応じて以下のような選択肢があります。

  • PDF:複数ページのPDFのファイルを作成することも、レビュー用に個別ページのPDFのファイルを作成することも可能です。
  • Publish Online:あらゆる種類のInDesignドキュメントをwebに公開し、ソーシャルネットワークまたは電子メールで共有することや、独立したURLとして共有することができます。
  • ファイル書き出し:作成した各種のデザインを、個別の画像としてPNG形式またはJPEG形式で書き出すことができます。

ブランドを宣伝して関心を集めるためのデジタルマーケティングと広告を制作するとき、ここで説明した機能やワークフローは有効な第一歩となります。

08/11/2020
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