内容 (What's Covered)

 

 

この文書では、Adobe InDesign CS で作成した文書を印刷する際の一般的な手順と、[プリント] ダイアログボックスの各設定について説明します。

 

A. InDesign CS で印刷する方法

B. [プリント] ダイアログボックス

 

 A. InDesign CS で印刷する方法

 

InDesign CS で文書を印刷するには、以下の操作手順を行います。

  1. InDeisign を起動し、印刷する文書を開きます。
  2. [ファイル] メニューから [プリント] を選択します。
  3. [プリンタ] ポップアップメニューから印刷に使用するプリンタ名を選択します。
  4. その他、必要な設定を行い、[プリント] ボタンをクリックします。

    ※ [プリント] ダイアログボックスの各設定については、B. の手順を参照してください。

 

ブックを印刷する場合は、以下の操作手順を行います。

  1. InDesign を起動し、印刷するブックを開きます。
  2. 以下のいずれかを行います。



    - ブック全体を印刷する場合

    [ブック] パレットメニューから [ブックをプリント] を選択します。







    - ブックの中の任意のファイルを選択して印刷する場合

    1. [ブック] パレットで印刷するファイルをクリックして選択します。

    2. [ブック] パレットメニューから [選択したドキュメントをプリント] を選択します。
  3. その他、必要な設定を行い、[プリント] をクリックします。

    ※ [プリント] ダイアログボックスの各設定については、B. の手順を参照してください。

 

PDF ファイルを作成する場合

コンピュータ本体に Acrobat 6.0 がインストールされている場合、InDesign のプリントコマンドから「Adobe PDF」プリンタを使用して PDF を生成することも可能です。

プリントコマンドを使用した PDF の作成については、以下の文書を参照してください。

文書番号 224077 プリントコマンドを使用した InDesign CS からの一般的な PDF 作成手順 (Windows 編)

文書番号 224078 プリントコマンドを使用した InDesign CS からの一般的な PDF 作成手順 (Macintosh 編)

 

 B. [プリント] ダイアログボックス

 

InDesign CS の [プリント] ダイアログボックスでは、以下の各パネルで印刷に関する設定を行います。

 

 

 注意 : プリンタ固有の設定(両面印刷など)は、InDesign の [プリント] ダイアログボックス内では直接操作を行えません。プリンタ固有の設定を変更するには、[プリント] ダイアログボックスの [プリンタ] ボタンをクリックして表示される各プリンタの設定画面で行います。プリンタの詳細設定については製造元にお問い合わせください。

 

 

 [一般] パネルでの設定

[一般] パネルでは、印刷するページの指定や見開きの設定などを行います。

以下の中から必要な手順を行います。

  1. [ページ] セクションで印刷するページの範囲を指定します。



    ※ 複数ページの一部を印刷する場合は、[範囲] を選択し、印刷するページを指定します。(例:「1-3」、「2-4,7-8」、「1,3,4」など)



  2. [順番] ポップアップメニューから用途に適した設定を選択します。

    ※ 例えば、「偶数ページのみ」を指定した場合は、偶数ページのみが印刷対象になります。[見開き印刷] もしくは [マスターページをプリント] にチェックが入っている場合は選択することができません。
  3. [オプション] セクションでは、任意で以下の設定を行います。

    - すべてのオブジェクトをプリントする場合は、[印刷しないオブジェクトをプリント] を選択します。

    - テキストやオブジェクトを含まない白紙のページがある場合でも印刷を行う場合は [白紙をプリント] を選択します。

※ [一般] パネルでのその他の詳細な設定ついては、InDesign CS ヘルプ「一般パネルでの設定」を参照してください。

 

 

 [セットアップ] パネルでの設定

[セットアップ] パネルでは、用紙サイズや印刷位置、方向などを指定します。

以下の中から必要な手順を行います。

  1. [用紙サイズ] ポップアップメニューから、印刷に使用する用紙のサイズを選択します。
  2. [方向] のいずれかのボタンを選択し、印刷の向きを設定します。選択した項目によってプレビューが変化します。



  3. カスタム用紙サイズを指定した場合は、[用紙の幅]、[用紙の高さ]、[オフセット]、[ページの間隔] を設定します。
  4. [オプション] セクションでは、[幅] と [高さ] の値を入力して拡大もしくは縮小率を指定することができます。

    [幅に合わせる] を選択すると、用紙サイズに合わせて自動的に拡大もしくは縮小が行われます。
  5. [ページの位置] ポップアップメニューから、ページの印刷位置を選択します。選択した項目によってプレビューが変化します。

 

※ [セットアップ] パネルでのその他の設定に関する詳細は、InDesign CS ヘルプ「用紙サイズの指定とオプションの処理」を参照してください。

 

 

 [トンボと裁ち落とし] パネルでの設定

印刷・出力会社では、校正刷りを作成する際、適正なキャリブレーションと網点角度やフィルムのサイズの調整などのために、トンボやセンタートンボを使用して色分解出力フィルムの見当合わせを行います。

[トンボと裁ち落とし] パネルの設定に関する詳細は、InDesign CS ヘルプ「トンボと裁ち落とし領域の印刷」を参照してください。

 

 

 [色分解] パネルでの設定

連続階調のカラー画像を印刷する工程では、アートワークのシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各部分が 4 つの版に分解されます。4 つの版に各カラーのインキを使用して、正確に重ね合わせて印刷すると、元のアートワークのカラーが再現されます。カラー画像を複数のカラーに分解する処理を色分解と呼び、色版と呼ばれるフィルムから刷版が作成されます。

以下の中から必要な手順を行います。

  1. [カラー] ポップアップメニューでは、以下のいずれかを選択します。

    - 出力デバイスに色分解を印刷するには、[カラー] ポップアップメニューから色分解設定を選択し、InDesignで色分解を行います。

    - ファイルに色分解を出力するには、[カラー] ポップアップメニューから、[色分解(InDesign)] または [色分解(In-RIP)] を選択して、RIP で処理できるようなコンポジット PostScript ファイルに保存します。

     注意 : Adobe In-RIP を使用する場合は、InDesign の色分解ではなく、In-RIP で作業します。
  2. [スクリーン] ポップアップメニューでは、スクリーン線数と解像度を指定します。適切な組み合わせのものを選択します。
  3. [インキ] セクションの [インキ管理] ボタンをクリックし、[インキ管理] ダイアログボックスを表示します。



    - すべての特色をプロセスカラーに変換する場合は、[すべての特色をプロセスカラーへ] をクリックしてチェックを入れ、[OK] をクリックします。







    - 特色を個々にプロセスカラーに変換する場合は、特色のエイリアスの左にあるインキ形式アイコンをクリックします。4 色のプロセスカラーアイコンが表示されます。

 

※ [色分解パネル] のその他の設定に関する詳細は、InDesign CS ヘルプ「色分解の制作」を参照してください。

 

 

 [グラフィック] パネルでの設定

[グラフィック] パネルでは、画像やフォントの設定を行います。

以下の中から必要な手順を行います。

  1. [画像] セクションの [解像度] ポップアップメニューから、以下のいずれかを選択します。

    - [すべて] : 最高解像度のデータを出力し、最も多くのディスク容量を必要とします。

    - [サブサンプリングを最適化する] : 使用する出力機器に最適な解像度で出力します。

    - [プロキシ] : 画面表示での解像度のデータが出力され、印刷時間が短縮されます。

    - [なし] : 一時的にすべてのグラフィックを×印のついたグラフィックフレームに置き換えて出力します。
  2. [フォント] セクションの [ダウンロード] ポップアップメニューでは、フォントのダウンロード設定を指定します。以下のいずれかを選択します。

    - [なし] : PostScript ファイルに記述されているフォントへの参照のみ、RIP やプロセッサにダウンロードされます。

    - [完全] : プリンタジョブの最初のドキュメントで要求されるすべてのフォントがダウンロードされます。

    - [サブセット] : ドキュメントで使用されている字形だけがダウンロードされます。

    ※ 詳細は InDesign CS ヘルプの「フォントの印刷に関するオプションの設定」を参照してください。
  3. [PostScript(R) レベル] ポップアップメニューから、出力機器に合わせた PostScript のレベルを選択します。

 

※ [グラフィック] パネルでのその他の設定に関する詳細は、InDesign CS ヘルプ「グラフィックとフォントの印刷」を参照してください。

 

 

 [カラーマネージメント] パネルでの設定

カラーマネージメントされた RGB または CMYK ドキュメントを印刷するとき、プリンタ出力時におけるカラーの一貫性のために、追加のカラーマネージメントオプションを指定することができます。

以下の中から必要な手順を行います。

  1. [ソーススペース] セクションの [ドキュメント]、[校正] のいずれか適切なものを選択します。
  2. [印刷領域] セクションの [プロファイル] ポップアップメニューから、以下のいずれかを用途に応じて選択します。

    - 現在のカラープロファイルを使用する場合は [ドキュメントの CMYK 領域] を選択します。

    - 別のプロファイルを使用する場合は、任意のプロファイルを選択します。

    - PostScript プリンタで印刷し、プリンタのレベルでカラーマネージメントを行う場合は [PostScript カラーマネージメント] を選択します。

 

※ [カラーマネージメント] パネルでのその他の設定に関する詳細は、InDesign CS ヘルプ「印刷時のカラーマネージメントの使用」を参照してください。

 

 

 [詳細] パネルでの設定

[詳細] パネルでは、OPI や透明の設定を行います。

以下の中から必要な手順を行います。

- ドキュメントに EPS ファイルが配置されたときに「埋め込まれた OPI 画像リンクの読み込み」が選択されていた場合、配置されている低解像度グラフィックの EPS ファイルを出力時に高解像度バージョンと置き換えるには、プリントダイアログボックスの詳細パネルの「OPI 画像の置換」を選択します。

- OPI サーバでの後処理による置き換えを、埋め込まれているグラフィックの種類によって無視するには、「OPI を無視」オプションから無視するグラフィックの種類を選択します。

- 透明効果を使用している場合は、[透明の分割・統合] セクションの [プリセット] ポップアップメニューから、[高解像度] を選択します。

 

※ [詳細] パネルでのその他の設定に関する詳細は、InDesign CS ヘルプ「EPS 書き出しオプションの設定」を参照してください。

 

 

 [概要] パネルでの設定

概要パネルでは、行った印刷の設定がすべて表示されます。[概要を保存] ボタンをクリックすると、印刷設定の内容をテキストファイルとして保存することができます。

 

 

追加情報 (Additional Information)

 

 

 

InDesign から直接印刷せず、出力用のファイルを入稿する場合などは、リンク画像や出力仕様書などの必要なファイルを 1 つのフォルダ内にまとめるパッケージ機能の使用をおすすめします。パッケージ機能の詳細については、InDesign CS ヘルプ「入稿ファイルの収集」を参照してください。

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