この文書では、Adobe InDesign の印刷機能について説明します。

A. プリントダイアログボックスでの設定

プリントダイアログボックスでは、印刷のオプションが複数のパネルにまとめられており、印刷に関わる設定を 1 つのダイアログボックスで行うことができます。また、頻繁に使用する印刷設定を保存しておいたり、印刷前にドキュメントの品質をチェックすることも可能です。
プリントダイアログボックスは、ファイル/プリント を選択して表示します。

A-1. トンボと裁ち落し

プリントダイアログボックスの「トンボと裁ち落とし」では、トンボの種類や太さの設定や、トンボを印刷するための設定が行えます。また、裁ち落としと印刷可能領域の設定も可能です。裁ち落としと印刷可能領域は、ドキュメントが最終的なページサイズにトリミングされる時に削除されます。

A-2. 色分解

色分解出力を印刷および保存することができます。カラー画像を複数のカラーに分解する処理を色分解と呼び、刷版の作成元となるフィルムを色版と呼びます。カラー画像をシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の 4 つのカラー版に分解し、各カラーのインキを乗せて、正確に重ね合わせてプリントすると、元のアートワークのカラーが再現されます。

A-3. 印刷設定の保存、編集

プリントダイアログボックス左下にある「プリセットを保存」ボタンから、設定したプリント設定をプリセットとして保存することができます。設定したプリセットは、選択して使用することができます。保存したプリセットの編集は、ファイル/プリントプリセット/定義 からプリントプリセットウィンドウを表示し、「編集」ボタンをクリックして行います。

B. ドキュメントの品質チェック

ドキュメントの印刷前や印刷会社・出力会社への入稿前に、パッケージ機能(ファイル/パッケージ)を使用して、ドキュメントの品質をチェックすることができます。パッケージウィンドウでは、ファイルやフォントの有無など、ドキュメントが正しく印刷されない問題を警告し、フォントや画像が正しく印刷される状態になっているかを確認することができます。警告アイコンで、問題のある領域を示します。

C. 印刷形式

C-1. タイル印刷

プリンタで印刷可能な用紙サイズを超えた大きなドキュメントを、分割して印刷することが可能です。タイル印刷の詳細については、こちらをご覧ください。
- 大きなサイズのドキュメントを分割して印刷する方法

C-2. ブックレット印刷

ブックレットをプリント機能により、商用印刷で使用される製本方法に合わせた面付け(プリンタースプレッド)で印刷することができます。
例えば、8 ページの小冊子を編集している場合、レイアウトウィンドウにはページが順番に表示されます。しかし、プリンタースプレッドでは、2 ページは 7 ページの隣に配置され、この 2 つのページを同じ用紙にプリントし、真ん中で折り、ページ順に揃えます。
ブックレット印刷を行うには、ファイル/ブックレットをプリント を選択し、ブックレットをプリント ダイアログボックスで設定を行い「プリント」ボタンをクリックします。

D. グリッドの出力

通常は印刷しないレイアウトグリッドやフレームグリッドを印刷したりすることができます。PDF ファイルや EPS ファイル、Postscript ファイルとして書き出すことも可能です。グリッドを出力するには、ファイル/グリッドのプリント・書き出し を選択します。

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