この文書では、Adobe InDesign のスニペットの利用方法について説明します。

A. スニペットとは

スニペットとは、オブジェクトを保持し、ページやページスプレッド上の相互に相対的な位置を記述したファイルです。ページ上にあるテキスト、読み込んだグラフィック、InDesign で作成したオブジェクトなどは、スニペットとして個々に書き出すことができます。スニペットを使用すると、ページオブジェクトを便利に再利用し、配置することができます。InDesign では、オブジェクトをスニペットとして書き出し、共同作業に使用したり、他のドキュメントで再利用することができます。

B. スニペットの書き出し

スニペットは、「書き出し」やドラッグ&ドロップで簡単に書き出すことができます。書き出したスニペットの拡張子は 「.idms」になります。スニペットを書き出すには、次のいずれかの操作を行います。

  • 選択ツールを使って 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、ファイル/書き出し を選択します。「ファイルの種類」(Windows)または「フォーマット」(Mac OS)から「InDesign スニペット」を選択します。ファイル名を入力して「保存」をクリックします。
  • 選択ツールを使って 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、選択内容をデスクトップなどにドラッグします。スニペットファイルが作成されます。
  • 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、選択内容を Mini Bridge パネルにドラッグします。スニペットファイルが作成されます。
  • 構造ウィンドウ(表示/構造/構造を表示)からアイテムをデスクトップにドラッグします。スニペットファイルが作成されます。

C. スニペットの配置

スニペットは、「配置」コマンドやドラッグ&ドロップでドキュメントに配置することができます。スニペットは元のドキュメントのページ上の位置関係を保っており、別のドキュメントに配置した場合でも、書き出し元のページ上の位置に基づいて配置することができます。

  1. InDesign を起動し、ファイルを開きます。
  2. スニペットを書き出し元のページと同位置に配置する場合は、次の操作を行います。
    ※ この操作を行わない場合は、配置する際にクリックしたカーソル位置にスニペットが挿入されます。

    1. 編集/環境設定/ファイル管理 を選択します。
    2. 環境設定ダイアログボックスの「スニペットの読み込み」項目で「元の位置」を選択します。
    3. 「OK」をクリックします。
  3. 次のいずれかの操作を行います。

    ・ スニペットファイルを InDesign のドキュメントページ上にドラッグ&ドロップします。

    1. ファイル/配置 を選択します。
    2. 配置 ダイアログボックスから InDesign スニペットファイル(*.idms)を選択し、「開く」をクリックします。
  4. スニペットが配置されます。

 

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