この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

内容 (What's Covered)

Adobe InDesign で作成した複数の文書で、共通するテキストを扱う場合、誤字の修正や文章の追加などの作業が発生すると、同一の内容を維持するためのチェック作業などが発生します。このようなワークフローは、InCopy 書き出しオプションを活用することにより簡素化されます。このワークフローにおいて、Adobe InCopy をインストールする必要はありません。

Adobe Digital Publishing Suite を使用して電子書籍を iPad に発行する場合、通常は縦置きと横置き両方のレイアウトに合わせて個別の文書を作成します。このようなモバイルデバイスにパブリッシュするワークフローの場合、テキストの共有は特に重要な意味を持ちます。

作業の概要 : リンクされた InCopy(.icml)ファイルを一方のファイルから書き出し、もう一方のファイルにそれを配置します。リンクされたテキストを編集する際、リンクされたストーリーをチェックアウトし、変更を保存してからチェックインします。その後、もう一方の文書でテキストを更新します。

InCopy 書き出しオプションを使用したテキストの共有

  1. テキストを共有する InDesign ドキュメントのいずれかでテキストフレームを選択するか、またはテキストフレーム内にカーソルを置きます。
  2. 編集/InCopy/書き出し/選択範囲を選択します。

  3. ファイル名と保存場所を指定して、「保存」をクリックします。

    この操作により、スレッド化されたテキストフレーム全体が共有されます。
  4. 「書き出し時に自動的に保存する」ダイアログボックスが表示されたら「OK」をクリックします。
  5. もう一方の InDesign ドキュメントにテキストフレームを作成するか、または既存のテキストフレームを選択します。
  6. ファイル/配置を選択します。
  7. 手順 3. で書き出した .icml ファイルを選択し、「開く」をクリックします。

これで、2 つのドキュメントでテキストを共有する準備ができました。次に変更を反映する方法について説明します。

  1. 一方のドキュメントで、共有しているストーリー内にカーソルを置きます。
  2. 編集/InCopy/チェックアウトを選択します。編集中のアイコンが表示されます。





     
  3. テキストを編集し、ドキュメントを保存します。
  4. 編集/InCopy/チェックインを選択します。アイコンが元に戻ります。





     
  5. もう一方のドキュメントを開き、共有しているストーリー内にカーソルを置きます。
  6. 編集/ InCopy/コンテンツを更新を選択します。
  7. 変更が反映されます。

テキストを共有する際、書式の変更がレイアウトに影響を及ぼす可能性がある点に注意してください。例えば、改行位置に手動で追加したハイフンは、もう一方のレイアウトでは改行を含まない位置でハイフンが表示される可能性があります。このような状況を回避するには、任意ハイフンを使用してください。

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