内容 (What's Covered)

 

この文書では、Adobe Soundbooth CS4 でオーディオやビデオファイルに含まれる音声ノイズを除去する方法について説明します。

Soundbooth では波形表示やスペクトル表示を利用して、バックグラウンドノイズやクリックノイズ、ランブルノイズ、あるいは規則性を持った特定のノイズを除去することができます。



A. バックグラウンドノイズを削除する方法

B. クリックノイズ、ポップノイズ、ランブルノイズを削除する方法

C. 特定のノイズを削除する方法

 

 A. バックグラウンドノイズを削除する方法

 

この方法は、ビデオカメラで撮影した映像に入った環境ノイズなどを取り除く場合などに有効な方法です。

以下の操作を行います。

  1. [ファイル] メニューから [開く] を選択し、編集するオーディオファイルを開きます。
  2. サウンドトラックの波形表示から、ノイズとして指定する箇所をドラッグして選択します。



     注意 : 除去対象となるノイズそのものを特定する必要があるため、他の音声が入っていないノイズのみの箇所を選択します。



  3. 以下のいずれかの操作を行います。

    - [タスク] メニューから [オーディオをクリーンアップ] を選択します。

    - [タスク] パネルの [オーディオをクリーンアップ] をクリックします。



  4. 以下のいずれかの操作を行います。

    - [プロセス] メニューから [ノイズプリントをキャプチャ] を選択します。

    - [ノイズプリントをキャプチャ] ボタンをクリックします。



    ※ この操作により、手順 2. で選択したノイズの周波数を解析し、オーディオファイルから除去するノイズを識別します。



  5. 以下のいずれかの操作を行います。

    - [プロセス] メニューから [ノイズを軽減] を選択します。

    - [タスク] パネルの [オーディオをクリーンアップ] セクションで [ノイズを削除] ボタンをクリックします。



  6. [ノイズ] ダイアログボックスが表示されたら、[キャプチャしたノイズプリントを使用] にチェックを入れ、[リダクション] および [削減値] スライダを使用してノイズ除去レベルを調整します。



    リダクション : ノイズフロアの振幅を指定します。 このしきい値を下回るオーディオは減衰されます。

    削減値 : ノイズフロアに達しないオーディオが減衰されるレベルを指定します。







    ※ [プレビュー] ボタンをクリックするとオーディオファイルが再生されるため、音声を聞きながら調整できます。また、緑色のパワーボタンをクリックすると設定のオン・オフを切り替えることができ、オリジナルの音声と比較しながら調整できます。
  7. 調整が終了したら [OK] をクリックします。

 

 B. クリックノイズ、ポップノイズ、ランブルノイズを削除する方法

 

クリックノイズ、ポップノイズ、ランブルノイズを削除するには、以下の操作を行います。

  1. [ファイル] メニューから [開く] を選択し、編集するオーディオファイルを開きます。
  2. 以下のいずれかの操作を行います。

    - [タスク] メニューから [オーディオをクリーンアップ] を選択します。

    - [タスク] パネルの [オーディオをクリーンアップ] をクリックします。
  3. 削除するノイズの種類に応じて、以下のいずれかの操作を行います。

    - [プロセス] メニューから [クリック / ポップを削除] または [ランブルを削除] を選択します。

    - [クリック / ポップを削除] または [ランブルを削除] ボタンをクリックします。



    クリック/ポップノイズ :クリック、ポップ、クラックルなどのノイズは静電気や機械の電源部分、ワイヤレスマイク、あるいは古くなったレコード針や盤面の傷などによって発生します。

    ランブルノイズ :背景で響くような、または低くうなるような轟音のノイズは多くの場合、プロテクトされていないマイクが拾う機械音やエンジンのアイドリング音、エアコンや風の音などが原因となっています。



  4. [クリック / ポップ] または [ランブル] ダイアログボックスで、スライダを使用してノイズ除去レベルを調整します。



    クリック / ポップ : オーディオのノイズに対する感度を指定します。この設定を高くすると、検出されるノイズは多くなりますが、保持したいオーディオも削除される可能性があります。小さなクリックノイズを除去するには小さい数値、大きなポップノイズを除去するには大きい数値を設定します。







    ランブル : ランブルノイズのカットオフ周波数を特定し、低い周波数をすべて除去します。交通騒音などの低いランブルノイズにはより小さい数値を、マイクの操作音などのランブルノイズにはより大きい数値を設定します。







    ※ [プレビュー] ボタンをクリックするとオーディオファイルが再生されるため、音声を聞きながら調整できます。また、緑色のパワーボタンをクリックすると設定のオン・オフを切り替えることができ、オリジナルの音声と比較しながら調整できます。
  5. 調整が終了したら [OK] をクリックします。

 

 C. 特定のノイズを削除する方法

 

この方法は、電話の呼び出し音を取り除く場合などに有効な方法です。

以下の操作を行います。

  1. [ファイル] メニューから [開く] を選択し、編集するオーディオファイルを開きます。
  2. 以下のいずれかの操作を行います。

    - [タスク] メニューから [サウンドを削除] を選択します。

    - [タスク] パネルの [サウンドを削除] をクリックします。



  3. スペクトル表示でズームおよびルーラを使用し、他のスペクトルとは明らかに異なる規則性を持った形状の部分を探します。



     注意 : 波形表示しか表示されていない場合は、[表示] メニューから [周波数スペクトル表示] を選択します。



  4. 再生ボタンをクリックし、選択範囲に除去するノイズが含まれていることを確認します。



  5. 長方形選択ツールなどを使用して、規則性を持った形状の部分を選択します。

    ※ [選択した周波数のみを再生] にチェックを入れて再生を行うと、選択範囲の音のみを確認することができます。



  6. エディタ上で選択範囲の周波数の振幅を下げ、ノイズ部分の音量を下げます。







     注意 : 上記の方法で耳に聞こえるノイズが発生することがありますが、発生範囲を選択ツールで選択し [自動修復] ボタンをクリックすることで、削除部分の境界線を前後のオーディオとなじませることができます。



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