Adobe Experience Platform Collection Enterprise | 製品説明

2022 年 12 月 12 日発効

製品およびサービス

ライセンス指標

Adobe Experience Platform Collection Enterprise 

100 万発信コール単位

Adobe Experience Platform Collection Enterprise の概要

Adobe Experience Platform Collection Enterprise(以下「AEP Collection Enterprise」)」とは、Adobe Experience Platform のデータ収集およびイベント転送機能を提供する標準機能であって、お客様が、アドビやパートナーが構築した拡張機能を使用して、アドビのサーバーサイドからお客様が設定したエンドポイントにデータを転送できる機能を意味します。

お客様による AEP Collection Enterprise の使用には、以下の条件が適用されます。

使用権限

  • 発信コール。お客様は、セールスオーダーで許可された発信コールの数まで処理することができます。
  • 初期実装期間:最初のライセンス期間の開始日の前に、お客様は、実装およびテストのみを目的として、AEP Collection Enterprise にアクセスするための限定ライセンスをお客様に追加費用なしで付与され、その他すべての契約の利用条件が適用されます。

スコープパラメーター

  • ファンアウト率。お客様は、1 つの着信コールごとに平均最大 30 の発信コールを生成できます。

静的制限

  • イベントサイズ:イベント転送は、32 キロバイト未満のイベントをサポートします。
  • ログの保持:イベント転送の生ログは 1 時間保持されます。失敗した発信通話と成功した発信コールの総数は 3 日間保持されます。月間の発信通話と着信通話の総数は 12 か月間保持されます。
  • テスト:お客様は、実稼働環境にデプロイする前に、拡張機能とライブラリをテストする責任があります。
  • タイムアウト:イベント転送プロセスは、50 ミリ秒後にタイムアウトします。
  • ライセンスが付与されていない機能:AEP Collection Enterprise の一部の機能が Adobe Experience Platform を介してアクセスできる場合もありますが、Adobe Experience Platform の Data Lake、Data Science Workspace、プロファイルサービス、Sources、Destinations、Query Service、ID サービス、セグメント化サービスの各コンポーネントは、別途ライセンスを取得しない限り、アクセスや使用のライセンスが付与されていないため、アクセスしたり使用したりすることはできません。

 

定義

Adobe Experience Platform Data Collection」とは、SDK、API、タグ管理機能、アドビデータ収集サーバーを含むツールとテクノロジーのセットであって、お客様がお客様のサイトからデータを収集して、選択したアドビオンデマンドサービスで使用できるものを意味します。

Data Lake」とは、Adobe Experience Platform 内の分析データストアを意味します。

Data Science Workspace」とは、Adobe Experience Platform に含まれている複数サービスのセットであって、お客様がデータサイエンスや機械学習のモデリングなどを使用して、データの分析と強化を行うためのものを意味します。

Destinations」とは、Adobe Experience Platform に含まれているサービスであって、アドビの事前定義による宛先プラットフォームまたはパートナーが定義した宛先プラットフォームとの統合を使用して、既知および未知のデータをクロスチャネルマーケティングキャンペーン、メールキャンペーン、ターゲット広告、その他のアクティベーションユースケースのためにアクティベートできるサービスを意味します。

イベント転送」とは、サーバーサイド転送機能により、お客様がデータ収集ロジックの多くをお客様側のブラウザーからアドビのサーバーに移し、データストリームを複数の宛先に同時に転送して強化することで、システム間のデータレイテンシー問題の改善に役立つ機能を意味します。

拡張機能」とは、AEP Collection Enterprise の UI やクライアント機能を拡張するコード(JavaScript、HTML、CSS など)のパッケージを意味します。アドビは、アドビ以外で構築された拡張機能のパフォーマンスについて責任を負いません。

ID グラフ」とは、同じ個人を指すと判断された 1 つ以上の ID の間で観察される関係を意味します。

ID サービス」とは、ID グラフを作成および管理する Adobe Experience Platform サービスを意味します。

着信コール」とは、お客様が開始し、アドビのデータ収集サーバーで受信されるネットワークコールを意味します。

初期ライセンス期間」とは、お客様が AEP Collection のライセンスを初めて取得する期間であり、特に更新、修正、およびアップセルは除外されます。

ライブラリ」とは、拡張機能、データ要素、およびルールが、相互間で、およびお客様サイトやお客様が構成したエンドポイントとの間で、AEP Collection Enterprise を介して相互作用する方法についての一連の指示を意味します。

発信コール」とは、お客様が設定したエンドポイントに、イベント転送を介してデータを転送または強化するネットワークコールを意味します。

超過サイクル」とは、発信コールのコミットされた数量が完全に消費されたかどうか、および超過率が適用されるかどうかを判断するために、ライセンス指標が合計される期間を意味します。

超過使用率」とは、超過使用率が該当するセールスオーダーのアドビ製品およびサービス価格詳細表に詳述されていることを意味します。お客様による AEP Collection Enterprise の使用がライセンスされた数量を超えた場合、お客様は発生した超過使用料金を負担します。これらの料金は、該当する超過サイクルの終了時に超過サイクル中の発信コールの数量を測定することによって計算されます(例えば、超過サイクルが四半期ごとの場合、適用される期間は、前の連続した 3 か月の期間からお客様の期間を差し引いたものとなり、年間確約数量に超過使用率を掛けてから 4 で割ります)。

プロファイル」とは、プロファイルサービス内で個人または法人を表す結合された情報の記録を意味します。プロファイルには、属性、ビヘイビアやイベント、およびセグメントメンバーシップに関連するデータを含めることができます。

プロファイルサービス」とは、プロファイルが作成および保存される Adobe Experience Platform 内のデータストアを意味します。

Query Service」とは、お客様が標準 SQL を使用して Adobe Experience Platform のデータを簡単にクエリおよび変形できる Adobe Experience Platform のサービスを意味します。

「スコープパラメーター」とは、お客様が提案するユースケースの範囲に関連する使用制限を意味します。お客様がスコープパラメーターを超えた場合、アドビはお客様と協力して、過剰使用につながる問題を解決します。お客様が恒常的にスコープパラメーターを超える場合、お客様は追加容量のライセンス取得を求められる場合があります。

セグメント化サービス」とは、お客様がプロファイルセグメントを作成および管理するために使用できる Adobe Experience Platform 内のサービスを意味します。

Sources」とは、お客様がアドビアプリケーション、クラウドベースのストレージ、データベース、その他の外部データソースなど、様々なソースからデータを取り込むことができる Adobe Experience Platform 内のサービスを意味します。

静的制限」とは、AEP Collection Enterprise の機能的限界に伴う使用制限を意味します。お客様は静的制限を変更することはできません。

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