Lightroomのテクスチャ、明瞭度、かすみの除去スライダーを使うと、写真に奥行きとディテールを加えることができます。
茶色い山地の航空写真

Adobe Photoshop Lightroomでは、テクスチャ、明瞭度、かすみの除去スライダーを使用して、様々な方法でディテールを強調することができます。これらのスライダーは効果パネルにあり、各スライダーにより写真の異なる特質を調整できます。多くの場合、これらのスライダーをほんの少し調整するだけで、写真が大きく改善されます。テクスチャ、明瞭度、かすみの除去は写真全体に適用することも、ブラシツールや線形または円形グラデーションツールを使用して特定の領域のみに適用することもできます。

画像のテクスチャの調整

テクスチャスライダーは、中程度のディテールを調整する機能で、細かいディテールは維持したままテクスチャを強調するまたは和らげることができます。ポートレートでテクスチャの値を下げると、肌のテクスチャが目立たなくなり、肌をソフトに見せることができます。

一方、強調してより目立たせたいテクスチャがあるときは、テクスチャの値を上げます。これは、被写体の表面のテクスチャが重要な要素である画像でとても効果的です。 

左右に並んださびと苔に覆われた船の一部の写真、右はテクスチャの値を上げてディテールを引き出したもの

明瞭度スライダーでディテールとエッジのコントラストを強調

明瞭度スライダーでは、色調範囲の中間調のコントラストを調整します。この値を調整すると、写真の中で中間調の領域が特定され、そこにあるエッジのコントラストが調整されます。明瞭度を上げると、中間調のコントラストが強調されて画像がよりシャープに際立ち、下げると画像がソフトになります。

左右に並んだ岩山の島の写真、右は明瞭度スライダーでディテールを引き出したもの

かすみの除去スライダーでかすみを増減

かすみの除去スライダーは、霧、かすみ、煙など、光を吸収して散乱させる大気条件が画像にある場合に使用します。このような大気条件によってコントラストが弱い、またはディテールがはっきりしない写真では、かすみの除去スライダーを右に移動してかすみの量を減らします。 

また画像によっては、かすみの除去スライダーを左に移動して霧を強めるのも効果的です。 

明瞭度スライダーとかすみの除去スライダーはいずれも、コントラストを調整する機能ですが、色の彩度に影響する場合もあります。これらのスライダーを調整した後は、ライトパネルとカラーパネルに戻り、適用した設定の微調整が必要かどうか確認するとよいでしょう。

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