現像モジュールで、ツールストリップからスポット除去ツールを選択するか、Q キーを押します。
強化されたスポット除去ツールを使用して、シンプルな手順で写真の不要な部分を除去します。
Lightroom Classic バージョン 11.3(2022年4月リリース)以降、スポット除去ツール使用中の自動同期が有効になります。
ソースを手動で選択して新しい場所にドラッグすることで画像の一部を修復する場合、この手動で行った変更は、手動で編集した画像の仮想コピーでない限り、選択した他の画像に自動的には同期されません。
また、ソース画像のスポットを手動で選択して他の画像にコピー&ペーストするこれまでのワークフローを引き続き使用することもできます。
Lightroom Classic に搭載されたスポット除去ツールを使用すると、同じ画像の別の範囲からサンプリングすることにより、画像の選択範囲を修復できます。例えば、不要なオブジェクト(人物、頭上の電気配線など)を除去することにより、風景写真をクリーンアップできます。
現像モジュールで、ツールストリップからスポット除去ツールを選択するか、Q キーを押します。
次のいずれかを選択します。
修復 選択した領域に、サンプル領域のテクスチャ、照明および陰影を適用します。
クローン 選択した領域に、サンプル画像領域を複製します。
(オプション)スポット除去ツールのオプション領域で、サイズスライダーをドラッグし、ツールを適用する領域のサイズを指定します。
上/下にスクロールすると、ツールの半径を大きく/小さくすることができます。あるいは、キーボードの括弧キーを使用すると、ブラシサイズを変更できます。
写真内で、リタッチする部分をクリックしてドラッグします。
(オプション)初期設定で選択されているサンプル範囲を変更するには、次のいずれかの操作をおこないます。
長いストロークで画像の広い部分を選択した場合、適切なサンプル範囲の一致はすぐに見つかりません。さまざまなオプションを試すには、スラッシュ(/)をクリックすると、ツールでさらに多くの範囲を自動的にサンプルできます。
スポット除去ツールを使用して実行した調整をすべて削除するには、ツールストリップの下のリセットボタンをクリックします。
丸いスポット:
選択範囲またはスポットの削除:
フル解像度で写真をプリントすると、コンピューターの画面では見えなかった多数の不具合がプリント出力に現れる場合があります。これらの不具合には、カメラセンサーに付いた埃、ポートレートで撮影したモデルの皮膚の傷、青空にたなびく小さい雲など、多数の種類があります。フル解像度では、これらの不具合は視覚的に目立つ場合があります。
スポットを可視化機能を使用すれば、プリントする前にこれらの不具合を確認して修正できます。
スポット除去ツールを選択する場合、スポットを可視化オプションとスライダーが画像の下で利用できます。スポットを可視化オプションを選択すると、画像が反転し、不具合がより明瞭に見えます。スライダーを使用してコントラストレベルを変化させて、細部を拡大・縮小して不具合を探すことができます。次に、スポット除去ツールを使用して注意をそらすような要素を削除します。
ツールストリップからスポット除去ツールを選択し、ツールバーから「スポットを可視化」チェックボックスをオンにします。
画像が反転し、画像の要素のアウトラインが表示されます。
スポットを可視化スライダーを使用して、反転画像のコントラストのしきい値を変更します。スライダーのコントラストレベルを変更して、ダスト、ドット、またはその他の不要なエレメントなどの不具合を表示します。
スポット除去ツールを使用して写真のエレメントをクリーンアップします。結果の画像を確認するには、「スポットを可視化」チェックボックスをオフにします。
満足するまで手順 2 と 3 を繰り返します。
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