暗くくすんでしまった写真を、色鮮やかな夕日に仕上げましょう。何度調整を繰り返しても画像の劣化がないLightroom CC は、様々な機能を組み合わせて使うのに最適です。

1. 新規カタログを作成


アプリケーションメニューの[ファイル] → [新規カタログ]をクリックします。「新規カタログを含むフォルダーを作成」ダイアログボックスが表示されるので、好きな名前をつけて[作成]ボタンをクリックします。フォルダーが作成され、Lightroom CCが再起動して、作成したカタログを開きます。テーマごとにカタログを作ると管理がしやすくなります。

※カタログを作らない場合はデフォルト設定により、カタログを次の各フォルダーに保存します。

  • Windows :\Users\[user name]\Pictures\Lightroom
  • Mac OS :/Users/[user name]/Pictures/Lightroom

 


カタログとはLightroom CC特有の概念で、写真についての情報を保存し追跡するデータベースファイルです。Lightroom CCで写真に対して行ったすべての編集情報や、写真ファイルが保存されている場所などがデータとしてカタログに保存され、元の写真が編集されることはありません。カタログを作成する場合は、同じ名前のフォルダーも作成されます。

2. カタログファイルに写真を読み込む


ライブラリモジュールの[読み込み...]ボタンをクリックして、読み込みウィンドウを開きます。 


左のパネルから編集したい写真を選択し(編集する写真をドラッグアンドドロップすることもできます)、右側にあるオプションのファイル管理から「重複を読み込まない」にチェックをいれます。(ファイル管理が表示されていない場合は、[ファイル管理 ◀︎]をクリックして開きます)
選択ができたら、右下の[読み込み]ボタンをクリックします。


写真が読み込み終わったら編集したい写真をクリックして選択し、[現像]タブをクリックするか、ショートカットの[D]を押します。現像のモジュールに切り替わり、画像編集に入ります

3. 彩度を調整する


写真の彩度が低く、色が濁っているように見えてしまうので、彩度を上げて色を鮮やかにします。
右側にある基本補正パネルの[色表現]→[外観]→[彩度]のスライダーを右にドラッグして調整します。

4. 露光量で全体の明るさ調整する


次に、基本補正パネルの[色表現]→[階調]→[露光量]のスライダーを右にドラッグして調整します。
全体が明るくなり、夕日の光が強くなりました。

5. 色かぶり補正で黄色味を調整する


写真が光源の影響などによって特定の色に偏ってしまうことを色かぶりといいます。
本来の綺麗な色合いにするために、色かぶりを補正します。
基本補正パネルの[色表現]→[色かぶり補正]のスライダーを右にドラッグして調整します。


編集画面左下にある[補正前と補正後のビューを切り替え]で補正をかける前とかけた後の画像を並べて表示できます。画像の大きさを変えずに補正前と後の表示を確認したい場合は、ショートカットの[¥]を押します。

6. 写真の書き出し


調整ができたら書き出します。[ファイル]メニュー → [書き出し]をクリックして書き出しメニューを表示します。


書き出し先の[元の写真と同じフォルダー]を選び、その下の「サブフォルダーに保存」にチェックを入れると、選んだフォルダーの中に好きな名前のフォルダーが作られ、そこに写真が保存されますので、好きな名前を入力し[書き出し]をクリックします。これで色調補正が完了しました。サブフォルダーに写真が保存されているか確認してみましょう。


 




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