フォトグラファーは、どのようにフォトプランを活用しているのか?写真投稿サイト『東京カメラ部』で注目を集めるフォトグラファー・藤原嘉騎さんのLightroom+Photoshopの活用術を特別公開。練習用サンプル素材として、Before画像をダウンロードして、トライしてみましょう。フォトプランを使い始めたきっかけや、撮影機材についても合わせて紹介します。
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必要な情報
この写真のテーマは「桃源郷のような幻想的な世界」。最初に思い描いているイメージに近いカメラプロファイル使用し、そこから各パラメーターの調整に入ります。
Lightroomでウィンドウ右上の「現像」を選択します。カメラキャリブレーションパネルでプロファイルを「Camera Portrait」に設定し、基本補正パネルで「色温度」を下げて空の青を強調します。



幻想的な雰囲気に近づけるため、基本補正パネルの「コントラスト」と「明瞭度」を低めに設定します。コントラストと明瞭度を下げたことで眠い写真にならないように、色ごとに色相・彩度を細かく調整してメリハリをつけます。
次の工程でPhotoshopで最後の仕上げをするために、アプリケーションバーの写真/他のツールで編集/Adobe Photoshopで編集を選択しておきます。





藤原嘉騎
2011年10月、屋久島への旅行をきっかけにカメラを購入。肉眼で見る以上の感動を表現できるカメラの魅力に引き込まれる。以降、独学で経験を重ね、自身でしか伝えられない瞬間を求めて撮影を続けている。
▼ Lightroom使用環境
使用歴(年):約2年、初めて使ったバージョン:Ver5、OS:Mac OS X El Capitain バージョン10.11.3、ディスプレイ:iMac (21.5-inch, Mid 2011),21.5インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーンTFTディスプレイ, 数百万色対応、解像度:1,920x1,080 ピクセル、モニタキャリブレーション:なし、Lightroom用プラグイン:Dxo FilmPack5、Lightroom用プリセット:Camera Portrait、併用しているソフト:Photoshop
▼ Lightroom使用環境
メインカメラ:Canon EOS 6D、よく使用しているレンズ:Canon EF16-35mm F4L IS USM、撮影対象:自然風景、海外風景
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Illustratorなど単体製品とサービスのみ使用できる単体プランから、PhotoshopとLightroomのバンドル、すべての製品・サービスが利用可能なコンプリートプランまで、ニーズに合わせてお選びいただけます。Creative Cloudプラン一覧 ›