個人のWebショップが身近になりつつあります。これからWebショップを始めようとしている方、始めてはいるもののうまく撮影ができない方に、見やすく綺麗な写真に編集するためのLightroomの活用方法に加え、自宅で簡単に出来る撮影方法についても合わせてご紹介します。

ここではRAW形式で撮影できるデジタル一眼レフカメラの使用を前提としていますが、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラでも応用できる部分がありますので、デジタル一眼レフカメラをお持ちでない方も、是非読んでみてください。

 

 

手順1/5

撮影したRAWファイルを読み込む

ライブラリ読み込みソースファイルから必要なフォルダを選択します。編集するファイルを選択し、「読み込みボタン」をクリックします。

 

手順2/5

色温度の調整(色合い)

現像モジュール」から「スポイトツール」を使い、白い背景を選択して「色温度」を調整します。(色温度は商品の色などを正しく表すために重要です)

撮影の際に、白やグレーなど色味のないものを一緒に撮影しておくと、基本補正のスポイトを使って簡単にホワイトバランスを調整することが出来ます。

 

手順3/5

露光量の調整(明るさ)

RAWで撮影しておくと、暗く撮影してしまった写真も、劣化することなく明るく編集することが出来ます。

右パネルの上部にある「ヒストグラムパネル」を確認し、白とびや黒つぶれが起こらないように注意しながら調整します。

被写体のみが明るく、周辺部分が暗くなっている場合は、「レンズ補正パネル」の「手動」を選択して「周辺光量補正」で明るくすることが出来ます。

 

手順4/5

傾き調整、トリミング

切り抜きツール」を選択します。「角度」のスライダーで、表示されたグリッド傾いた写真の水平垂直を、基準に合わせます。

今回は正方形で使用するため、「縦横比」から「1:1」を選択し、カーソルで自由にトリミングを行い、「完了ボタン」をクリックする。

 

手順5/5

Webサイト用に書き出し

アプリケーションメニューの「ファイル/書き出し」を選択し、ファイル設定の「画像形式」、「カラースペース」、「画質」を設定します。

  • 画像形式:JPG
  • カラースペース:sRGB
  • 画質:80
  • サイズ:2000pixel
  • 解像度:72dpi

書き出しボタン」をクリックして完成です。

COLUMN

オンラインストアなどで新商品を継続的に販売する、販売する商品を並べて見せるなどの場合、写真の色や雰囲気を統一すると、とてもすっきりとした見やすいものになります。そのためには、毎回同じ環境で撮影出来る、簡単な撮影セットをつくることをお勧めします。セットを組んでおくと、天気や明るさに左右されることなく撮影が出来、撮影した写真の加工編集の時間も短縮することが出来ます。

【簡易撮影セット】
背景はなるべく白、グレー等の商品の色に影響がないようなものを選びます。光源は電球や蛍光灯など、一般的な照明器具で構いません。光源と被写体との間に、光を拡散させるトレーシングペーパー(ディフューザー)を挟むことで、柔らかい光を作ることが出来ます。

【被写界深度(F値)】
写真を撮影する時に大事なポイントとして被写界深度があります。絞り値の数字が大きくなるほど、ピントが合って見える範囲が深い写真になり、逆に値が小さくなるとピントの合う範囲が浅くなります。例えば、説明的な被写体全体にピントを合わせたい写真は被写界深度を深く、イメージやディテールを重視する時は被写界深度を浅くするなど、使い分けるとよいでしょう。

【ホワイトバランス(色温度)】
色温度の値が小さくなるほど赤みを増し、値が大きくなるほど青みが増します。室内での白熱電球で撮影の際に、窓などから外の光が商品に当たらないようにしましょう。違う色温度の光(ミックス光)が一つの商品を照らすと、商品の正しい色を表すことが出来ません。

【レフ】
暗い色合いの物や、前面が影になり暗くなる場合は、レフ板を使い反射により明るくします。レフ板は白い紙などでも充分です。

【アングル】
商品の説明に必要な写真を撮影しましょう。商品の全体がわかる写真と物のディテール、特徴がわかるように部分撮影をします。カメラアングルを決める際には、商品が解りやすくなるように心掛けましょう。

Lightroomの活用と少しの撮影のコツで、他店より1ランク上のWebショップが出来上がります。今回は簡単に出来る編集方法をご紹介しましたが、他の様々な機能を使用していくと更に楽しく、個性ある商品写真ができあがります。Lightroomの機能は他にもいろいろあります、自分流の商品画像を作りWebショップを盛り上げていきましょう。

 

 


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