チュートリアル記事

初級

5 分

夜の撮影で暗くなってしまった写真を明るく

Lightroom CC の補正ブラシを使うことで、明るくしたい部分を指定して画像の編集ができます。 夜に溶け込んでしまった明かりを輝かせて、きれいなお祭り風景に仕上げてみましょう。

1. Lightroom CCで写真を読み込む


Lightroom CCを起動し、写真を読み込みます。
左パネルの上にある[+]ボタンをクリックします。


ファイルを選択するためのダイアログボックスが表示されます。
読み込みたい写真を選択し、[読み込む項目を確認]をクリックします。


ウィンドウに、選択した写真のサムネイルが表示されました。
編集したい写真のサムネイルの左上に、青いチェックマークがついているかを確認します。
チェックマークがついていない場合は、サムネイルの左上をクリックすることで写真が選択され、青いチェックマークがつきます。
(上パネルの[アルバムに追加]→[新規]からアルバムを作成することで、写真の整理、管理が簡単に行えます。)
編集したい写真が選択できたら、右上にある[1枚の写真を追加]ボタンをクリックします。


読み込まれた写真がウィンドウに表示されました。

Lightroom CCで読み込まれた写真は、元の形式のままクラウド上に保存されます。
パソコンやスマートフォンなどすべてのデバイス間で自動的に同期されるので、いつでもすきなときに写真の編集ができます。

2. シャドウ部分の明るさを調整する


夜に撮影したため全体が暗いので、自然な明るさに調整します。
右パネルの[編集]→[ライト]→[シャドウ]のスライダーを右にドラッグします。
全体が明るくなり、背景の提灯も少し見えるようになりました。

3. 部分的に明るさを調整する


明るい部分はそのままに、暗い部分を明るくしたいので、右パネルの[ブラシ]→[サイズ]のスライダーでブラシの大きさを調整します。
ブラシは、さまざまな効果を部分的に適用することができます。


[露光量]のスライダーを右にドラッグして明るさを調整します。
効果をどの程度適用するかは、あとから調整が可能です。
変化がわかりやすいようまずは一番右までドラッグしてみましょう。


[ブラシ]→[+]で新しいブラシを開始を選択し、写真の明るくしたい提灯部分をドラッグしてブラシでなぞっていきます。
ドラッグした部分に設定した補正が適用され、明るくなりました。
明るくしたいものの大きさや範囲に合わせて、ブラシパネルの[サイズ]や[ぼかし]のスライダーを左右にドラッグし、ブラシを調整することで効率よく作業ができます。
また、効果は何度も変更ができるので、スライダーを左右に動かして明るさを調整しましょう。

4. 写真を保存する


メニューバーから[ファイル]→[保存先…]をクリックします。


保存ダイアログボックスから、ファイル形式、場所、サイズを指定し、[保存]をクリックします。

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2019年6月26日

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