アプリケーションメニューの[ファイル] → [新規カタログ]をクリックします。「新規カタログを含むフォルダーを作成」ダイアログボックスが表示されるので、好きな名前をつけて[作成]ボタンをクリックします。フォルダーが作成され、Lightroom CCが再起動して、作成したカタログを開きます。テーマごとにカタログを作ると管理がしやすくなります。
※カタログを作らない場合はデフォルト設定により、カタログを次の各フォルダーに保存します。
Windows :¥Users¥[user name]¥Pictures¥Lightroom
Mac OS :/Users/[user name]/Pictures/Lightroom
カタログとはLightroom CC特有の概念で、写真についての情報を保存し追跡するデータベースファイルです。Lightroom CCで写真に対して行ったすべての編集情報や、写真ファイルが保存されている場所などがデータとしてカタログに保存され、元の写真が編集されることはありません。カタログを作成する場合は、同じ名前のフォルダーも作成されます。
ライブラリモジュールの[読み込み...]ボタンをクリックして、読み込みウィンドウを開きます。
左のパネルから編集したい写真を選択し(編集する写真をドラッグアンドドロップすることもできます)、右側にあるオプションのファイル管理から「重複を読み込まない」にチェックをいれます。(ファイル管理が表示されていない場合は、[ファイル管理 ◀︎]をクリックして開きます)
選択ができたら、右下の[読み込み]ボタンをクリックします。
写真が読み込み終わったら編集したい写真をクリックして選択し、[現像]タブをクリックするか、ショートカットの[D]を押します。現像のモジュールに切り替わり、画像編集に入ります。
夜に撮影したため全体が暗いので、自然な明るさに調整します。
基本パネルの[色表現]→[階調]→[露光量]のスライダーを調整して全体を明るくします。スライダーを右にドラッグ(プラス)すると全体が明るくなり、左にドラッグ(マイナス)すると全体が暗くなります。
光を強くしすぎると、明るい部分が真っ白になってしまうので気をつけましょう。
編集画面左下にある[補正前と補正後のビューを切り替え]で補正をする前とした後の画像を並べて表示できます。
画像の大きさを変えずに補正前と後の表示を確認したい場合は、[¥]キーを押します。
[円形フィルター]をクリックし、花火の部分でドラッグして選択します。円の上下左右に表示されたハンドルをドラッグして大きさを調整し、中心が花火になるように配置します。
[マスクを反転]にチェックを入れ、選択範囲を反転させます。
基本パネルの[効果]から[露光量][シャドウ][白レベル]の各スライダーをドラッグして花火の明るさを調整します。
[シャドウ]は画像の暗い部分のみを、明るくしたいときに使います。
調整ができたら書き出します。[ファイル]メニュー → [書き出し]をクリックして書き出しメニューを表示します。
書き出し先の[元の写真と同じフォルダー]を選び、その下の「サブフォルダーに保存」にチェックを入れると、選んだフォルダーの中に好きな名前のフォルダーが作られ、そこに写真が保存されますので、好きな名前を入力し[書き出し]をクリックします。これで色調補正が完了しました。サブフォルダーに写真が保存されているか確認してみましょう。
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