AEM Document Security 11.0 Extension の新機能

  • 相互認証: AEM Document Security Extension は相互認証(双方向認証とも呼ばれる)をサポートしています。相互認証を設定して使用するには、「CAC および相互認証」ドキュメントを参照してください。
  • Microsoft Office 2013:Microsoft Office 2007 および Office 2010 に加えて、AEM Document Security Extension では、Office 2013(32 ビット)および Office 365 の一部としてインストールされた Office 2013(32 ビット)デスクトップアプリケーションをサポートするようになりました。
  • リボンを使用しないユーザーインターフェイス:AEM Document Security Extension では、リボンを使用しないユーザーインターフェイスのサポートを追加しました。詳しくは、リボンを使用しないユーザーインターフェイスの有効化を参照してください。
  • プライバシー通知:拡張された使用方法の追跡が有効になっているドキュメントを開くと、プライバシー通知のダイアログボックスが表示されます。この通知により、そのドキュメントの使用が監査対象になることをユーザーに知らせます。プライバシー通知の動作をコントロールできるようになりました。プライバシー通知を有効または無効にする手順について詳しくは、LiveCycle 管理ヘルプを参照してください。

注意:

プライバシー通知を無効にしても、ドキュメント使用監査は無効にはなりません。ドキュメントを開く、印刷する、閉じるなど、その他多くの操作は監査対象とすることができることに変わりはありません。 

インストールと設定の手順

AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office をインストールする前に、本書の情報をお読みください。詳細なインストール手順については、AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office のインストールと設定のトピックを参照してください。

本バージョンの Document Security Extension for Microsoft Office は、Adobe LiveCycle Rights Management ES2 以降、および Adobe Experience Manager 6.0 Forms 機能パック 1 向け Document Security アドオンと互換性があります。また、Microsoft Office にサードパーティ製プラグインが追加されていないことを確認する必要があります。

ソフトウェアをインストールするには、ダウンロードしたAEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.exe ファイルを管理者として実行します。インストールおよび設定の詳細な手順については、Adobe Experience Manager Document Security Extension for Microsoft Office のインストールと設定を参照してください。

注意:

名前にダブルバイト文字を含むフォルダーには本ソフトウェアをインストールしないでください。このようなフォルダーにインストールすると、Adobe Document Security メニューがMicrosoft Office に表示されません。

リボンを使用しないユーザーインターフェイスの有効化

リボンを使用しないユーザーインターフェイスは、Windows レジストリの設定を変更することで有効 / 無効にすることができます。レジストリを更新し、リボンを使用しないユーザーインターフェイスを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Windows レジストリを変更する前に、バックアップを作成してください。詳しい手順については、『Windows レジストリを変更する方法』を参照してください。
  2. レジストリエディタで、HKEY_CURRENT_USER\Software\Adobe\LiveCycle Rights Management ES4\11.0.0 または HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Adobe\LiveCycle Rights Management ES4\11.0.0 を開きます。
  3. リボンを使用しないユーザーインターフェイスを有効にするには、HidePluginUI のプロパティ値を 1 に設定します。
  4. レジストリエディターを終了します。

Microsoft Excel 印刷時の透かしの有効化

Document Security Extension では、レジストリ設定を変更することで、既存のヘッダーやフッターと動的な透かしを共存させることができます。レジストリ設定では、印刷中にのみ透かしが有効になります。レジストリを更新し、透かしも印刷するには、以下の手順を実行します。

  1. Windows レジストリを変更する前に、バックアップを作成してください。詳しい手順については、『Windows レジストリを変更する方法』を参照してください。
  2. レジストリエディタで、HKEY_CURRENT_USER\Software\Adobe\LiveCycle Rights Management ES4\11.0.0 または HKEY_LOCAL_MACHINE\WOW6432NODE\Software\Adobe\LiveCycle Rights Management ES4\11.0.0 を開きます。
  3. 新しいレジストリキー WatermarkMode を作成します。
  4. WatermarkModeレジストリキーで、WatermarkMode の DWORD を作成し、WatermarkMode の DWORD 値を 1 に設定します。
  5. レジストリエディターを終了します。

必要システム構成

  • Microsoft® Windows® 7 (32 ビットおよび 64 ビット)
  • Microsoft Office 2007、2010、2013(32 ビット)または Office 365 の一部としてインストールされた Office 2013(32 ビット)デスクトップアプリケーション
  • 1.3 GHz プロセッサー以上
  • 2 GB の RAM
  • 75 MB のハードディスク容量

解決された問題

  • 特定のシナリオにおいて、コピー権限が守られていないことがあります。ユーザーは、保護されたドキュメントの保護されたコンテンツをコピーすることができます。(Ref# 3753465)
  • Microsoft Excel では、ヘッダーやフッターの追加時、および名前を付けて保存の実行時に、適用されているポリシーが削除されます。さらに、ヘッダーとフッターも保持されません。(Ref# 2790163)
  • Microsoft Excel では、動的な透かしにより既存のヘッダーとフッターが置き換えられます。
    ここで、Document Security Extension では、レジストリ設定を変更することで、既存のヘッダーやフッターと動的な透かしを共存させることができます。手順について詳しくは、印刷の透かしの有効化を参照してください(Ref# CQ-46307)
  • 匿名ユーザーを持ち追跡ダイアログを排除するポリシーで保護された Microsoft Excel ドキュメントを開くとき、Microsoft Excel が応答を停止し、予期せず終了してしまう。(Ref# 3822346)
  • 保護された Microsoft PowerPoint ファイルを終了するとき、終了イベントがサーバーに送信されない(Ref# 3803672)

既知の問題

サードパーティ製プラグインはサポートされません

AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office はサードパーティ製プラグインと一緒には機能しません。Document Security for Microsoft Office をサーバーする前に、Microsoft Office 用のすべてのサードパーティ製プラグインをアンインストールしてください。

Microsoft Word、Excel、および PowerPoint で無効になるメニューオプション

AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office は組み込みの保護機能を使用して、ドキュメント、ワークシート、およびプレゼンテーションを保護します。 この機能が実装されることにより、Excel、Word、および PowerPoint の一部のメニューが無効になります。

タイトルバーに「AEM Document Security で保護されています」は表示されません

AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office で保護されている PowerPoint 2010 プレゼンテーションの場合、ファイル名のタイトルバーに「AEM Document Security で保護されています」は表示されません。この語句はタスクバーに表示されます。

Microsoft Excel 2007 でドキュメントテンプレートコマンドはサポートされません

レビュー/変更/ワークブックの共有機能は、保護セッションでは無効です。ドキュメントでは、コピー許可のみが制限されるという誤記があります。

Microsoft Word と Excel、2007、および 2010 の新しい制限

Microsoft Word と Excel 2007 および 2010 では、保護セッションでは、次のオプションが使用できません。

  • Office ボタン/ワークフロー
  • Office ボタン/サーバー/ファイルサーバーのタスクメニュー

注意:

バージョン 2007 または 2010 の Word、Excel および PowerPoint からワークフローを開始する機能を使用できるのは、Office Professional Plus 、Office Enterprise、Office Ultimate スイート 2007 および 2010 バージョンと、これらのプログラムのスタンドアロンバージョンの 2007 および 2010 Office リリースバージョンのみです。

Microsoft Excel 2007、2010、および 2013 の新しい制限

Microsoft Excel 2007、2010 および 2013 では、保護セッションでは、次のオプションが使用できません。

  • Office ボタン/配布準備/ドキュメントの暗号化
  • Office ボタン/配布準備/デジタル署名の追加
  • Office ボタン/配布準備/最終版にする

注意:

Excel 2013 の場合、上記のオプションは、ファイル/情報/ワークブックの保護にあります。

Microsoft Excel 2007、2010、および 2013 の詳細プロパティメニュー無効化

Document Security Extension for Microsoft Office で保護されている Microsoft Excel 2007、2010、および 2013 ファイルの場合、ワークブックの構造が保護されます。ワークブックのこの保護のために、一部の機能が無効になります。例えば、保護された Excel ドキュメントでは、詳細プロパティメニューが無効です。

SharePoint Server から保護されたドキュメントを開く

保護されたドキュメントを開く: Microsoft Word、Microsoft Excel、または Microsoft PowerPoint などのファイルタイプに関連付けられた Microsoft Office プログラムを最初に開かないで、SharePoint Server か Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開こうとすると、ドキュメントが開かない場合があります。エラーメッセージが表示され、適用可能プラグインをインストールするよう指示されます。したがって、SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開く前に、関連付けられている Microsoft Office プログラムを開くことをお勧めします。

(任意)SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開く前に、キャッシュフォルダーを消去することをお勧めします。

保護されたドキュメントを開いた後: SharePoint Server から保護されたドキュメントを開くと、適用されたポリシーに関係なく、ドキュメントのすべての権限が無効になります。

Microsoft PowerPoint クリップボード使用上の注意

Microsoft PowerPoint 2007 ユーザーで、ドキュメントを変更する権限は持っているがコンテンツの一部をコピーする権限を持っていないユーザーの場合は、クリップボードを使用して、ドキュメント内のコンテンツをコピーしペーストすることはできません。

プリンターがインストールされていない場合の Excel 2007 または 2010 ファイルに対して動的透かし付きのポリシーを適用する

プリンターがインストールされていないコンピューターで、動的透かし付きのポリシーを Excel 2007 または 2010 ファイルに適用し、そのファイルを保存すると、「Internal error while applying dynamic watermark」というエラーが発生します。このエラーは、保護されたファイルを開き直すときにも表示されます。透かしは適用されません。また、表示/ページレイアウトでは表示できません。

Document Security Extension 対応の Office アプリケーションに対する DEP の無効化

Document Security Extension 対応の Office アプリケーションを使用するときは、Windows データ実行防止 (DEP) 機能を無効にすることをお勧めします。 

共有 Excel ファイルは Document Security Extension を使用して保護できません

Right Management Extension を使用して Excel ファイルを保護すると、ワークブックの共有機能は無効になり、ファイルをセキュリティ保護することができません。すでに共有されている Excel ファイルを保護しようとしても、 Document Security はファイルをセキュリティ保護できません。

Document Security および McAfee VirusScan がインストールされているマシンで Office アプリケーションを起動する

Document Security がインストールされ、McAfee VirusScan の On-Access Scan 機能が有効なコンピュータで Office アプリケーションをスムーズに起動するには、McAfee VirusScan Console の「Buffer Overflow Protection」オプションを無効にしてください。

サポートされていない Microsoft Office 言語を持つマシンに Document Security をインストールする

サポートされていない Microsoft Office 言語の Microsoft Office アプリケーションを持つマシンに Document Security Extension プラグインをインストールする前に、その Office アプリケーションを少なくとも 1 回は開いてから、Document Security Extension をインストールしてください。

ユーザーがオフラインアクセス権限を持っていない場合でも、「オフランで同期」ボタンが有効になります

ユーザーがそのファイルに対してオフラインアクセス権限を持っていない場合でも、「オフラインで同期」ボタンは有効になります。ただし、ボタンを選択しても何も実行されません。

保護された Microsoft Office ファイルを開けません

Microsoft Office の保護ビューが有効の場合、Right Management Extension は保護された Microsoft Excel ファイル (XLS、XLSX) および保護された Microsoft PowerPoint (PPT) ファイルをリモート場所から開くことができません。 

画像や背景色を含む Microsoft Excel ドキュメントのセルが、透かしの上に表示される

Microsoft Excel ドキュメントのセルに画像が含まれているか、または背景色で塗りつぶされていて、動的透かしポリシーが文書に適用されている場合、セルに埋め込まれた画像や背景色が透かしの上に表示され、透かしが覆われます。 

複数の証明書での利便性の問題

クライアントマシン上の複数の証明書が存在し、ユーザーが証明書選択ダイアログをキャンセルすると、このダイアログが再び表示され、ユーザーはダイアログを 2 回キャンセルしなければなりません。

ドキュメントセット

Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office のヘルプは、http://help.adobe.com/ja_JP/AEM/DocumentSecurityExtHelp/index.html にあります。

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