プライバシー通知を無効にしても、ドキュメント使用監査は無効にはなりません。ドキュメントを開く、印刷する、閉じるなど、その他多くの操作は監査対象とすることができることに変わりはありません。
AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office をインストールする前に、本書の情報をお読みください。詳細なインストール手順については、AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office のインストールと設定のトピックを参照してください。
本バージョンの Document Security Extension for Microsoft Office は、Adobe LiveCycle Rights Management ES2 以降、および Adobe Experience Manager 6.0 Forms 機能パック 1 向け Document Security アドオンと互換性があります。また、Microsoft Office にサードパーティ製プラグインが追加されていないことを確認する必要があります。
ソフトウェアをインストールするには、ダウンロードしたAEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.exe ファイルを管理者として実行します。インストールおよび設定の詳細な手順については、Adobe Experience Manager Document Security Extension for Microsoft Office のインストールと設定を参照してください。
名前にダブルバイト文字を含むフォルダーには本ソフトウェアをインストールしないでください。このようなフォルダーにインストールすると、Adobe Document Security メニューがMicrosoft Office に表示されません。
リボンを使用しないユーザーインターフェイスは、Windows レジストリの設定を変更することで有効 / 無効にすることができます。レジストリを更新し、リボンを使用しないユーザーインターフェイスを有効にするには、次の手順を実行します。
Document Security Extension では、レジストリ設定を変更することで、既存のヘッダーやフッターと動的な透かしを共存させることができます。レジストリ設定では、印刷中にのみ透かしが有効になります。レジストリを更新し、透かしも印刷するには、以下の手順を実行します。
AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office はサードパーティ製プラグインと一緒には機能しません。Document Security for Microsoft Office をサーバーする前に、Microsoft Office 用のすべてのサードパーティ製プラグインをアンインストールしてください。
AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office は組み込みの保護機能を使用して、ドキュメント、ワークシート、およびプレゼンテーションを保護します。 この機能が実装されることにより、Excel、Word、および PowerPoint の一部のメニューが無効になります。
AEM Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office で保護されている PowerPoint 2010 プレゼンテーションの場合、ファイル名のタイトルバーに「AEM Document Security で保護されています」は表示されません。この語句はタスクバーに表示されます。
レビュー/変更/ワークブックの共有機能は、保護セッションでは無効です。ドキュメントでは、コピー許可のみが制限されるという誤記があります。
Microsoft Word と Excel 2007 および 2010 では、保護セッションでは、次のオプションが使用できません。
バージョン 2007 または 2010 の Word、Excel および PowerPoint からワークフローを開始する機能を使用できるのは、Office Professional Plus 、Office Enterprise、Office Ultimate スイート 2007 および 2010 バージョンと、これらのプログラムのスタンドアロンバージョンの 2007 および 2010 Office リリースバージョンのみです。
Microsoft Excel 2007、2010 および 2013 では、保護セッションでは、次のオプションが使用できません。
Excel 2013 の場合、上記のオプションは、ファイル/情報/ワークブックの保護にあります。
Document Security Extension for Microsoft Office で保護されている Microsoft Excel 2007、2010、および 2013 ファイルの場合、ワークブックの構造が保護されます。ワークブックのこの保護のために、一部の機能が無効になります。例えば、保護された Excel ドキュメントでは、詳細プロパティメニューが無効です。
保護されたドキュメントを開く: Microsoft Word、Microsoft Excel、または Microsoft PowerPoint などのファイルタイプに関連付けられた Microsoft Office プログラムを最初に開かないで、SharePoint Server か Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開こうとすると、ドキュメントが開かない場合があります。エラーメッセージが表示され、適用可能プラグインをインストールするよう指示されます。したがって、SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開く前に、関連付けられている Microsoft Office プログラムを開くことをお勧めします。
(任意)SharePoint Server から Document Security Extension for Microsoft Office 内で保護されたドキュメントを開く前に、キャッシュフォルダーを消去することをお勧めします。
保護されたドキュメントを開いた後: SharePoint Server から保護されたドキュメントを開くと、適用されたポリシーに関係なく、ドキュメントのすべての権限が無効になります。
Microsoft PowerPoint 2007 ユーザーで、ドキュメントを変更する権限は持っているがコンテンツの一部をコピーする権限を持っていないユーザーの場合は、クリップボードを使用して、ドキュメント内のコンテンツをコピーしペーストすることはできません。
プリンターがインストールされていないコンピューターで、動的透かし付きのポリシーを Excel 2007 または 2010 ファイルに適用し、そのファイルを保存すると、「Internal error while applying dynamic watermark」というエラーが発生します。このエラーは、保護されたファイルを開き直すときにも表示されます。透かしは適用されません。また、表示/ページレイアウトでは表示できません。
Document Security Extension 対応の Office アプリケーションを使用するときは、Windows データ実行防止 (DEP) 機能を無効にすることをお勧めします。
Right Management Extension を使用して Excel ファイルを保護すると、ワークブックの共有機能は無効になり、ファイルをセキュリティ保護することができません。すでに共有されている Excel ファイルを保護しようとしても、 Document Security はファイルをセキュリティ保護できません。
Document Security がインストールされ、McAfee VirusScan の On-Access Scan 機能が有効なコンピュータで Office アプリケーションをスムーズに起動するには、McAfee VirusScan Console の「Buffer Overflow Protection」オプションを無効にしてください。
サポートされていない Microsoft Office 言語の Microsoft Office アプリケーションを持つマシンに Document Security Extension プラグインをインストールする前に、その Office アプリケーションを少なくとも 1 回は開いてから、Document Security Extension をインストールしてください。
ユーザーがそのファイルに対してオフラインアクセス権限を持っていない場合でも、「オフラインで同期」ボタンは有効になります。ただし、ボタンを選択しても何も実行されません。
Microsoft Office の保護ビューが有効の場合、Right Management Extension は保護された Microsoft Excel ファイル (XLS、XLSX) および保護された Microsoft PowerPoint (PPT) ファイルをリモート場所から開くことができません。
Microsoft Excel ドキュメントのセルに画像が含まれているか、または背景色で塗りつぶされていて、動的透かしポリシーが文書に適用されている場合、セルに埋め込まれた画像や背景色が透かしの上に表示され、透かしが覆われます。
クライアントマシン上の複数の証明書が存在し、ユーザーが証明書選択ダイアログをキャンセルすると、このダイアログが再び表示され、ユーザーはダイアログを 2 回キャンセルしなければなりません。
Document Security 11.0 Extension for Microsoft Office のヘルプは、http://help.adobe.com/ja_JP/AEM/DocumentSecurityExtHelp/index.html にあります。
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