このドキュメントでは、Adobe Experience Manager Document Security Extension 11.0 for Microsoft Office のインストールおよび設定手順を詳しく説明します。

このドキュメントには次のタスクに関する情報が含まれています。

  • Document Security Extension for Microsoft Office のインストール
  • LiveCycle Rights Management ES2 以降、および Adobe Experience Manager Forms 向け Document Security アドオンを参照するようにインストーラーを事前設定する。
  • デフォルトポリシーの自動適用を設定する

インストールの準備

Document Security Extension for Microsoft Office をインストールする前に、リリースノートをお読みください。

サードパーティ製プラグインのアンインストール

AEM Document Security Extension for Microsoft Office は Microsoft Office アプリケーション用のサードパーティ製プラグインをサポートしません。この拡張機能はサードパーティ製プラグンと競合する可能性があるので、Document Security for Microsoft Office をインストールする前に、アドビ製以外の Microsoft Office プラグインをすべてアンインストールする必要があります。アドビは、サードパーティ製プラグインがインストールされた状態では、Document Security for Microsoft Office アプリケーションのサポートは行いません。

必要システム構成

必要システム構成については、リリースノートを参照してください。

Document Security Extension for Microsoft Office のインストール

標準インストーラー AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.exe は、アドビのダウンロード Web サイトからダウンロードできます。この EXE を直接カスタマイズすることはできませんが、対話的にインストールしたり無人モードでインストールしたりすることはできます。本ソフトウェアをインストールするには、管理者としてログインする必要があります。

注意:

名前にダブルバイト文字を含むフォルダーには本ソフトウェアをインストールしないでください。このようなフォルダーにインストールすると、AEM Document Security のメニューが Microsoft Office に表示されません。

注意:

サポートされていない言語に対して Document Security for Microsoft Office をインストールするときは、その前に Office アプリケーションを少なくとも 1 回は開いてください。

無人モードでのインストール

インストーラー ファイルから AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.exe を抽出するには、WinZip などのファイル解凍ユーティリティを使用してください。コマンドプロンプトを開き、セットアップファイルが含まれているフォルダーに移動し、次のように入力します。

AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.exe /s /v"/qn"

このインストーラーは MSI ファイルとしても入手できるので、カスタマイズが可能です。

無人モードでの MSI ファイルのインストール

  1. ZIP ファイルから AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi ファイルを抽出するには、WinZip などのファイル解凍ユーティリティを使用してください。

  2. コマンドプロンプトを開き、MSI ファイルが含まれているフォルダーに移動し、次のように入力します。

    msiexec /I AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi /qn

Document Security Extension および McAfee VirusScan がインストールされているマシンで Office アプリケーションを起動する

Document Security Extension がインストールされ、McAfee VirusScan の On-Access Scan 機能が有効なコンピュータで Office アプリケーションをスムーズに起動するには、McAfee VirusScan Console の「Buffer Overflow Protection」オプションを無効にしてください。

Document Security へ接続するためのインストーラーの事前設定

LiveCycle or AEM サーバーを指定するように Document Security Extension for Microsoft Office インストーラーを事前設定することができるので、Document Security Extension for Microsoft Office をインストールするユーザーは接続を設定することなく機能を使用できます。したがってユーザーは、設定を行う必要なしに保護されたドキュメントを開くことができます。ただし、特定のサーバーを使用するようにクライアントを設定するまでは、ユーザーは新しいドキュメントを保護できません。


MSI ファイルを作成し設定する方法を以下の手順で説明します。この MSI ファイルには、エンタープライズ内にインストールされている LiveCycle または AEM サーバーへ Document Security Extension for Microsoft Office インストーラーを事前設定するために必要なレジストリの値が含まれています。

インストーラーをカスタマイズするための前提条件

インストーラーをカスタマイズするには Orca データベースエディターを使用します。以下に、Orca データベースエディターを使用して MSI インストールファイルのコピーを変更することによってカスタム MSI ファイルを作成する手順を説明します。Orca は、Windows SDK for Windows Server 2008 および .NET Framework 3.5 に含まれています。Orca を使用して Microsoft Windows® Installer ファイルを編集する方法については、『Microsoft サポート』を参照してください。

注意:

カスタム MSI ファイルを作成する前に、インストーラーファイルの完全バックアップを作成することをお勧めします。

Orca のインストール

  1. Windows SDK for Windows Server 2008 および .NET Framework 3.5 を『Microsoft Download Center』からダウンロードします。

  2. \Microsoft SDK\bin フォルダーにある Orca.msi ファイルをダブルクリックします。

    インストーラーファイルの MSI 版も必要です。アドビサポートに連絡して、最新版の MSI インストーラーを入手してください。

    注意:

    インストーラーを実行する前に、常に AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi ファイルを閉じてください。Orca が MSI ファイルを使用している場合は、インストーラを実行することはできません。

MSI ファイルの作成と設定

  1. スタート/プログラム/Orca をクリックします。

  2. ファイル/開くをクリックし、AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi ファイルを参照します。

  3. テーブルのリスト(左側)から「プロパティ」を選択します。

  4. Rights Management のご自分のエンタープライズインストールに適するように、以下のキー名の値を編集します。

    キー名

    説明

    キー値のデフォルト

    APS_SERVER_NAME

    表示名。

    デフォルトサーバー

    APS_SERVER_URL

    ホストサーバー URL。

    https://default.corp.com:1234

  5. テーブルのリスト(左側)から「レジストリ」を選択します。

  6. 次のキー名の値を編集します。

    キー名 説明 キー値のデフォルト
    IsDefault デフォルト APS サーバー。 デフォルトサーバー
  7. 変更したファイルを、元の MSI インストーラーが格納されているのと同じディレクトリに保存します。

    注意:

    一般的には、元の MSI ファイルと同じファイル名を使用します (例: AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi)。

デフォルトポリシーの自動適用を設定する

設定の一部として、デフォルトポリシーの自動適用を設定することで、Document Security Extension for Microsoft Office が保存する各ドキュメントを毎回保護するようにできます。

次のいずれかのオプションを指定できます。

  • デフォルトポリシーですべてのドキュメントを保護します。
  • ユーザーがサーバーに接続できないときに、ユーザーが任意にファイルを保護しない形式でファイルを保存できるようにします。この柔軟性により、ユーザーがネットワーク接続を持たないとき(たとえば飛行機の中にいるとき)にドキュメントを作成する場合に対処できます。

ポリシーの自動適用機能を有効にした後に、このドキュメントは次の場合にデフォルトポリシーで保護されます。

  • ユーザーが新しく作成したドキュメントを編集および保存したとき
  • ユーザーが保護されていないドキュメントを編集および保存したとき
  • ユーザーがアプリケーションを開いてデフォルトドキュメントを開き、それを編集し、保存したとき

MSI ファイルでの自動適用ポリシー機能の設定

操作を開始する前に、本記事で前述したように、LiveCycle ES4 サーバーを指定するようにインストーラーを事前に設定します。

  1. スタート/プログラム/Orca をクリックします。

  2. ファイル/開くをクリックし、AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi ファイルを参照します。

  3. テーブルのリスト(左側)から「プロパティ」を選択します。

  4. Rights Management のご自分のエンタープライズインストールに適するように、以下のキー名の値を編集します。

    キー名

    説明

    キー値のデフォルト

    AUTO_APPLY_POLICY_IS_AUTO_ APPLY

    自動適用ポリシー機能を有効または無効にします。

    1: 有効

    0: 無効

    0

    AUTO_APPLY_POLICY_POLICY_I D

    新しいドキュメントの保存時に使用するポリシー GUID。自動適用ポリシー機能を適用します。

    RM サーバーで表示される 16 進ポリシー ID。

    AUTO_APPLY_POLICY_SERVER_U RL

    サーバー URL.

    default.corp.com

    AUTO_APPLY_POLICY_SERVER_P ORT_NO

    サーバーポート番号。

    1234

    AUTO_APPLY_POLICY_ALLOW_UN PROTECTED_SAVE

    クライアントがサーバーに接続できなくて最初の保存時にドキュメントを保護できない場合に、ドキュメントが Document Security 保護なしで作成できるかどうかを決定します。

    1: 保護なしの保存を許可します。

    0: ドキュメントを保存するためにクライアントがサーバーに接続できないときは、新しいドキュメントの作成を禁止します。

    0

    注意:

    AUTO_APPLY_POLICY_ALLOW_UN PROTECTED_SAVE オプションは、ユーザーがすべてのドキュメントを保護するように強制する代わりに、そうするように喚起する場合に便利です。また、このオプションは、ユーザーがネットワークから切断されているときにユーザーがドキュメントを作成したということを知ることができるので便利です。ユーザーがドキュメントを作成し保存することを禁止しません。

  5. 変更したファイルを、元の MSI ファイルが格納されているのと同じディレクトリに保存します。

    注意:

    一般的には、元の MSI ファイルと同じファイル名を使用します (例: AEMDocumentSecurityExtensionforMicrosoftOffice.msi)。

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