A4T のプロビジョニング後に Target でレポートスイートを使用できない

このページでは、Adobe Target のレポートソースとしての Analytics(A4T)統合のプロビジョニング後、Target ユーザーインターフェイスでレポートスイートが表示されない場合にどうすればよいかについて説明します。

問題点

この記事では、A4T 統合のプロビジョニング後もレポートスイートが Adobe Target のレポートオプションとして表示されない場合に、考えられる原因と解決策を説明します。

原因と解決策

権限

この統合では複数のソリューションのコンポーネントが使用されます。そのため、この統合を使用するには、それらの各ソリューションの様々な権限が必要になります。各ソリューションおよび必要な権限 について、 以下で説明します。

Experience Cloud 権限

Analytics ユーザーが Experience Cloud ユーザーに正しく関連付けられていない場合、Target で Analytics 権限を確認できません。

解決策

Analytics 権限を確認します。それには、Experience Cloud にログインし、ナビゲーション経由で Analytics を開きます。Analytics に通常のユーザーとして正常にログインできる場合、Experience Cloud ユーザーは Analytics ユーザーに関連付けられています。

Target 権限

ユーザーに Target アクティビティを作成/編集する権限があることを確認します。つまり、ユーザーは Adobe Target の「編集者」または「承認者」である必要があります。

解決策

Adobe Target 権限を確認します。それには、Adobe Target にログインし、上部のナビゲーションで「セットアップ」をクリックしてから、左側のナビゲーションで「ユーザー」をクリックします。 ユーザー  画面で、ユーザーを探してその権限レベルを確認できます。

Analytics 権限

Adobe Target で使用するレポートへのアクセス権がユーザーに付与されていることを確認します。また、Web サービス権限も必要になります。

解決策

Analytics 権限を確認します。それには、Analytics にログインし、上部のナビゲーションで「管理者」にカーソルを合わせます。次に、ドロップダウンで「ユーザー管理」をクリックして、「ユーザーの編集」ボタンをクリックします。

ユーザー画面に移動したら、目的のユーザーの行にある「編集」リンクをクリックします。

ユーザーの編集画面には、アクセスセクションがあります。このセクションで、このユーザーに関連付けられている権限がわかります。Target アクティビティで使用したいレポートスイートへのアクセス権がユーザーに付与されていることを確認します。ユーザーは、全レポートアクセスグループまたはこのレポートスイートへのアクセス権がある別のグループに追加されている必要があります。また、Web サービスアクセスグループに追加されていることも確認します。

会社の設定

Target 設定

Target アクティビティ内で Adobe Analytics をレポートソースとして選択できない場合、会社の設定が原因として考えられます。

レポートソース設定がないアクティビティ

レポートソース設定があるアクティビティ

アクティビティのレポート設定セクションでレポートソースを選択できない場合、会社の環境設定で「レポートに使用する Marketing Cloud ソリューション」を確認する必要があります。

解決策

このセクションにアクセスするには、 管理者ユーザーとして Adobe Target にログインして、次の手順を実行します。

  1. 上部のナビゲーションで「セットアップ」をクリックします。
  2. 左側のナビゲーションで「環境設定」をクリックします。
  3. レポートに使用する Marketing Cloud ソリューションドロップダウンで、「アクティビティごとに選択」を選択します。

 

質問

このコンテンツについて質問がある場合や、この統合についてより詳しく知りたい場合は、コミュニティフォーラムに参加してください。コミュニティフォーラムでは質問を投稿できるほか、他の専門家との議論に参加することができます。

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