機能の概要 | Adobe Media Encoder | 2021年10月、12月、2022年2月および 4月リリース

Adobe Media Encoder の 2021年10月(バージョン 22.0)、12月(バージョン 22.1.1)、2022年2月(バージョン 22.2)および 4月(バージョン 22.3.1)リリースの新機能と機能強化について説明します。

Sony VENICE 2 カメラのサポート

2022年4月リリース

Adobe Media Encoder で、Sony VENICE 2 カメラがサポートされるようになりました。

Windows(Intel および NVIDIA グラフィックス搭載)での 10 ビット 420 HEVC ハードウェアエンコード

2022年2月リリース

Adobe Media Encoder での新しいハードウェアエンコーディングにより、10 ビット 420 HDR フッテージの書き出しが、Windows システム(Intel または NVIDIA の GPU を搭載)で最大 10 倍速になりました。

Apple M1 Pro/Max での ProRes ハードウェアアクセラレーション

2021年12月リリース

新しいハードウェアアクセラレーションにより、M1 Pro および M1 Max MacBook Pros では 4K および 8K ProRes が最大 5 倍高速になりました。わずかな時間で書き出しが完了

すべての Apple M1 システムでの高解像度 HEVC 用ハードウェアアクセラレーション

2021年12月リリース

M1 Mac の macOS 12 を使用すると、高解像度の HEVC 用の Media Encoder の書き出しが高速になります。 DCI 4K および 8K HEVC の書き出しでハードウェアエンコーディングが有効になり、パフォーマンスが大幅に向上します。 

以前のハードウェアエンコーディングは、M1 システムでは最大 UHD(3840 x 2160 ピクセル)の解像度で使用できました。 DCI 4K フッテージは 4096 x 2160 ピクセル、8K フッテージは 7680 x 4320 ピクセルです。 これらの書き出しの機能強化は、すべての Apple M1、M1 Pro、M1 Max システムの macOS 12 で使用できます。 

統合バージョン番号

2021年10月リリース

このリリースでは、アドビのビデオアプリケーションとオーディオアプリケーションは、バージョン番号 22.0 にそろえられています。メジャーバージョンでは、アドビアプリケーション(Dynamic Link などの機能用)間での上位および下位の相互運用性が確保されるので、バージョン 22.x を使用しているユーザーは、他のすべてのバージョン 22.x と連携できます。バージョン番号が一貫していると、アップデートと共同作業が容易になります。

H.264 および HEVC のカラーマネジメント

2021年10月リリース

H.264 および HEVC 形式に対応した新しいカラーマネジメントを使用すると、Adobe Media Encoder は、10 ビットファイルや HDR ファイルなどの形式を読み込んだときに、適切なカラースペースを解釈します。書き出す場合、Media Encoder は、正しいカラースペースメタデータを出力ファイルに組み込みます。これにより、お使いのカラーが出力先プラットフォームに正しく表示されるようになります。  

Sony XAVC-L-HDR のカラーマネジメント

2021年10月リリース

Sony XAVC-HDR を新たにサポートしたことで、放送および制作チームは、HDR コンテンツを扱う際の選択肢が増え、XAVC Intra よりもサーバーと記憶領域が少なくて済みます。 

After Effects コンポジションのレンダリングを高速化

2021年10月リリース

ハードウェアとコンポジションに基づいて、After Effects コンポジションの書き出しを最大 3 倍高速化できるようになりました。

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合