プロのアニメーターAlex Fleisig氏が、AndroidデバイスのAdobe Captureを使って手描きのスケッチをベクターシェイプに変換し、デスクトップ版のAnimateに読み込んで、短時間でアニマティック(ビデオコンテ)を仕上げるまでの工程をご覧ください。
必要な情報
Alex Fleisig氏のスケッチを自分のCreative Cloudライブラリにコピーする
こちらのCapture + Animateライブラリをクリックして、Alex Fleisig氏のスケッチを表示します。「Creative Cloudへ保存」をクリックして、自分のライブラリにアセットをコピーします。
注意:ライブラリに保存するには、Creative Cloudアカウントにログインする必要があります。
シェイプをキャプチャする
モバイルデバイスでCaptureを起動します。「SHAPES」(1)を選択し、「+」アイコンをタップします。画面右下にある「次からキャプチャ」アイコン(2)をタップして、画像を参照します。Creative Cloud (3)を選択して、マイアセットの横の下向き矢印 (4)をタップ、マイライブラリ/「Capture + Animate 」(5)に進みます。
写真「koala_sketch」を選択して、「開く」ボタンをタップします。
注意:このチュートリアル内のスクリーンショットと説明は、Android版 Captureについてのものです。ユーザーインターフェイスはiPad、iPad Pro、iPhone、Androidデバイスで異なります。
スケッチ画像をベクターシェイプに変換する
Captureを使って、ペンによるシャープな筆致を維持したままベクターシェイプに変換します。
キャプチャする範囲が黄緑色にハイライトされるので、スライダーハンドルを左右に動かしてディテールを調整します。調整が済んだら、「キャプチャ」ボタン(カメラアイコン)をタップして画像をキャプチャします。
必要に応じて「パスを削除」ボタンをタップし、不要な部分を指でなぞって削除します。「削除を取り消し」ボタンをタップし、再度指でなぞると復元されます。
矢印をタップすると、画像がベクターシェイプに変換されます。完成したら、次の画面で名前を付け(ここでは「koala_A」)、Capture + Animateライブラリにシェイプを保存します。
カラーテーマをキャプチャする
Captureを起動し、「カラー」をタップします。続いて「+」アイコンをタップし、カメラを対象に向けます。
画面が撮影モードになるので、周囲にカメラを向けます。カメラが自動的に5つのカラーを検出し、画像の上に円で表示します。画面をタップして停止し、円を指で動かして目的のカラーを取得します。5つのカラーテーマが決まったら、「キャプチャ」 チェックマークをタップしてキャプチャします。
カラーテーマを保存する
カラーテーマに名前を付けて、保存先のCreative Cloudライブラリ(Capture + Animateライブラリ)を選択し、チェックマークをタップして保存します。このカラーテーマは、Animateでコアラのアニメーションを作成する際の着色に使用します。
キャラクターをアニメーション化する
Joseph Labrecqued氏がAnimateを使用してCreative Cloudライブラリからコアラのシェイプとカラーテーマを取り込み、アニメーション効果を適用してキャラクターに息を吹き込む様子をご覧ください。