スケッチや写真をベクターシェイプに変換し、Adobe Illustrator Drawのアートワークで使用します。

ニューヨークを拠点とするイラストレーターJing Wei氏は、自身のAndroid端末に搭載のAdobe Capture CCおよびAdobe Illustrator Drawを使用して、写真内のオブジェクトをベクターグラフィックに変換しています。この技法を使えば、アセットを無限に組み合わせることができます。

まず、モバイル端末にDrawおよびCaptureをインストールします。次に、Creative Cloudライブラリに用意されているサンプル画像を使用するか、自ら作成したアセットを使用して、このチュートリアルを進めていきます。

Illustrator Draw

Creative Cloudライブラリにサンプルアセットをコピーする

Creative Cloudアカウントに移動し、ログインして、サンプルアセットをライブラリに保存します。Adobe IDをお持ちでない場合は取得してください。

サンプルアセットを使用するには、DrawおよびCaptureライブラリに移動します。「Creative Cloudに保存」をクリックして、自分のライブラリにアセットをコピーします。

注意:このチュートリアル内のスクリーンショットと説明は、Android版DrawおよびCaptureに関するものです。ユーザーインターフェイスはiPad、iPad Pro、iPhone、Androidデバイスで異なります。

Illustrator Draw

プロジェクトに名前を付ける

モバイル端末でDrawを開きます。

Adobe IDを使用してアプリにログインします。Adobe IDをお持ちでない場合は、無料のIDを作成します。

プラス(+)ボタンをタップして、新規プロジェクトを開始します。デフォルトでは、新規プロジェクトに5つのカンバスが含まれています。縦に並ぶ3つのドットをタップし、「プロジェクト名を変更」を選択します。プロジェクトにDog In Bagという名前を付けます。

カンバスをタップして、イラストの作成を開始します。

Illustrator Draw

シェイプをキャプチャする

シェイプアイコン(1) をタップして、Capture CCに移動します。

プラス(+)ボタン(2)をタップします。

画面下部にある次からキャプチャアイコン(3)をタップして、画像を参照します。Creative Cloudライブラリに保存したアセットを取得するには、「Creative Cloud」(4)を選択し、「マイアセット」(5)の横にある下向き矢印から、マイライブラリ/DrawおよびCapture(6)をタップします。

犬のスケッチIMG_0001をタップし、「開く」をタップします。

 

トレースする画像を追加

スケッチ画像をベクターシェイプに変換する

Capture CCで、Jing Wei氏の鉛筆描画をベクターシェイプに変換します。その際、シャープな線を維持したままサイズを変更できます。

スライダーハンドルを左右にドラッグして、キャプチャするシェイプの詳細度を調整します。キャプチャボタン(カメラアイコン)をタップして、画像をキャプチャします。

必要に応じて、「シェイプから削除」または「シェイプを維持」を選択してシェイプを微調整します。選択したオプションに応じて、削除するまたは残す詳細部分を指でドラッグします。

矢印をタップします。少し待つとシェイプがベクターに変換されます。完了したら、ベクターシェイプが自動的にDrawに読み込まれます。

Adobe Stockから画像を追加

Drawにシェイプを配置する

Touch Slideツール(オレンジ色の2つの配置ハンドル)を使用して、シェイプをカンバスの中央に移動します。画像を拡大するには、2本指でピンチアウトします。

基本のラウンドブラシをダブルタップします。カラーアイコンをタップし、カラーホイールの下のスライダーを左端まで動かして、カラーを黒に変更します。チェックマークをタップして、カンバスに戻ります。

犬のシェイプ内ダブルタップして、選択したカラー(黒)でカンバス上にスタンプします。「X」をタップして、Touch Slideツールを閉じます。Touch Slideツールをいったん閉じたら、シェイプの調整はそれ以上できません。

Adobe Stockから画像を追加

イラストにカラーを追加する

シェイプの閉じた領域を長押しすると、現在選択されているカラーで塗りつぶすことができます。

ラウンドブラシのカラーを黒にしたまま、犬の耳の内側を長押しすると、黒で塗りつぶされます。

カラーを選択し、シェイプの閉じた部分の内側を長押しして、領域をそのカラーで塗りつぶすという操作を繰り返します。ラウンドブラシのカラーを緑に変更し、トートバッグの内側を長押しして、トートバッグのカラーを緑に変更します。この手順を繰り返して、犬の頭のカラーを白に変更します。 

誤った操作をおこなった場合は、消しゴムツールを選択し、閉じた領域を長押しして、その領域を塗りつぶしたカラーを削除します。 

ヒント:フルスクリーンアイコンをタップすると、画面にメニューが表示されなくなり、イラストのみが表示されます。ピンチジェスチャーを使用すると、最大64倍のズームインやズームアウトをおこなうことができます。

フリーハンドの描画

イラストに新しいレイヤーを追加する

レイヤーアイコンをタップし、プラス(+)アイコンをタップして、新しい描画レイヤーを作成します。

レイヤー上の縦に並ぶ3つのドットをタップして、レイヤーにtote textureという名前を付けます。

ラウンドブラシツールをタップし、トートバッグのカラーとして暗めの緑を選択します。

フリーハンドの描画

草の写真をベクターシェイプに変換する

草の写真をベクターシェイプとして使用するには、シェイプアイコンをタップして、DrawからCaptureに移動します。

プラス(+)ボタンをタップして、カメラモードにします。

Creative Cloud/マイアセット/マイライブラリ/DrawおよびCaptureを選択し、IMG_0002を選択します。または、サンプルアセットを使用せずに、草の写真を撮影します。

キャプチャボタン(カメラアイコン)をタップします。

少し待つとシェイプがベクターに変換されます。完了したら、ベクターシェイプが自動的にDrawに読み込まれます。

 

ブラシ

ベクターシェイプを配置、色付け、編集する

草のベクターシェイプをトートバッグの上に配置します。 

Touch Slideツールを使用し、草のベクターシェイプをピンチアウトして拡大したら、ドラッグしてバッグの上に配置します。

草のベクターグラフィックをダブルタップして、手順7で選択した暗めの緑を適用します。「X」をタップして、シェイプをカンバス上にスタンプし、草のシェイプのために開いていたTouch Slideツールを閉じます。フルスクリーン表示を終了します。

消しゴムツールをダブルタップし、「サイズ」を押して、サイズが最大になるまで指でドラッグします。トートバッグ以外の場所の草を消去します。

描画の調整

アートワークをIllustrator CCに書き出す

Adobe Illustrator CC無料体験版をダウンロードし、インストールします。

書き出しアイコンをタップし、宛先オプションからIllustrator CCを選択して、DrawアートワークをIllustrator CCに送信します。ファイルの送信が完了すると、デバイスの画面に通知が表示されます。

アートワークがIllustratorで自動的に開きます。シェイプとカラーを調整したり、テキストを追加したりして、仕上げをおこないます。完了したら、ファイルを印刷またはオンラインで使用する準備を開始できます。

複数のレイヤーを使った作業
06/28/2018

提供元:Jing Wei

このページは役に立ちましたか。