内容 (What's Covered)

この文書では、Adobe Photoshop Elements で使用するレイヤーについて説明します。

A. レイヤーとは

レイヤーは、積み重ねることができる透明なフィルムのようなもので、その上には画像をペイントすることができます。レイヤー上の何も描かれていない部分は、通常、透明として扱われ、透明部分からは下のレイヤーが透けて見えます。各レイヤーは個別に処理することができるので、様々な効果を試すことができ、レイヤーを統合や結合(複数のレイヤーを 1 つにまとめること)を行わない限り、それぞれを独立したレイヤーとして扱うことができます。

※ Photoshop Elements では、最大 8,000 枚のレイヤーを作成することができます。(最大枚数は、使用システムのメモリ容量によって変化します。)

また、レイヤーを使用すると、画像に複雑な効果を与えることができます。各レイヤーは別々の画像として扱うことができるので、画像の並べ替えや、レイヤーごとの色調補正、特殊効果の適用を自由に行うことができます。

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B. レイヤーの種類

通常のレイヤーは、ピクセルベースのレイヤー(画像レイヤー)です。この他にも、特殊効果の作成に使用できるレイヤータイプがいくつかあります。

  • 塗りつぶしレイヤー

    カラーグラデーション、べた塗り、またはパターンが含まれます。
  • 調整レイヤー

    画像を永続的に変更することなく、カラー、明るさ、彩度を(調整レイヤーを統合したり、折りたたんだりするまで)微調整できます。
  • テキストレイヤー、シェイプレイヤー

    ベクトルベースのテキストとシェイプを作成できます。調整レイヤーにペイントすることはできませんが、調整レイヤーのマスクにはペイントできます。

※ これら、4 つのレイヤータイプにペイントや特殊効果を適用する場合は、レイヤーをラスタライズし、通常のピクセルベースの画像レイヤーに変換する必要があります。

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レイヤー機能を使用して画像を合成する機能について詳しくはこちらをご覧ください。

画像を合成する方法

C. レイヤーの作成

C-1. 新しい空白のレイヤーの作成

新規空白レイヤーを作成するには、次のいずれかの操作を行います。

  • レイヤー/新規/レイヤー を選択します。
  • レイヤーパネルのオプションメニューから「新規レイヤー」を選択します。
  • レイヤーパネルの「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックします。
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※ レイヤーパネルを表示するには、ウィンドウ上部から「エキスパート」をクリックしてエキスパート編集モードにして、「ウィンドウ右下の「レイヤー」ボタンをクリックします。

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C-2. 別のレイヤーの一部からの新規レイヤーの作成

元画像を変更することなく、画像の一部を新規作成したレイヤーに移動することができます。

  1. 編集ワークスペースで既存のレイヤーを選択し、選択ツールなどで範囲を指定します。
  2. 次のいずれかを選択します。

    ・ 選択範囲を新しいレイヤーにコピーするには、レイヤー/新規/選択範囲をコピーしたレイヤー を選択します。

    ・ 選択範囲をカットして新しいレイヤーにペーストするには、レイヤー/新規/選択範囲をカットしたレイヤー を選択します。
  3. 新しいレイヤーに選択した領域が表示されます。表示される位置は、元のレイヤーでの位置と同じです。

C-3. 調整レイヤーと塗りつぶしレイヤー

調整レイヤーを使用すると、画像内のピクセル自体を変更することなく、カラー調整や色調補正を試すことができます。調整レイヤーは、それより下のレイヤーのカラーを調整するベールのようなものです。

塗りつぶしレイヤーを使用すると、レイヤーを単一色やグラデーション、パターンで塗りつぶすことができます。調整レイヤーとは異なり、塗りつぶしレイヤーは下のレイヤーに影響を与えません。

  1. レイヤーパネルで、操作する一番上のレイヤーを選択します。
  2. レイヤー効果を特定の領域だけに適用する場合は、選択ツールなどで範囲を指定します。
  3. 次のいずれかの操作を行います。
    ・ レイヤーパネルの上部にある「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」ボタン をクリックし、レイヤーのタイプを選択します。
    ・ レイヤーメニューから「新規塗りつぶしレイヤー」または「新規調整レイヤー」を選択し、タイプを選択します。

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C-4. 文字レイヤーとシェイプレイヤー

文字レイヤーとシェイプレイヤーは、ツールパネルから文字ツール、シェイプツールを選択してキャンパスに入力、描画するとレイヤーが作成されます。

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D. レイヤーの編集

D-1. レイヤーの選択

  • レイヤーパネルで、レイヤーのサムネールまたは名前を選択します。
  • 複数のレイヤーを選択するには、Ctrl キー(Windows)/Command キー(Mac OS)を押しながら、各レイヤーをクリックします。

D-2. レイヤーの表示と非表示の切り替え

レイヤーパネルで、レイヤーの一番左の列の目のアイコンに斜線がある場合は、そのレイヤーが非表示なことを示します。レイヤーの表示/非表示を切り替えるには、変更したいレイヤーの目のアイコンをクリックします。

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D-3. レイヤーのロック

レイヤーの全体または一部をロックすると、レイヤー上のオブジェクトを保護することができます。レイヤーをロックすると、レイヤー名の右側に鍵のアイコンが表示され、そのレイヤーを削除できなくなります。

  • レイヤーパネルの上部にある「すべてをロック」アイコンをクリックし、すべてのレイヤープロパティをロックします。レイヤーへのペイントや削除などが行えなくなります。
  • レイヤーパネルの上部にある「透明ピクセルをロック」アイコンをクリックしてレイヤーの透明部分をロックします。透明ピクセルにペイントできなくなります。
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D-4. レイヤーのラスタライズ

スマートオブジェクト、フレームレイヤー、テキストレイヤー、シェイプレイヤー、べた塗りレイヤー、グラデーションレイヤー、パターンレイヤー(または Photoshop から取り込んだレイヤーグループ)は、フィルターを適用したり、ペイントツールで編集したりする前にラスタライズする必要があります。ただし、一度ラスタライズしたレイヤーのテキストやシェイプは編集することができません。

  • レイヤーメニューまたはレイヤーパネルの詳細メニューから「レイヤーをラスタライズ」を選択します。
  • シェイプレイヤーを選択した場合は、オプションパネルの「ラスタライズ」ボタンからも行えます。
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D-5. レイヤーの削除

不要になったレイヤーを削除すると、画像のファイルサイズを小さくすることができます。

  • レイヤーパネルの下部にあるレイヤーを削除アイコン にレイヤーをドラッグします。
  • レイヤーパネルの下部にあるレイヤーを削除アイコンをクリックし、削除を確認するダイアログボックスで「はい」をクリックします。
  • レイヤーメニューまたはレイヤーパネルの詳細メニューから「レイヤーを削除」を選択し、「はい」をクリックします。

E. レイヤースタイル

レイヤースタイルを使用すると、簡単にレイヤー全体にエフェクトを適用することができます。効果パネルには多種多様な既定のレイヤースタイルが用意されており、クリックするだけでレイヤーにスタイルを適用できます。

  • ウィンドウ下部から「効果」をクリックし、効果パネルを表示します。続けて、効果パネルのカテゴリメニューで「スタイル」をクリックします。適用したいスタイルを画像にドラックします。
  • レイヤー/レイヤースタイル/スタイル設定 を選択します。スタイル設定 ダイアログボックスでスタイルを選択して、属性や効果の度合いを調整し、「OK」をクリックします。
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レイヤースタイルについては、こちらをご確認ください。

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