この文書では、Adobe Photoshop Elements 13 の調子が悪いときに行っていただきたい対処方法について説明します。この文書内の対処方法で解決しない場合や、特定のエラーメッセージが表示される場合は、別の解決方法の文書が用意されていることがあります。

システムエラーは、以下のようなさまざまな形で現れます。

  • ダイアログボックスが空白で表示される、ちらつく
  • カーソルや画面のフリーズ
  • ブルースクリーン
  • 予期しない再起動

A. 初歩的な対処方法

このセクションでは、もっとも一般的な解決方法を紹介します。これらの作業を実行する前に、Photoshop Elements で作成したファイルやカタログなど、すべての個人用ファイルのバックアップを作成します。また、システムエラーが発生した場合は、必ずコンピューターを再起動してメモリをリフレッシュしてください。再起動せずに作業を続行すると、他の問題が発生することにより、原因の特定が難しくなることがあります。

バックアップについて詳しくは、以下のページをご確認ください。

a-1. 必要システム構成の確認

コンピューターが必要システムを満たしていない場合、アプリケーションが正しく動作しない可能性があります。以下のページから、必要システム構成をご確認ください。

a-2. Photoshop Elements のアップデート

ソフトウェアのアップデートを行うことで、不具合が解消される場合があります。アップデートを行うには Photoshop Elements を起動し、ヘルプ/アップデート を選択します。

a-3. OS のアップデート

OS のアップデートを行うことにより、パフォーマンスやアプリケーションの互換性の問題が改善される場合があります。

  • Windows : スタート/Windows Update を選択します。
  • Mac OS : アップルメニュー/ソフトウェアアップデート を選択します。

a-4. 環境設定のリセット

環境設定とは、 Photoshop Elements の動作や設定に関する情報全般のことです。環境設定は、例えば強制終了などの予期しないトラブルによって破損することがあります。Photoshop Elements または Elements Organizer の環境設定が破損していることにより、問題が発生している可能性があります。その場合は以下の操作を行い、環境設定を初期化することで問題が改善されます。   

Photoshop Elements(Editor) の場合

  1. Photoshop Elements を起動し、以下の操作を行います。

    • Windows : 編集/環境設定/一般 を選択します。
    • Mac OS : Photoshop Elements Editor/環境設定/一般 を選択します。
  2. 環境設定 ダイアログボックスで、「次の起動時に環境設定を初期化」ボタンをクリックします。

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  3. 確認のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。

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  4. 「OK」をクリックし、環境設定ダイアログボックスを閉じます。

  5. Photoshop Elements を終了し、再起動します。再起動時に環境設定が初期化されます。

Elements Organizer の場合

  1. Elements Organizer を起動し、以下の操作を行います。

    • Windows : 編集/環境設定/一般 を選択します。
    • Mac OS : Elements Organizer/環境設定/一般 を選択します。
  2. 環境設定ダイアログボックスが表示されたら、「初期設定値に戻す」ボタンをクリックします。

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  3. 確認のメッセージが表示されたら「OK」をクリックします。

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  4. 「OK」をクリックして環境設定ダイアログボックスを閉じます。

  5. Elements Organizer を終了し、再起動します。再起動時に環境設定が初期化されます。

a-5. 新規カタログの作成 (Elements Organizer)

Elements Organizer が使用するカタログと呼ばれるファイルは、写真やビデオなどのメディアファイルがどこに保存されているかを読み込んで記録しています。Elements Organizer のカタログが破損している場合、カタログを新規作成することによって問題を回避できます。

  1. Photoshop Elements または Premiere Elements が起動している場合は終了します。

  2. Elements Organizer で、ファイル/カタログを管理 を選択します。
    ※ Elements Organizer が起動できない場合は、Shift キーを押しながら Elements Organizer を起動します。  

  3. カタログマネージャーダイアログボックスが表示されたら、カタログ セクションでカタログを保存する場所を選択します。

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  4. ダイアログボックス右上部の「新規」ボタンをクリックします。

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  5. 新規カタログの名前を入力ダイアログボックスが表示されます。カタログの名前を入力して「OK」をクリックします。

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B. トラブルシューティング/中級編

b-1. 不要なサービスやプロセスを無効にしてオペレーティングシステムを起動

オペレーティングシステムが起動時に読み込むバックグラウンドのサービスやプロセス、およびウイルス対策ソフトウェアなどの常駐アプリケーションの影響により、問題が発生する場合があります。以下の弊社技術文書を参照し、これらのサービスやプロセスを無効にした状態で Photoshop Elements を起動し、問題が改善するか確認します。

b-2. サードパーティ製プラグインの確認

追加でインストールしたサードパーティ製プラグインが Photoshop Elements の動作に影響をおよぼす場合があります。Photoshop Elements のプラグインフォルダーからサードパーティ製プラグインを移動後、Photoshop Elements を再起動します。問題が改善されない場合は、移動したプラグインを元のフォルダーに戻し、次のセクションに進みます。問題が改善された場合は、問題の原因となっているプラグインを特定します。

  1. Photoshop Elements が起動している場合は終了します。

  2. 以下の操作を行い、サードパーティ製プラグインを別の場所に移動します。

    • Windows
      以下の Photoshop Elements プラグインフォルダーから、すべてのサードパーティ製プラグインをデスクトップ上のフォルダーなど別の場所に移動します。
      Program Files¥Adobe¥Photoshop Elements 13¥Plug-Ins
    • Mac OS
      1. Finder で以下のフォルダーを開きます。
      Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Photoshop Elements 13
      2. Control キーを押しながら Adobe Photoshop Elements 13.app ファイルをクリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。
      3. Contents/Plug-ins フォルダーを開きます。
      4. 以下のファイルとフォルダーは初期設定でインストールされています。それ以外のプラグインファイルやフォルダーをデスクトップなどの別の場所に移動します。
      ・ Common フォルダー
      ・ ControlSurface フォルダー
      ・ ja_JP フォルダー
      ・ Blacklist.txt ファイル

    注意:

    注意 : インストール先を別の場所に変更している場合は、インストール先フォルダーの「Plug-Ins」フォルダーを確認してください。

  3. 移動したプラグインのうち 1 つを、元の「Plug-Ins」フォルダーに戻し、Photoshop Elements で使用できるようにします。

  4. Photoshop Elements を起動します。

  5. 問題が発生しない場合は、手順 3. および 手順 4. を他のプラグインに対して行います。

  6. 問題が発生した場合は、問題が発生したプラグインの提供元にアップデートについて問い合わせてください。

b-3. 一時ファイルの最適化(Windows)

Windows およびアプリケーションは、作業データを一時ファイルとしてハードディスク上に保存します。通常、保存された一時ファイルはアプリケーションの終了時に削除されますが、アプリケーションが正常に終了しなかった場合に削除されないことがあります。サイズの大きいファイルや古いファイルは Windows またはアプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。Windows に付属のディスククリーンアップユーティリティを使用するか、手動で一時ファイルを削除します。詳しくは、以下のページを参照してください。

b-4. ディスクのアクセス権を修復(Mac OS)

管理者アカウントでログインしているにもかかわらず問題が発生する場合、ディスクのアクセス権が破損している可能性があります。Mac OS 付属の「ディスクユーティリティ」を使用してアクセス権の修復を行います。

アクセス権を修復するには以下の操作を行います。

  1. Finder で、移動/ユーティリティ を選択します。

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  2. 「ディスクユーティリティ」をダブルクリックします。

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  3. チェックするボリュームを選択し、「First Aid」タブを開きます。

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  4. 「ディスクのアクセス権を検証」ボタンをクリックし、検証します。

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  5. 不正なアクセス権が設定されていた場合には、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンをクリックし、修復します。

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b-5. デバイスドライバーの互換性を確認(Windows)

デバイスドライバーとは、マウスやプリンターなどの周辺機器と Windows が通信を行うためのソフトウェアファイルです。最新のドライバーに関する情報については、コンピューター、またはデバイスの製造元に問い合わせてください。デバイスドライバーの互換性を確認する方法は、以下の文書を参照してください。

b-6. Photoshop Elements の再インストール

Photoshop Elements のインストールが正常に完了していない場合、システムエラーやフリーズが発生することがあります。

アプリケーションをアンインストールし、デスクトップから Photoshop Elements を再インストールすることによって問題が解決する可能性があります。同じコンピューターに異なるバージョンの Photoshop Elements がインストールされている場合は、すべてのバージョンをアンインストールし、使用するバージョンのみを再インストールします。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。

  2. 注意:

    Photoshop Elements 13 以外のバージョンがインストールされている場合は、すべてアンインストールします。

  3. すべてのバージョンをアンインストール後、以下のフォルダー内に「Adobe Photoshop Elements 13」など Photoshop Elements 関連のフォルダーが残っている場合は削除します。

    • Windows : C:\Program Files\Adobe
    • Mac OS : Macintosh HD/アプリケーション
  4. ごみ箱を空にしてコンピューターを再起動します。

  5. 再起動後、以下の情報を参照して Photoshop Elements を再インストールします。

    ※ パッケージ版の場合は、ディスクの情報をデスクトップにコピーしてからインストールをお試しください。詳しくは、以下を参照してください。(バージョン 14 の手順ですが、手順はほぼ同じです)

C. トラブルシューティング/上級編

c-1. 仮想記憶ディスクの最適化

ビットマップ画像の編集を行うためのメモリ容量が不足すると、Photoshop Elements はデータの格納と処理を実行するために、一時的なディスクスペースとして仮想記憶ディスクを使用します。Photoshop Elements では、最大 2 つのハードディスクパーティションに 2 GB の仮想記憶ディスクファイルを作成することができます。 

一次仮想記憶ディスクとして指定されているパーティションには、処理を行う画像サイズの 3 倍から 5 倍の空き容量が必要です。複数のハードディスクがある場合は、追加の仮想記憶ディスクを指定することを推奨します。ディスク容量が不足している場合は、b-3. 一時ファイルの最適化 を参照して一時ファイルを削除するか、またはその他の不要なファイルを削除します。 

Photoshop Elements の仮想記憶ディスクを確認するには、以下の操作を行います。

  1. Photoshop Elements を写真編集モードで起動します。

  2. 編集/環境設定/パフォーマンス を選択します。

c-2. 仮想メモリの設定 (Windows)

仮想メモリによって、システムがメモリ(RAM)に保管する情報をハードディスクへ保存することが可能となります。Windows ではページングファイルを使って仮想メモリを管理していますが、最小と最大のサイズを任意の値で設定することもできます。設定したページングファイルのサイズが Windows の初期設定と異なっている場合に、アプリケーションがエラーを返すことがあります。ただし、いくつかのアプリケーションは、Windows のデフォルトサイズと異なるページングファイルサイズを要求する場合もあるため、他のアプリケーションに悪影響を与えない場合にのみ以下の操作を行ってページングファイルのサイズを変更してください。

ページングファイルのサイズを変更するには、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。

  2. 以下のいずれかの操作を行います。

    • Windows 8/8.1 の場合
      「スタート」を右クリックし、「システム」を選択します。
    • Windows 7 の場合
      「スタート」ボタンをクリック、「コンピューター」を右クリックして「システムのプロパティ」を選択します。
  3. 画面左側の「システムの詳細設定」をクリックします。

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  4. 詳細設定 タブの「パフォーマンス」セクションで「設定」ボタンをクリックします。

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  5. パフォーマンスオプションダイアログボックスが表示されたら「詳細設定」タブを開き、「仮想メモリ」セクションの「変更」ボタンをクリックします。

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  6. 仮想メモリダイアログボックスが表示されたら、「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックをはずします。

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  7. 「各ドライブのページング ファイルのサイズ」セクションの「ドライブ [ボリュームラベル]」のリストから、搭載メモリの 3 倍以上の空き容量があるハードディスクを選択します。

    ドライブ名をクリックすると、「空き領域」に選択したドライブの空き容量が表示されます。

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  8. 「カスタムサイズ」を選択します。

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  9. カスタムサイズに値を入力します。

    • 「初期サイズ」フィールドに搭載メモリ容量の 1.5 倍の値を入力します。
      ※例えば搭載メモリ容量が 4 GBの場合は、6144 MB になります。
      ※1 GB = 1024 MB
    • 「最大サイズ」フィールドに「初期サイズ」値の 2 倍の値を入力します。
  10. 「設定」ボタンをクリックしたあと、「OK」をクリックして仮想メモリダイアログボックスを閉じます。

  11. 「OK」をクリックして、パフォーマンスオプションダイアログボックスを閉じます。

  12. Windows を再起動します。

c-3. ハードディスクの修復と断片化の解消 (Windows)

ハードディスクが物理的に破損してしまったり、ファイル書き込み時にハードディスクやメモリなど複数の場所に分散して記録されてしまうと、システムエラーが発生する場合があります。

Windows に付属のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティ、または Symantec 社 Norton Utilities などのサードパーティ製のディスクユーティリティを使用して、ハードディスクを修復し断片化を解消します。これらのユーティリティは、それぞれのハードディスクまたはパーティションごとに実行する必要があります。

Windows 付属のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティの詳細については、Windows ヘルプを参照してください。サードパーティ製ディスクユーティリティの詳細については、ユーティリティに付属のヘルプやマニュアルを参照してください。

注意:

注意 : ディスクの破損部分にファイルが移動しないよう、断片化の解消を行う前にエラーチェックを実行してください。

エラーチェックの手順

エラーチェックを実行するには、以下の操作を行います。

  1. 以下のいずれかの操作を行います。

    • Windows 8/8.1 の場合
      「スタート」を右クリックし、「エクスプローラー」を選択します。
    • Windows 7 の場合
      スタート/コンピューター を選択します。
  2. エラーチェックを行うハードディスクを右クリックして、「プロパティ」を選択します。

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  3. <ディスク名> のプロパティ ダイアログボックスで「ツール」タブを開き、エラーチェック セクションの「チェック」ボタンをクリックします。

    ※Windows 7 の場合、上記の操作後ディスクのチェック <ディスク名> ダイアログボックスが表示されたら、「開始」ボタンをクリックします。

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    注意: 注意 : 断片化の解消を行う前に、ディスクユーティリティが検出したエラーがすべて修復されているか確認してください。エラーがあるディスク上で行うと、データが損傷する場合があります。ユーティリティが修復できないエラーを検出した場合は、コンピューターの製造元に問い合わせてください。

ディスクデフラグの手順

ディスクデフラグユーティリティは、コンピューター内のファイルと空き領域を再配置して、ファイルが連続した単位に保存されるようにし、空き領域を 1 つの連続したブロックにまとめます。ディスクデフラグツールを使用するには、以下の操作を行います。

  1. 以下のいずれかの操作を行います。

    • Windows 8/8.1 の場合
      Windows キー + X キーを押し、「コントロールパネル」を選択します。コントロールパネルで、システムとセキュリティ/管理ツール/ドライブのデフラグと最適化 を選択します。
    • Windows 7 の場合
      スタート/すべてのプログラム/アクセサリ/システムツール/ディスクデフラグツール を選択します。
  2. ボリュームを選択し、分析と最適化を行います。

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c-4. フォントのトラブル対処方法

フォントが問題の原因となっているかどうかを特定するために、必要最低限のフォントのみ有効にして他を削除または他の場所へ移動して、動作を確認します。操作方法については、以下のページを参照してください。

注意:

注意 : Windows によってインストールされたフォントは移動させないでください。Windows でインストールされるフォントについては、以下の文書を参照してください。

c-5. 新規ユーザーアカウントの作成

ユーザーアカウントが破損すると、インストール処理の妨げになる可能性があります。新規ユーザーアカウントを作成し、作成したアカウントでログインしてから再度インストールしてみます。ユーザーアカウントの作成方法については、以下の文書を参照してください。

D. 問題が解決しない場合

上記すべての操作を行っても問題が解決しない場合は、既知の問題として弊社サポートデータベースで文書が公開されていないか検索します。

また、以下の弊社ユーザーフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザーから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別のコンピューターでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。

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