Photoshopは写真編集から、デザイン・イラスト作成まで幅広く使えるアプリです。機能がたくさんあるため、最初は難しく感じてしまうかもしれませんが、まずはやりたいことを決めて、それに合わせて必要な機能に絞って学んでいくと、柔軟に思い通りのものを作れるようになります。今回は初めの一歩としてPhotoshopを始める手順を見ながら制作の一通りの流れをMappy Photoさんと一緒に学んでいきましょう。

ステップ1:何を作るか決める

 

まずはPhotoshopで何を作るか決めないと次のステップでつまずいてしまうため、Photoshopを始める前にまず最終的なゴールを決めます。

Photoshopでできることを大きく5つに分けて見ていきましょう。

1. 写真編集

写真自体の明るさや色を変える写真の基本補正や現像ができます。

2. 写真レタッチ・合成・加工

写真を土台にした肌レタッチや目つぶり直し、または写真に雪を降らせるなどの加工をすることができます。

3. グラフィックデザイン

写真合成・加工と少し似ていますが、写真を土台にして、さらに切り抜いた写真など加えたり、色を変えたり、光を加えたりしたアート的な作品が作れます。

4. 文字、イラスト、シェイプの単体デザイン

写真をベースにしたもの以外にも、打った文字にさらに効果をかけたり、ブラシを使ってイラストを自分で描いたり、シェイプを作れます。

5. 広告デザイン

切り抜いた写真に文字や要素を加えたバナーなど作ることができます。

このような中から作りたいものの方向性を決めてから、次のステップに移りましょう。

ステップ 2 「新規ファイル」または「開く」で始める

 

Photoshopをクリックして開くと、左側に「新規ファイル」と「開く」の2種類が表示されます。

 

この2つは目的によって、使い分ける必要があり、始め方は変わってきます。

  • 「新規ファイル」 ➡ 作りたいもののサイズが決まっている場合
  • 「開く」 ➡ 写真自体を編集したくて、サイズは変えたくない場合

 

先ほど紹介したPhotoshopでできる5つのことを、この2つの分類に分けていくと以下のようになります。

  • 写真編集、写真レタッチ・合成・加工 ➡ 「開く」
  • グラフィックデザイン、文字、イラスト、シェイプの単体デザイン、広告デザイン ➡ 「新規ファイル」

 

例えば、レタッチ・合成・加工をした写真をSNSなどに上げるというのが最終的な目標の場合は、SNSに適したサイズは決まっているので、「開く」よりも「新規ファイル」のほうがよい場合もあります。

ですが、撮影した写真素材からサイズを変えない場合は、「開く」で始めます。

ここを間違えてしまうと、あとでサイズ等を調整する必要が出てきてしまうので、この2つは間違えないように注意してください。

 

次に、簡単に「開く」と「新規ファイル」の2つを見ていきます。

まずは、写真自体を土台にして写真のサイズを変えたくない場合の「開く」の操作方法です。

「開く」をクリックします。

 

写真をクリックして「開く」をクリックします。

 

そうすると、写真を開くことができるので、ここから編集をしていきます。

 

次に、作りたいもののサイズを決めてから作り始める「新規ファイル」の操作方法です。

今回は広告デザインのバナーを作るという場合を想定して進めていきます。

まずは「新規作成」をクリックします。

 

そしてここでいろいろなサイズが出てくるので、ここから探すか、自分でサイズを打ち込んでサイズを決めます。

 

幅と高さを入力することができるので、ここに自分で設定したいサイズの数字を入力していきます。

 

今回はバナーなので幅1,024px、高さ768pxに設定します。

合わせて、同じ画面で縦横の方向を決めることができます。今回は横長にしたいので横を選択します。

 

アートボードは今回は必要ないため、チェックマークを外します。

 

解像度は、簡単に説明するとウェブ上でパソコンやスマホで見る場合と、印刷する場合で変わります。

 

パソコンやスマホで見る場合は解像度を72px/inch、印刷するときは300px/inch以上にしないと画像が荒れてしまうため、注意してください。

今回のバナーはウェブ上でパソコンやスマホで見るように作るので、72px/inchにします。

 

カラーモードもパソコンやスマホで見る場合と、印刷する場合で変わってきます。

 

パソコンやスマホで見る場合はRGBカラー、印刷するときはCMYKカラーにします。

今回はウェブ用に作るのでRGBカラーにします。

 

そして作成をクリックします。

 

そうすると真っ白のキャンバスと呼ばれる土台が出来ました。

 

左下には、先ほど設定したサイズが表示されます。

ステップ3 作成

 

新規作成から始めて、Photoshopでよく使う操作を使いながら簡単にバナーを作ります。

まず写真の切り抜きを入れていきます。

切り抜きたい写真を入れていきたいので、写真のあるフォルダを開きます。

 

写真をPhotoshopにドラッグ&ドロップで追加し、確定するためにEnterを押します。

 

そしてこの写真に写っているハンバーガーを切り抜きたいので、まず切り抜きたい範囲を選択する必要があります。

今回は写真の被写体となるハンバーガーを簡単に選択できるクイック選択ツールを使います。

左側にあるツールバーと呼ばれるツールがたくさん並ぶ中にあるクイック選択ツールをクリックします。

 

そして選択したいものをパッと選択できる「被写体を選択」をクリックします。

 

そうするとPhotoshopが被写体を認識して、簡単に選択することができます。

 

ここから切り抜くために右下の左から3個目の、レイヤーマスクと呼ばれるアイコンをクリックします。

 

このレイヤーマスクもPhotoshopならではの便利な機能なので、後々詳しく見ていきますが、このアイコンをクリックすると、先ほど選択した範囲を切り抜くことができます。

 

そしてこの切り抜いた写真を移動させたいときは、ツールバーにある移動ツールをクリックして、写真上をクリックしてドラッグして動かします。

 

次に文字を入れていきます。

ツールバーにある横書き文字ツールをクリックして、キャンバス上をクリックして入れたい文字を入力します。

 

文字を入力し終わったら確定させる必要があるので、右上の丸をクリックします。

 

このようにして、簡単にですが新規作成からバナーを作ることができました。

ステップ4 保存と書き出しをする

 

では、出来上がったバナーを保存・書き出していきます。

保存はよく耳にする言葉かと思いますが、それとよく似ているのが書き出しで、それぞれで出来上がるものが違います。

  • 「保存」 ➡ Photoshopでの作業内容全体を保存することができて、後から文字や色を変えることができる保存形式
  • 「書き出し」 ➡ JPGなど1つの作品として仕上げ、そのままSNSやウェブ上にアップできる保存形式 (後から再編集することは難しい)

保存も書き出しもどちらもしておくと、後から直すこともでき、今すぐにウェブにアップすることもできるので、安心です。

 

では、まず保存をしていきます。

ファイル▶保存をクリックします。

 

そして「コンピューターに保存」または「Creative Cloudに保存」のどちらかを選んでクリックします。

 

今回は「コンピューターに保存」を選び、保存したいフォルダを選んだら、名前を付け、保存形式がPhotoshopになっているのを確認して保存をクリックします。

 

保存されたファイルを見ると、PSD形式で保存されているため、ダブルクリックをすれば、先ほど作った内容をそのままPhotoshopで開くことができます。

 

もし直したいところがあるときは、あとから直すこともできます。

 

次に書き出しです。

ファイル▶書き出し▶書き出し形式をクリックします。

 

そして、今回は形式をJPGにして画質の良さを決めます。

 

※画質をよくすればするほどファイルが重くなってしまうので、バランスを見ながら決めてください。

 

そして書き出しをクリックします。

 

名前をつけて、書き出し先を指定して保存をクリックすると、JPG形式で書き出すことができます。

 

書き出したファイルをダブルクリックすると、「保存」をした場合と違い、出来上がった画像がそのまま映し出されるので、このままSNSなどウェブ上にアップすることができます。

 

今回はPhotoshopの始め方から保存までを見てきました。

今回は簡単な事例でしたが、まだまだPhotoshopだからこそできることがたくさんあります。

少しずつできることが増えるように、次のステップはPhotoshopのレイヤー、ツール、フィルターなどの機能も学んでみましょう。

 

【Mappy Photoプロフィール】

えりな(動画出演中)と、たじ(動画編集)の2人組出張撮影フォトグラファー。

Photoshopをできる限りわかりやすく・簡単に・楽しく学べるようなチュートリアル動画をYouTubeで投稿中。

 

ホームページ: https://mappyedit.com

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