製品写真にカラーを適用する
このサンプルファイルには、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材が含まれています。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、 Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。
学習内容:オブジェクトが映えるリアルなカラーマッチを作成するテクニックを使用して、オブジェクトにカラーを適用する
オブジェクトのカラーをプロフェッショナルな見映えにするには、カラーの基本的な3つの特性、色相(カラー)、彩度(鮮やかさ)、明度(カラーの明暗)を調整します。
オブジェクトを選択する
ツールバーからオブジェクト選択ツールを選択し、オブジェクト全体を長方形にドラッグします。これで自動的にオブジェクトのエッジが認識され、選択範囲が作成されます。
レイヤーグループを作成し、グループにマスクを適用する
レイヤーパネルで「新規グループを作成」ボタンをクリックして、レイヤーグループを作成します。
選択範囲を有効にした状態で、レイヤーパネルの「レイヤーマスクを追加」ボタンをクリックし、オブジェクトの選択範囲のシェイプにマスクを作成します。グループにマスクを追加すれば、そのマスクを使用して、その後の手順で複数のレイヤーに適用できます。
新しいカラーを適用し、色相と彩度を調整する
レイヤーパネルの「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」ボタンをクリックして、「べた塗り」を選択します。これで、レイヤーグループにカラー塗りつぶしレイヤーが追加されます。レイヤーグループのマスクはオブジェクトのベタ塗りに限定されます。
オブジェクトに適用する新しいカラーを選択して、「OK」をクリックします。オブジェクトがべた塗りのカラーで表示されます。
カラー塗りつぶしレイヤーを選択した状態で、レイヤーパネルの描画モードメニューから「カラー」をクリックします。「カラー」描画モードは新しいカラーの色相と彩度が適用されますが、明度はオブジェクトの元のカラーのものが維持されます。
新しいカラーの彩度を調整する
レイヤーパネルで、コピーした空のレイヤーを選択し、「調整レイヤーを新規作成」ボタンをクリックし、「レベル補正」を選択します。これで、レベル補正の調整レイヤーが追加されます。
レベル補正の調整レイヤーをレイヤーグループのカラー塗りつぶしレイヤーの下にドラッグします。
属性パネルの入力レベルスライダーを使用して、オブジェクトを鮮明にします。例えば、白のスライダーを左にドラッグすればオブジェクトが明るくなり、さらにグレーのスライダーを左にドラッグすればコントラストが強くなります。これらの調整は3つ目のカラーコンポーネントである明度に影響し、オブジェクトの新しいカラーにテクスチャと陰影が加わります。