このチュートリアルでは、Adobe Photoshop CC のパスぼかしを使⽤して⼈物のダイナミックな動きを表現する⽅法を説明します。パスぼかしでは、ぼかしの⽅向を設定することができます。スマートフィルターのマスクサムネールを利⽤して部分的にぼかしを適⽤しましょう。まずは、下の1 分動画で制作⼯程を確認してください。

難易度3/5

 

本チュートリアル内で使⽤する主な機能

スマートオブジェクトに変換

パスぼかし

スマートフィルターマスクサムネール

 

⼿順 1/6

Photoshop でファイルを開く

Photoshop を起動し、「ファイル」- 「開く」から練習⽤サンプルファイル「AdobeStock_190078402.jpeg」を選択し、「開く」をクリックします。

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

はじめにPhotoshop でファイルを開きます。

⼿順 2/6

レイヤーをスマートオブジェクトに変換

「レイヤー」パネルから「背景」レイヤーを選択します。

ここで「背景」を「Dancer」という名称に変更しておきましょう。

レイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」を選択します。

*レイヤーパネルが⾒当たらない場合、「ウィンドウ」メニューから「レイヤー」を選択するとパネルが表⽰されます。

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

レイヤーをスマートオブジェクトに変換します。

 

ヒント:スマートオブジェクトとは

スマートオブジェクトでは、すべてのデータ特性とともに元の画像のコンテンツを保持するため、⾮破壊編集をおこなうことができます。例えば、元画像データや画質を保持したまま、レイヤーに拡⼤・縮⼩、回転、ゆがみ、変形、遠近法、ワープを適⽤することができます。また、元のデータを損なわずにフィルターを適⽤できます。スマートオブジェクトに適⽤されたフィルターはいつでも編集できます。

⼿順 3/6

パスぼかしを選択

「フィルター」-「ぼかしギャラリー」-「パスぼかし」と選択します。

ワークスペースが、ぼかしギャラリーになります。

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

「パスぼかし」を選択します。

⼿順 4/6

ぼかしの⽅向を設定

写真に動きの表現を加えたい場所をクリックして、ピンを打ち込みます。

ダンサーの動きを表現したいので、頭と⾜の周辺にピンを打ち込みます。

個別にパスのポイントをドラッグしてぼかしの⽅向を調整します。

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

頭と⾜の周辺にピンを打ち込みます。

⼿順 5/6

ぼかしの量を調整

「速度」スライダーを使い、ぼかしの量を調整します。

「OK」をクリックして元のワークスペースに戻ります。

 

速度:200%

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

ダイナミックな動きを表現するために、ぼかしの速度を200%に設定します。

⼿順 6/6

部分的にマスクをかける

レイヤーパネルで、「スマートフィルターマスクサムネール」をクリックで選択します。

ブラシツールを選択し、ブラシの設定をおこないます。

ぼかしを適⽤しない部分を塗っていき、ぼかしをマスクします。

 

直径:150 px

硬さ:0 %

描画⾊:⿊

描画モード:通常

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

「スマートフィルターマスクサムネール」をクリックで選択します。

 

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

ブラシを設定します。

 

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

ぼかしを適⽤しない部分を塗っていき、ぼかしをマスクします。

 

ヒント:スマートフィルターのマスクとは

スマートオブジェクトにフィルターを適⽤すると、レイヤーパネルのスマートオブジェクトの下に、スマートフィルターという空⽩の(⽩い)マスクのサムネールが表⽰されます。⽩い部分にフィルターが適⽤されています。このフィルターマスクを⿊でペイントすると、その部分のフィルターがマスクされ、部分的にフィルターを適⽤することができます。

 

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法

ダンサーのダイナミックな動きを表現できました。

 

以上で、パスぼかしを使⽤してダンサーのダイナミックな動きを表現する⽅法の⼿順は終了です。ここではパスぼかしで、ぼかしの⽅向を設定する⽅法とスマートフィルターのマスクサムネールを利⽤して部分的にぼかしを適⽤する⽅法を学習しました。

乗り物や運動の動作など、被写体の動きを強調する表現を加えたいときに便利なテクニックです。

ぜひご⾃⾝の作品づくりにもいかしてみてください。

⼈物にダイナミックな動きをつける⽅法
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