必要な情報

「レイヤー」パネルから「背景」レイヤーを選択します。
ここで「背景」を「Dancer」という名称に変更しておきましょう。
レイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」を選択します。
*レイヤーパネルが⾒当たらない場合、「ウィンドウ」メニューから「レイヤー」を選択するとパネルが表⽰されます。

ヒント:スマートオブジェクトとは
スマートオブジェクトでは、すべてのデータ特性とともに元の画像のコンテンツを保持するため、⾮破壊編集をおこなうことができます。例えば、元画像データや画質を保持したまま、レイヤーに拡⼤・縮⼩、回転、ゆがみ、変形、遠近法、ワープを適⽤することができます。また、元のデータを損なわずにフィルターを適⽤できます。スマートオブジェクトに適⽤されたフィルターはいつでも編集できます。



レイヤーパネルで、「スマートフィルターマスクサムネール」をクリックで選択します。
ブラシツールを選択し、ブラシの設定をおこないます。
ぼかしを適⽤しない部分を塗っていき、ぼかしをマスクします。
直径:150 px
硬さ:0 %
描画⾊:⿊
描画モード:通常



ヒント:スマートフィルターのマスクとは
スマートオブジェクトにフィルターを適⽤すると、レイヤーパネルのスマートオブジェクトの下に、スマートフィルターという空⽩の(⽩い)マスクのサムネールが表⽰されます。⽩い部分にフィルターが適⽤されています。このフィルターマスクを⿊でペイントすると、その部分のフィルターがマスクされ、部分的にフィルターを適⽤することができます。

以上で、パスぼかしを使⽤してダンサーのダイナミックな動きを表現する⽅法の⼿順は終了です。ここではパスぼかしで、ぼかしの⽅向を設定する⽅法とスマートフィルターのマスクサムネールを利⽤して部分的にぼかしを適⽤する⽅法を学習しました。
乗り物や運動の動作など、被写体の動きを強調する表現を加えたいときに便利なテクニックです。
ぜひご⾃⾝の作品づくりにもいかしてみてください。
