Vanessa Riveraが、Adobe Photoshop iPad版で画像の背景を削除して特定のオブジェクトを抜き出し、ブレンドして不思議な合成写真を作成する方法を説明します

写真家でありアーティストであるVanessa Riveraは、家族写真や現実のものを組み合わせ、幻想的な作品作りをしています。

意外な要素を加える

水中のシーンを描いた合成写真を作成中です。このシーンに新しい要素を付け加えることにします。背景レイヤーをアクティブにした状態で、画像アイコンをタップして「ファイル」をタップし、椅子の画像を読み込んで「完了」をタップします。

読み込んだ写真を選択した状態。壁を背景にした椅子の画像が中央にあり、画像変形の各種オプションが上部に表示されています。

表示を鮮明にする

椅子がもっと鮮明に見えるように、オーバーレイのレイヤーグループを選択し、目のアイコンをタップして非表示にします。

左の図ではオーバーレイのレイヤーが表示されているため写真の表示がやや不鮮明です。オーバーレイを非表示にした右の図では椅子が鮮明に見えます。

選択範囲を精密に指定する

次に、椅子のレイヤーを選択し、選択ツールを長押しして、表に出ていない各種ツールを表示します。そこからクイック選択ツールを選び、ブラシの設定と境界線のぼかしを指定した後、椅子をなぞって選択します。「選択範囲に追加する」と「選択範囲から削除する」を切り替え、ブラシの設定を調整しながら、範囲選択の精度を高めていきます。

Photoshop iPad版のクイック選択ツールで、椅子の輪郭を指定します。

マスク範囲を追加および削除する

椅子を選択した状態で、マスクアイコンをクリックして椅子の背景を非表示にします。マスクが足りなかった部分は、ブラシツールを選び、マスク上を黒くペイントすることで隠します。また、マスクしすぎた部分は、白くペイントすることで見えるようにします。

椅子を分離するためのマスクを選択ツールですばやく作成した後、ブラシを使ってマスクの境界線を整えます。

配置先に合わせて変形する

次に、水中に浮かんだ椅子の位置を動かします。変形ツールを選び、下側のハンドルをドラッグして、椅子を反時計回りに回転させます。さらに、コーナーハンドルをドラッグし、椅子の縦横比を維持したままサイズを変更します。最後に、横のハンドルをドラッグして椅子の横幅をわずかに狭めてから、「完了」をタップします。

Photoshop iPad版の画像変形ツールで、椅子の向きを-14.71度回転させます。

鮮やかな色彩を加える

この椅子に目立つ色を加えることにします。配置が決まった椅子を選択した状態で、レイヤープロパティアイコンをタップし、「調整を追加」の「色相・彩度」を選びます。すると、椅子のレイヤーの前面に調整レイヤーが追加されます。

黄色の椅子が漂っている水中のシーン。Photoshop iPad版のレイヤープロパティで「調整を追加」を選択します。

ディテールを整える

色彩を変更するために、色相・彩度のスライダーを調整します。すると、色調整が椅子のレイヤー全体に適用されます。調整レイヤーにはマスクの機能が備わっていることを利用して、ここで黒のブラシを使って椅子の木製部分をペイントし、マスクして色調整から除外します。

赤色に調整された椅子。Photoshop iPad版のレイヤープロパティで、色相が-25、彩度が35に設定されています。

ありふれた写真を驚きの画像に

手頃な写真にiPadで手を加え、なにげないシーンから合成写真を作り、不思議な世界を生み出します。

完成作品を天井から吊り下げたところ。水中に浮かんだ赤い椅子の肘掛けの上に少女が座っているシーンの合成写真。

注意:このチュートリアル付属のプロジェクトファイルは練習目的でのみご利用ください。

03/09/2020

アーティスト:Vanessa Rivera

Adobe Stock提供元:hunterbliss

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