Photoshopで画像のサイズを変更し、切り抜きと傾きを調整し、画像キャンバスに追加する方法を学びます。
必要な情報
作業に入る前に練習用のサンプルファイルをこちらからダウンロードしておきましょう。
画像のサイズを変更する
使用する用途に合わせて画像のサイズを変更します。下の動画をご覧ください。
学習した内容:画像のサイズを変更する方法
- Photoshopを起動し、「ファイル」→「開く」を選択して、編集するファイルを開きます。
- 「イメージ」→「画像解像度」を選択すると、「画像解像度」ダイアログボックスが開きます。
- オンラインで使用するの画像の幅と高さをピクセル単位で、または印刷する画像のインチ(またはセンチメートル)単位で入力します。縦横比を固定するには、リンクアイコンをクリックして有効にします。これにより、幅を変更すると自動的に高さも調整され、その逆も同様です。
- 変更後のサイズに合わせて画像のピクセル(画素)数も変更するには、「再サンプル」を選択します。
- 「OK」をクリックします。入力した値に基づいて、画像のサイズが変更されます。
解像度を設定する
Photoshopで印刷のための解像度を設定します。下の動画をご覧ください。
学習した内容:画像の解像度を変更する方法
- Photoshopを起動し、「ファイル」→「開く」を選択して、編集するファイルを開きます。
- 「イメージ」→「画像解像度」を選択すると、「画像解像度」ダイアログボックスが開きます。
- ここで設定する解像度は、画像の印刷時に各インチまたはセンチメートルに割り当てられる画像のピクセル数となります。単位を変更するには、「幅」と「高さ」の右横にあるドロップダウンメニューから、インチまたはセンチメートルを選択します。
- 元の画像ピクセル数を保持するために、「再サンプル」の選択を解除します。
- 一般的なプリンターで印刷するために、「解像度]フィールドで1インチあたりのピクセル数を「300」に設定します。入力後に、幅と高さのインチまたはセンチメートルの値が変更されます。
- 「OK」をクリックします。
画像の切り抜きと傾き補正
Photoshopの「切り抜き」ツールを使用して、画像をトリミングし、傾きを補正します。下の動画をご覧ください。
学習した内容:切り抜きツールを使用する
- Photoshopを起動し、「ファイル」→「開く」を選択して、編集するファイルを開きます。
- ツールパネルで「切り抜き」ツールを選択します。写真の周囲に切り抜きボックスが表示されます。
- 切り抜きボックスの端または角をドラッグして、切り抜き範囲のサイズと形状を調整します。元の縦横比を保ったまま写真を切り抜くには、Shiftキーを押しながらボックスの角をドラッグします。
- 切り抜きボックス内の写真の位置を調整するには、ボックス内に表示されている写真をクリックし、ドラッグして位置を変更します。
- 切り抜きを実行すると、ボックスの外にある写真の領域は削除されます。オプションバーの「切り抜いたピクセルを削除」をオフにすると、切り抜いた領域を後から復元できます。
- 写真が傾いている場合は、ボックスの角の外側をドラッグして写真を回転します。または、オプションバーの「角度補正」を選択し、写真内の水平にしたい部分に沿ってドラッグし、直線を描きます。角度が自動的に補正され、写真が真っ直ぐになります。
- 作業を完了するには、オプションバーの「○」アイコンをクリックするか、Enterキー(Windows)またはReturnキー(Mac)をクリックします。
カンバスサイズを変更する
カンバスのサイズを拡大して、Photoshopでの編集領域を追加します。下の動画をご覧ください。
学習した内容:カンバスサイズを変更する方法
- Photoshopを起動し、「ファイル」→「開く」を選択して、編集するファイルを開きます。
- 「イメージ」→「カンバスサイズ」を選択します。「カンバス」ダイアログボックスが開きます。
- カンバスサイズを変更するには、「幅」と「高さ」に変更したいサイズを入力します。 オンラインで使用する場合は数値の単位を「pixcel」、印刷する場合は「inch」や「cm」に設定します。
- 「相対」を選択すると、現在のカンバスサイズから追加または除去する量を指定できます。追加するには正の数値を、除去するには負の数値を入力します。
- 「基準位置」では、現在の画像の位置を基準に、どちらの方向にカンバスを追加または除去するかを指定できます。例えば画像の右側にカンバスを追加したい場合は、「左矢印」をクリックします。
- 指定ができたら「OK」をクリックします。