連続写真とフレーム単位のアニメーションを使ってアニメーションGIFを作成する方法を説明します。

必要な情報
このチュートリアルでは、Photoshopを使って連続写真がループするアニメーションGIFを作成します。
このテクニックで連続写真を使用し、コマ撮りアニメーションを作成すると効果的です。デジタル一眼レフだけでなく、オートフォーカスカメラ、スマートフォンで撮影した写真も使えます。この例では、iPhoneのバーストモードで撮影した連続写真を使用します。上記のサンプルアセットをダウンロードし、展開して使用するか、ご自身で撮影した連続写真をご用意ください。
ヒント:同じテクニックで、ショートビデオからアニメーションGIFを作成することもできます。ビデオファイルを使用する方法については、下にスクロールし、オプションの手順1をご覧ください。
連続写真を読み込む
Photoshopを開き、ファイル/スクリプト/ファイルをレイヤーとして読み込みを選択します。
「参照」をクリックして、使用する写真を見つけます。先頭のファイルをクリックし、Shiftキーを押しながら最後のファイルをクリックして、「開く」をクリックします。
「OK」をクリックし、写真をレイヤーファイルに読み込みます。

ワークスペースの右側にあるレイヤーパネルで、一連の新しいレイヤーが作成されていることを確認します。
これら一連のレイヤーがアニメーションGIFフレームになります。

オプション:ビデオを読み込む
ショートビデオを使う場合は、まずビデオの各フレームを個別のレイヤーに変換する必要があります。ファイル/読み込み/ビデオフレームからレイヤーを選択します。
使用するビデオファイルを選択して、「開く」をクリックします。
「OK」をクリックして、ビデオフレームを個別のレイヤーファイルに変換します。
注意:ビデオが長過ぎると、全編をPhotoshopに読み込めない場合があります。その場合は、読み込みウィンドウのオプションで読み込むフレームの範囲を制限してください。すべて読み込むか、選択した範囲のみ読み込むかを選択できます。2フレームおきにするなど、読み込む頻度を制限することもできます。

タイムラインを開く
ウィンドウ/タイムラインをクリックして、タイムラインパネルを開きます。
パネルの中央にある矢印ボタンをクリックして、「フレームアニメーションを作成」を選択します。ボタンをクリックし、新しいフレームアニメーションを作成します。

レイヤーをフレームアニメーションに変換する
タイムラインパネルの右上にあるメニューアイコンをクリックします。「レイヤーからフレームを作成」をクリックします。
これでレイヤーパネル内のすべてのレイヤーがアニメーションの個別フレームに変換されます。

タイムラインパネルの下にある再生ボタンをクリックして(またはキーボードのスペースバーを押して)、アニメーションをプレビューします。
注意:アニメーションが逆方向に再生される場合は、タイムラインのメニューアイコンをクリックして、「フレームを入れ替え」を選択します。

アニメーションのループを設定する
タイムラインパネルの下にあるループオプションメニューから「無限」を選択します。これでアニメーションがループします。

タイムラインパネルの下にある再生ボタンをクリックして(またはキーボードのスペースバーを押して)、アニメーションをプレビューします。
アニメーションGIFを書き出す
ファイル/書き出し/「Web 用に保存 (従来)...」を選択します。
- プリセットメニューから「GIF 128ディザ」を選択します。
- カラーメニューから「256」を選択します。
- GIFをオンラインで使用するなど、アニメーションのファイルサイズを小さくしたい場合は、画像サイズの幅と高さのフィールドを変更します。
- ループオプションメニューから「無限」を選択します。
書き出しウィンドウの左下にある「プレビュー」ボタンをクリックして、webブラウザーでGIFをプレビューします。
「保存」をクリックして、アニメーションGIFファイルの保存先を指定します。

これで、アニメーションGIFが作成されました。オンラインに投稿し、世界に発信しましょう。
このテクニックは、Photoshopのすべてのレイヤーファイルで使えます。