サヴァンナ芸術工科大学で学ぶLeah Ramaが、PhotoshopとIllustratorをシームレスに使用して、彼女の最新コレクションに使用する斬新なテキスタイルデザインを作り出す過程を紹介します。

Photoshopで新規ドキュメントを作成する

「ファイル/新規」を選択して新しいドキュメントを作成します。

注意:パターンをテキスタイルとして印刷する場合は、4 x 4インチなどの扱いやすいサイズを選択し、「解像度」を「300 pixel/inch」に設定しておきます。「カラーモード」で「CMYKカラー」を選択し、「OK」をクリックします。

まずは、連続パターンとして使用できそうな面白い画像を見つけます。Leah Ramaのデザインと同じようなテキスタイルを作成する場合は、古典的な肖像画を見つけます。NGA Imagesに、オープンアクセスの肖像画が多く掲載されています。

「コピー&ペースト」または「ファイル/配置」を選択して、選択した画像をカンバスに配置します。

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画像の出典:NGA Imagesオープンアクセスコレクション

画像の一部を切り抜く

ツールバーのクイック選択ツールをクリックし、画像の切り抜きたい部分に沿ってドラッグします。Optionキー(Mac)またはAltキー(Windows)を押したままドラッグすると、その部分の選択が解除されます。

「選択範囲/境界線を調整」を選択し、「エッジを調整」セクションの各コントロールを調整して選択範囲を整えます。「OK」をクリックします。

最後に、レイヤーパネルの「マスクを追加」をクリックすると、選択範囲が画像から切り抜かれ、背景が透明になります。

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色を調整し、フィルターを適用する

「レイヤー/新規調整レイヤー/色相・彩度」を選択し、「OK」をクリックします。色相・彩度パネルの設定を調整して、色を明るくします。

他の設定も調整し、思い通りの効果に仕上げます。例えば、「フィルター/ピクセレート/モザイク」を選択すると、画像がピクセル化されます。このとき、必ずレイヤーパネルで画像のサムネールを選択してから、フィルターを適用します。

ヒント:画像レイヤーを複製してからモザイクフィルターを適用し、次に、ピクセル化されたレイヤーの一部をマスクして下のレイヤーにある元の画像が見えるようにすることで、このような効果に仕上げています。

 

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アートワークをCreative Cloudライブラリに保存する

作成したアートワークをCreative Cloud ライブラリにグラフィックとして保存すると、Illustratorで開いてパターン作成に使用できます。

「ウィンドウ/ライブラリ」を選択します。次に、レイヤーパネルで表示されているすべてのレイヤーを選択します。ライブラリパネルで、「グラフィックを追加」をクリックします。ライブラリに新しいグラフィックのサムネールが表示されます。

ヒント:手順2~5を繰り返してバラエティに富んだグラフィックを多数作成すると、パターン作成に使用できます。

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テキスタイルデザインに使用するアセットを取得する

このチュートリアルと同じテキスタイルデザインを作成するには、Pixel patternライブラリを自分のCreative Cloud ライブラリにコピーします。「Creative Cloudに保存」をクリックして、自分のアカウントにファイルのコピーを作成します。

Creative Cloudライブラリに保存したアセットは、IllustratorやPhotoshopのドキュメントでパターンや画像として使用することができます。

注意:

ライブラリを保存するには、Creative Cloudアカウントにログインする必要があります。お持ちでない場合はAdobe IDを取得してください。

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Illustratorでパターンを作成する

Illustratorを起動し、手順1と同じ設定(4 x 4インチ、300 ppi)で新しいドキュメントを作成します。「詳細」をクリックして、「カラーモード」が「CMYK」に設定されていることを確認します。

「ウィンドウ/ライブラリ」を選択し、ライブラリパネルを開きます。デフォルトのライブラリまたはPixel patternライブラリを選択します。作成したグラフィックのサムネールを選択し、アートボード上にドラッグします。

画面上部のコントロールパネルにある「埋め込み」ボタンをクリックすると、アートワークがドキュメントに追加されます。

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ライブラリから複数のオブジェクトを追加し、必要に応じて回転、拡大、縮小したりして、パターンタイルを作成します。

納得のいくタイルが完成したら、アートボードにあるすべてのグラフィックを選択し、「オブジェクト/パターン/作成」を選択します。パターンオプションパネルが開き、新しいパターンスウォッチがスウォッチパネルに自動的に追加されます。

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パターンオプションを設定する

パターンオプションパネルで新しいパターンに名前を付け、「タイルの種類」で様々な設定を選択してみます。 

「重なり」の設定を変更して、どのような効果が得られるかを試してみます。納得がいったら、「完了」をクリックします。 変更内容が、スウォッチパネルの新しいパターンに適用されます。

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作成したパターンをイラストで使用する

パターンが完成したので、今度はそれをクロッキー(ファッションスケッチ)に適用します。自分でクロッキーを作成してIllustratorにスキャンするか、Pixel patternライブラリにあるものを使用します。

まずは、新しいアートボードを作成します。ツールバーのアートボードツールをクリックします。

コントロールパネルの新規アートボードをクリックします。新しいアートボードを、カンバス上のタイルから離れた位置に配置します。コントロールパネルのプリセットメニューから「タブロイド」を選択します。 

Escキーを押して、アートボードツールを終了します。

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パターンを適用する

ライブラリパネルでスクロールして「グラフィック」セクションを表示します。クロッキーのサムネールを選択し、Optionキーを押したまま新しいアートボードにドラッグします。これにより、編集可能なグラフィックが配置されます。

アートボードの空白部分をクリックしてクロッキー全体の選択を解除してから、服の部分をクリックします。スウォッチパネルで、塗りボタンをクリックしてから作成したパターンをクリックします。 

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コレクションを作成する

このほかにも様々なテキスタイルやクロッキーを作成して、自分のファッションコレクションを作り上げましょう。

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08/20/2020
Leah Rama
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