この文書では、Adobe Phtoshop のスマートシャープについて説明します。

A. スマートシャープについて

Photoshop のスマートシャープは画像をシャープ化するフィルターで、従来のアンシャープマスクフィルタには無いシャープコントロールがあります。スマートシャープフィルタは、より正確にエッジを検出してシャープ効果を適用し、ノイズやハロー効果を最小限に抑えることができます。スマートシャープフィルターは、ハイライトおよびシャドウの領域でシャープの量を調整することができます。

B. スマートシャープの使用方法

  1. Photoshop を起動し、スマートシャープを適用する画像を開きます。
  2. フィルター/シャープ/スマートシャープ を選択します。
  3. スマートシャープ ダイアログボックスで設定を行い、「OK」をクリックします。
    ※ 設定内容について詳しくは、以下の「C. スマートシャープフィルターの基本設定」、「D. スマートシャープフィルターの詳細設定」をご確認ください。

C. スマートシャープフィルターの基本設定

スマートシャープ ダイアログボックスでは、以下の設定を行うことができます。 


  • 適用するシャープの量を調整します。設定する値の高さにしたがって、エッジピクセル間のコントラストが協調されます。
  • 半径
    シャープの影響を及ぼす範囲をピクセル単位で指定します。指定された値にしたがってエッジピクセルの周辺にシャープの影響が及び、指定された値が高いほどシャープな画像になります。
  • ノイズを軽減
    シャープ化で重要なエッジに影響を与えず、不要なノイズを軽減します。
  • 除去
    「ぼかし (ガウス)」、「ぼかし (レンズ)」、「ぼかし (移動)」のいずれかのシャープアルゴリズムを選択します。「ぼかし (ガウス)」はアンシャープマスクフィルターで使用されているアルゴリズムです。更に精密にエッジとディテールを検出し、ハロー効果を抑制するには「ぼかし (レンズ)」を使用します。カメラや被写体の移動によって生じたブレなどを修正する際は「ぼかし (移動)」を使用し、角度コントロールを調整します。
  • 角度
    「除去」コントロールで「ぼかし (移動)」を選択すると有効になります。移動の方向を調整します。

D. スマートシャープフィルターのシャドウ・ハイライト設定

スマートシャープ ダイアログボックスで「詳細」を選択すると、上記の基本設定以外に、画像のハイライト領域とシャドウ領域のそれぞれに適用するシャープを調整することができます。シャープとハイライトはそれぞれ別のタブに分けられていますが、設定するコントロールはどちらも同じです。 

  • 補正量

    適用するシャープの量を調整します。
  • 階調の幅

    シャープを適用する色調範囲を指定します。小さい値を設定した場合、シャドウの補正では暗い部分のみに、ハイライトの補正では明るい部分のみに修正が適用されます。
  • 半径

    指定されたピクセル領域の大きさにしたがって、ピクセルがシャドウとハイライトのどちらに含まれるかが判定されます。

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