Photoshop 23.0(MAX 2021)リリース以降での PostScript Type 1 フォントのサポートを終了
Photoshop 23.0 では、アドビのテキストエンジンの更新と最新化、および Harfbuzz スクリプトシェーパーとの統合をおこない、すべてのスクリプトをサポートするようになりました。
Type 1 フォント(PostScript、PS1、T1、Adobe Type 1、マルチプルマスター、MM とも呼ばれます)は、フォント業界ではより主要な字形セットに置き換えられる形式です。Type 1 フォントは、多くのブラウザーおよびオペレーティングシステムでサポートされていません。そのためアドビは、より堅牢な技術的可能性を持つ OpenType 形式フォントのサポートに取り組むことになりました。
デスクトップオペレーティングシステムに Type 1 フォントがインストールされている場合でも、Photoshop 23.0 以降ではこのフォントの存在が認識されず、次のような状態になります。
- Type 1 フォントが、Photoshop のフォントメニューに表示されません。
- 以前にインストールした Type 1 フォントが、Photoshop で機能しなくなります。
- 既存の Type 1 フォントを含んだ Photoshop ファイルを開くと、次のメッセージが表示されます:既存の Type 1 フォントは、ドキュメント内で「見つからないフォント」として表示されます。
必要なフォントが Adobe Fonts ライブラリで見つからない場合は、アドビがサポートおよび所有するフォントは、アドビのパートナー会社 fontspring から取得できます。詳しくは、fontspring まで直接お問い合わせください。
アドビが所有していない Type 1 フォントを購入したお客様は、フォントを公開したフォントベンダーに、OpenType 形式へのアップグレードが可能かどうかご確認ください。
Type 1 フォントを OpenType 形式に変換することは可能ですが、最適な結果が得られない場合があります。また、フォントベンダーの使用許諾契約により、ファイルの変換が禁止されている場合があります。詳しくは、使用許諾契約をご覧いただくか、フォントベンダーに直接お問い合わせください。
詳しくは、こちらから、アドビのコミュニティページを参照してください。