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Photoshop のパフォーマンスの最適化

  1. Photoshop ユーザーガイド
  2. Photoshop の概要
    1. 夢をカタチに
    2. Photoshop の新機能
    3. 初めての写真編集
    4. ドキュメントの作成
    5. Photoshop | よくある質問
    6. Photoshop の必要システム構成
    7. Photoshop とは
  3. Photoshop とその他の Adobe 製品およびサービス
    1. Photoshop で Illustrator アートワークを作業する
    2. InDesign での Photoshop ファイルの操作
    3. Photoshop 用 Substance 3D マテリアル
    4. Photoshop の Capture アプリ内拡張機能の使用
  4. Photoshop iPad 版(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop iPad 版 | よくある質問
    2. ワークスペースについて
    3. システム要件 | Photoshop iPad 版
    4. ドキュメントの作成、表示、書き出し
    5. 写真の追加
    6. レイヤーの操作
    7. ブラシを使用した描画とペイント
    8. 範囲の選択とマスクの追加
    9. 合成を修正する
    10. 調整レイヤーを使用する
    11. トーンカーブで合成の色調を調整する
    12. 変形操作を適用する
    13. 合成画像の切り抜きと回転
    14. カンバスの回転、パン、ズーム、リセット
    15. テキストレイヤーを使用する
    16. Photoshop と Lightroom の連携
    17. Photoshop iPad 版で環境にないフォントを取得する
    18. Photoshop iPad 版での日本語テキスト
    19. アプリの設定を管理する
    20. タッチショートカットとジェスチャー
    21. ショートカットキー
    22. 画像サイズを編集する
    23. Photoshop iPad 版での制作過程をライブストリームで配信
    24. 修復ブラシで不具合を修正する
    25. Capture でブラシを作成して Photoshop iPad 版で使用する
    26. Camera Raw ファイルの操作
    27. スマートオブジェクトの作成と操作
    28. 覆い焼きと焼き込みを使用した画像の露出調整
    29. Photoshop iPad 版の自動調整コマンド
    30. Photoshop iPad 版で画像内の領域を指先で操作する
    31. スポンジツールを使用した画像の彩度の調整
    32. iPad のコンテンツに応じた塗りつぶし
  5. Photoshop web 版(中国本土ではご利用いただけません)
    1. 一般的な質問
    2. 必要システム構成
    3. ショートカットキー
    4. サポートされているファイルタイプ
    5. ワークスペースの概要
    6. クラウドドキュメントを開いて操作する
    7. 生成 AI 機能
    8. 基本的な編集コンセプト
    9. クイックアクション
    10. レイヤーの操作
    11. 画像のレタッチと不具合箇所の除去
    12. クイック選択の実行
    13. 調整レイヤーによる画像の向上
    14. 塗りつぶしレイヤーの追加
    15. 画像の移動、変形、切り抜き
    16. 描画とペイント
    17. シェイプの描画と編集
    18. テキストレイヤーを使用する
    19. Web 上での他のユーザーとの共同作業
    20. アプリの設定を管理する
    21. 画像を生成
    22. 背景を生成
    23. 参照画像
  6. Photoshop(Beta)(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Creative Cloud(Beta)アプリの基本を学ぶ
    2. Photoshop(Beta)デスクトップ版
    3. 説明テキストプロンプトで背景を生成
  7. 生成 AI(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop の生成 AI に関するよくある質問
    2. Photoshop デスクトップ版の生成塗りつぶし
    3. 説明テキストプロンプトで画像を生成
    4. Photoshop デスクトップ版の生成拡張
    5. Photoshop iPad 版の生成塗りつぶし
    6. Photoshop iPad 版の生成拡張
    7. Photoshop web 版の生成 AI 機能
  8. コンテンツ認証(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop のコンテンツ認証情報
    2. NFT の ID と来歴
    3. クリエイティブ属性のアカウントの接続
  9. クラウドドキュメント(中国本土ではご利用いただけません)
    1. Photoshop クラウドドキュメント | よくある質問
    2. Photoshop クラウドドキュメント | ワークフローに関する質問
    3. Photoshop でのクラウドドキュメントの管理と使用
    4. Photoshop 用クラウドストレージのアップグレード
    5. クラウドドキュメントを作成または保存できない
    6. Photoshop クラウドドキュメントのエラーを解決する
    7. クラウドドキュメントの同期ログの収集
    8. クラウドドキュメントの編集に他のユーザーを招待
    9. アプリ内でファイルとコメントを共有する
  10. ワークスペース
    1. ワークスペースの基本
    2. 環境設定
    3. Photoshop のもっと知るパネルで簡単に知る
    4. ドキュメントの作成
    5. ファイルの配置
    6. 初期設定のショートカットキー
    7. ショートカットキーのカスタマイズ
    8. ツールギャラリー
    9. パフォーマンス環境設定
    10. ツールの使用
    11. プリセット
    12. グリッドとガイド
    13. タッチジェスチャー
    14. Photoshop での Touch Bar の使用
    15. タッチ機能とカスタマイズ可能なワークスペース
    16. テクノロジープレビュー
    17. メタデータと注釈
    18. タッチ機能とカスタマイズ可能なワークスペース
    19. ほかのアプリケーションへの Photoshop 画像の配置
    20. 定規
    21. プリントしないエクストラの表示または非表示
    22. 画像のコラムの指定
    23. 取り消しおよびヒストリー
    24. パネルとメニュー
    25. スナップを使用した要素の配置
    26. ものさしツールを使用した配置
  11. Web、画面、アプリデザイン
    1. デザインに最適な Photoshop
    2. アートボード
    3. デバイスプレビュー
    4. レイヤーから CSS をコピー
    5. Web ページのスライス
    6. スライスの HTML オプション
    7. スライスのレイアウトの変更
    8. Web グラフィックの使用
    9. Web フォトギャラリーの作成
  12. 画像とカラーの基本
    1. 画像のサイズを変更する方法
    2. ラスター画像とベクトル画像の操作
    3. 画像サイズと解像度
    4. カメラやスキャナーからの画像の取り込み
    5. 画像を作成、開く、読み込み
    6. 画像の表示
    7. 無効な JPEG マーカーエラー | 画像を開く
    8. 複数の画像の表示
    9. カラーピッカーとスウォッチのカスタマイズ
    10. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
    11. 画像のカラーの適用
    12. カラーモードの変換
    13. カラーモード
    14. 画像の一部の消去
    15. 描画モード
    16. カラーの選択
    17. インデックスカラーのカラーテーブルのカスタマイズ
    18. 画像情報
    19. ゆがみフィルターが使用できない
    20. カラーについて
    21. チャンネルを使用したカラーおよびモノクロの補正
    22. カラーパネルとスウォッチパネルでのカラーの選択
    23. サンプル
    24. カラーモードまたは画像モード
    25. 色かぶり
    26. アクションへの条件付きモード変更の追加
    27. HTML CSS と SVG からスウォッチを追加
    28. ビット数と環境設定
  13. レイヤー
    1. レイヤーの基本
    2. 非破壊編集
    3. レイヤーとグループの作成および管理
    4. レイヤーの選択、グループ化、リンク
    5. 画像をフレームに配置する
    6. レイヤーの不透明度と描画
    7. レイヤーのマスク
    8. スマートフィルターの適用
    9. レイヤーカンプ
    10. レイヤーの移動、重なり順の変更およびロック
    11. ベクトルマスクによるレイヤーのマスク
    12. レイヤーとグループの管理
    13. レイヤー効果とレイヤースタイル
    14. レイヤーマスクの編集
    15. アセットを抽出
    16. クリッピングマスクを使用したレイヤーの表示
    17. レイヤーからの画像アセットの生成
    18. スマートオブジェクトの操作
    19. 描画モード
    20. 複数の画像のグループ写真への合成
    21. レイヤーを自動合成を使用して画像を結合
    22. レイヤーの整列と分布
    23. レイヤーから CSS をコピー
    24. レイヤーまたはレイヤーマスクの境界線からの選択範囲の読み込み
    25. ノックアウトして他のレイヤーからコンテンツを表示
  14. 選択範囲
    1. 選択の基本を学ぶ
    2. 合成での選択範囲の作成
    3. 選択とマスクワークスペース
    4. 選択ツールによる選択
    5. なげなわツールによる選択
    6. ピクセル選択範囲の補正
    7. 選択したピクセルの移動、コピー、削除
    8. 一時的なクイックマスクの作成
    9. 画像内の色域指定の選択
    10. パスと選択範囲の境界線の変換
    11. チャンネルの基本
    12. 選択範囲とアルファチャンネルマスクの保存
    13. 画像の焦点領域の選択
    14. チャンネルの複製、分割、および統合
    15. チャンネルの演算
  15. 画像補正
    1. オブジェクトのカラーの置換
    2. 遠近法ワープ
    3. カメラの振動によるぶれの軽減
    4. 修復ブラシの使用例
    5. カラールックアップテーブルの書き出し
    6. 画像のシャープとぼかしの調整
    7. カラー補正について
    8. 「明るさ・コントラスト」補正の適用
    9. シャドウとハイライトのディテールの調整
    10. レベル補正
    11. 色相と彩度の調整
    12. 自然な彩度の調整
    13. 画像領域内のカラーの彩度の調整
    14. 色調のクイック補正
    15. 画像への特殊なカラー効果の適用
    16. カラーバランスの補正による画像の演出
    17. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像
    18. ヒストグラムとピクセル値の表示
    19. 画像のカラーの適用
    20. 写真の切り抜きと角度補正
    21. カラー画像の白黒画像への変換
    22. 調整レイヤーと塗りつぶしレイヤー
    23. トーンカーブの補正
    24. 描画モード
    25. 出力用画像のターゲット指定
    26. レベル補正およびトーンカーブスポイトツールを使用したカラーと色調の補正
    27. HDR の露光量とトーンの調整
    28. 画像領域の覆い焼きまたは焼き込み
    29. 特定色域の色調の補正
  16. Adobe Camera Raw
    1. Camera Raw の必要システム構成
    2. Adobe Camera Raw の新機能
    3. Camera Raw の紹介
    4. パノラマの作成
    5. サポート対象レンズ
    6. Camera Raw の周辺光量補正、粒状、かすみの除去の効果
    7. 初期設定のショートカットキー
    8. Camera Raw の自動的な遠近法の補正
    9. Camera Raw の円形フィルター
    10. Camera Raw 設定の管理
    11. Camera Raw での画像のオープン、処理、および保存
    12. Camera Raw の強化されたスポット除去ツールで画像を修復
    13. 画像の回転、切り抜きおよび調整
    14. Camera Raw でのカラーレンダリングの調整
    15. Camera Raw のプロセスバージョン
    16. Camera Raw での部分補正
  17. 画像の修復および復元
    1. コンテンツに応じた塗りつぶしを使用して写真からオブジェクトを削除
    2. コンテンツに応じたパッチと移動
    3. 写真のレタッチと修復
    4. 画像のゆがみとノイズの修正
    5. 多くの問題を解決するための基本的なトラブルシューティング手順
  18. 画像の補正と変形
    1. 画像の空の置換
    2. オブジェクトの変形
    3. 切り抜き、回転およびカンバスサイズを調整
    4. 写真を切り抜きおよび角度補正する方法
    5. パノラマ画像の作成と編集
    6. 画像、シェイプ、パスのワープ
    7. Vanishing Point
    8. コンテンツに応じた拡大・縮小
    9. 画像、シェイプ、パスの変形
  19. 描画とペイント
    1. 対称パターンのペイント
    2. 長方形の描画とストロークオプションの変更
    3. 描画の概要
    4. シェイプの描画と編集
    5. ペイントツール
    6. ブラシの作成と修正
    7. 描画モード
    8. パスへのカラーの追加
    9. パスの編集
    10. 混合ブラシによるペイント
    11. ブラシプリセット
    12. グラデーション
    13. グラデーション補間
    14. 選択範囲、レイヤーおよびパスの塗りつぶしおよび境界線の描画
    15. ペンツールによる描画
    16. パターンの作成
    17. パターンメーカーを使用したパターンの生成
    18. パスの管理
    19. パターンライブラリとプリセットの管理
    20. グラフィックタブレットによる描画またはペイント
    21. テクスチャブラシの作成
    22. ブラシへの動的な要素の追加
    23. グラデーション
    24. アートヒストリーブラシによる、スタイル化されたストロークのペイント
    25. パターンによるペイント
    26. 複数のデバイスでのプリセットの同期
    27. プリセット、アクションおよび設定の移行
  20. テキスト
    1. テキストの追加と編集
    2. 統合テキストエンジン
    3. OpenType SVG フォントの操作
    4. 文字の書式設定
    5. 段落の書式設定
    6. テキスト効果の作成方法
    7. テキストの編集
    8. 行と文字の間隔
    9. アラビア語およびヘブライ語のテキスト
    10. フォント
    11. フォントのトラブルシューティング
    12. 日本語、中国語、韓国語のテキスト
    13. テキストの入力
  21. フィルターと効果
    1. ぼかしギャラリーの使用
    2. フィルターの基本
    3. フィルター効果リファレンス
    4. 照明効果の追加
    5. 広角補正フィルターの使用
    6. 油彩フィルターの使用
    7. ゆがみフィルターの使用
    8. レイヤー効果とレイヤースタイル
    9. 特定フィルターの適用
    10. 画像領域をこする
  22. 保存と書き出し
    1. Photoshop でのファイルの保存
    2. Photoshop でのファイルの書き出し
    3. サポートされているファイル形式
    4. グラフィック形式でのファイルの保存
    5. Photoshop と Illustrator 間でのデザインの移動
    6. ビデオとアニメーションの保存と書き出し
    7. PDF ファイルを保存
    8. Digimarc 著作権保護
  23. カラーマネジメント
    1. カラーマネジメントの設定
    2. 一貫した色の保持
    3. カラー設定
    4. ダブルトーン
    5. カラープロファイルの操作
    6. オンライン表示用ドキュメントのカラーマネジメント
    7. 印刷時におけるドキュメントのカラーマネジメント
    8. 読み込んだ画像のカラーマネジメント
    9. 色の校正
  24. Web、画面、アプリデザイン
    1. デザインに最適な Photoshop
    2. アートボード
    3. デバイスプレビュー
    4. レイヤーから CSS をコピー
    5. Web ページのスライス
    6. スライスの HTML オプション
    7. スライスのレイアウトの変更
    8. Web グラフィックの使用
    9. Web フォトギャラリーの作成
  25. ビデオとアニメーション
    1. Photoshop でのビデオの編集
    2. ビデオおよびアニメーションレイヤーの編集
    3. ビデオとアニメーションの概要
    4. ビデオとアニメーションのプレビュー
    5. ビデオレイヤーのフレームのペイント
    6. ビデオファイルと画像シーケンスの読み込み
    7. フレームアニメーションの作成
    8. Creative Cloud 3D アニメーション(プレビュー)
    9. タイムラインアニメーションの作成
    10. ビデオ用の画像の作成
  26. プリント
    1. 3D オブジェクトのプリント
    2. Photoshop を使用したプリント
    3. カラーマネジメントを使用したプリント
    4. コンタクトシートと PDF プレゼンテーション
    5. ピクチャパッケージレイアウトでの写真のプリント
    6. スポットカラーのプリント
    7. 業務用プリンターでの画像のプリント
    8. Photoshop からのカラー印刷の改善
    9. 印刷問題のトラブルシューティング | Photoshop
  27. 自動化
    1. アクションの作成
    2. データ駆動型グラフィックの作成
    3. スクリプト
    4. ファイルのバッチ処理
    5. アクションの再生と管理
    6. 条件付きアクションの追加
    7. アクションおよびアクションパネルについて
    8. アクションへのツールの記録
    9. アクションへの条件付きモード変更の追加
    10. プラグインとスクリプト用の Photoshop UI ツールキット
  28. トラブルシューティング
    1. 解決済みの問題 
    2. 既知の問題
    3. Photoshop のパフォーマンスの最適化
    4. トラブルシューティング/初級編
    5. クラッシュまたはフリーズのトラブルシューティング
    6. プログラムエラーのトラブルシューティング
    7. 「仮想記憶ディスクの空き容量不足」エラーのトラブルシューティング
    8. GPU およびグラフィックドライバーの問題のトラブルシューティング
    9. 見つからないツールを検索
    10. Photoshop の 機能 | 廃止された 3D 機能に関するよくある質問

お使いのコンピューターでの Photoshop の動作が予想よりも遅い場合は、このドキュメントで説明されているヒントとテクニックをお試しください

  Photoshopの 3D 機能の廃止

Photoshop の 3D 機能は、今後の更新で削除されます。3D を使用されるユーザーは、Adobe の次世代 3D ツールを代表する Adobe の新しい Substance 3D コレクションのご検討をお勧めします。Photoshop の 3D 機能の廃止に関する詳細は、Photoshop の 3D 機能 | 廃止された 3D 機能に関するよくある質問を参照してください

パフォーマンス向上のための幅広い対応の手順

セットアップはユーザーごとにそれぞれ独自のものであり、Photoshop から最も効率のよいパフォーマンスを得るために必要となる技術の組み合わせは異なります。この記事に記載されている推奨ソリューションから、ご使用のコンピューターのセットアップのコンテンツ、使用するファイル形式、および個別のワークフローにどのソリューションを実装するか検討してください。 Photoshopのパフォーマンスに影響を与える主な方法は 4 つあります。 ハードウェア設定の最適化Photoshop用にオペレーティングシステムを最適化するパフォーマンス関連の環境設定および Photoshop機能の微調整を選択します。

費用をかけずにパフォーマンスを向上させる最も簡単な方法は、自分の作業および通常使用するファイルのタイプを活用できるように Photoshop 環境設定を設定し、機能を微調整することです。

パフォーマンスを最も劇的に向上させる方法は、ハードウェアの高速化と強化に投資することです。Photoshop を最適に実行するには、コンピューターが一定の最小システム要件を満たしている必要があります。例えば、互換性のないグラフィックプロセッサー(GPU)を搭載したコンピューターなど、パワーが足りないかサポート対象外のハードウェアで Photoshop を実行すると、パフォーマンスの問題が発生することがあります。 

パフォーマンス関連の環境設定

Photoshop でパフォーマンス関連の環境設定を素早く最適化する方法については、この短いビデオをご覧ください。

Photoshop には、メモリ、キャッシュ、グラフィックプロセッサー、ディスプレイなど、コンピューターのリソースを最適に使用するための一連の環境設定(環境設定/パフォーマンス)があります。Photoshop を使用する際の主な使用事例と、一般に扱う文書の種類によって、これらの設定を様々に組み合わせて、最適化することができます。

環境設定ダイアログの他のタブで利用できる別の設定(仮想記憶ディスクなど)も、コンピューターの動作速度と安定性に直接反映させることができます。

Photoshop のパフォーマンス環境設定

Photoshop に割り当てるメモリの調整

Photoshop に割り当てられたメモリ/RAM の容量を増やすことで、パフォーマンスを向上させることができます。パフォーマンス環境設定ダイアログの「メモリ使用量」領域(環境設定/パフォーマンス)には、Photoshop に使用できる RAM 容量が表示されます。また、ご使用のシステム構成に応じた Photoshop に理想的なメモリ割り当て範囲も示されます。

初期設定で、Photoshop は使用可能な RAM の 70% を使用します。

  1. Photoshop で使用する容量」ボックスの値を変更することによって、Photoshop に割り当てる RAM 容量を増やすことができます。または、メモリ使用量スライダーで調整します。
  2. Photoshop を再起動して変更内容を反映にします。

5% ずつ割り当てを増やして「効率」インジケーターをモニタリングし、理想的な RAM の割り当て容量を確認します。 

コンピューターのメモリの 85%以上を Photoshop に割り当てることはおすすめしません。メモリの 85%以上を Photoshop に割り当てると、他の必須のシステムアプリケーションに割り当てるメモリがなくなるため、パフォーマンスに悪影響を及ぼすことが考えられます。

注意:

Photoshop で RAM 不足エラーまたはメモリ不足エラーが発生した場合は、Photoshop に割り当てる RAM の容量を増やしてください。ただし、Photoshop に対する RAM 割り当ての設定値が高すぎる(85%以上)と、実行中の他のアプリケーションのパフォーマンスが低下し、システムが不安定になることがあります。 

この問題を解決する最善の方法は、コンピューターの RAM 増設することです。RAM の仕様と互換性については、コンピューターの製造元にお問い合わせください。

キャッシュレベルの調整

キャッシュの基本事項

Photoshop では、イメージキャッシングを使用して、高解像度文書の再描画速度を実際の作業中に向上させます。最大 8 段階のレベルのキャッシュイメージデータを指定し、使用可能な 4 つのキャッシュタイルサイズのいずれかを選択できます。

キャッシュレベルを上げると、作業中の Photoshop のレスポンスは向上しますが、画像の読み込みに要する時間が長くなります。キャッシュタイルサイズは、Photoshop で一度に処理するデータ量を決定します。タイルサイズを大きくすると、複雑な操作(シャープ化フィルターなど)の速度が上がります。小さな変更(ブラシストロークなど)は、小さなタイルサイズを使用するとレスポンスが向上します。

キャッシュプリセット

「パフォーマンス」環境設定で、3 つのキャッシュプリセットを使用できます。Photoshop を使用するそれぞれの主な使用事例/目的に合うものを選択します。

  • Web/UI デザイン: Photoshop を主に web、アプリ、画面などのデザインに使用する場合は、このオプションを選択します。このオプションは、低〜中ピクセルのディメンションアセットの多数のレイヤーのある文書に適します。
  • デフォルト/写真: Photoshop を主に使用して中規模サイズの画像をレタッチまたは編集を行う場合は、このオプションを選択します。例えば、Photoshop で通常、モバイルカメラまたはデジタルカメラで撮影した写真を編集する場合は、このオプションを使用します。
  • 巨大なピクセルディメンション: Photoshop で重い文書(パノラマ、マットペインティングなど)を大々的に扱う場合は、このオプションを選択します。

キャッシュレベル

微調整する場合は、キャッシュレベルを手動で指定します(デフォルト値は 4)。

  • 比較的小さいファイル(およそ 1 メガピクセル、または 1,280 × 1,024 ピクセル)でレイヤーを多数(50 以上)使用する場合、キャッシュレベルを 1 または 2 に設定します。キャッシュレベルを 1 に設定すると、イメージキャッシングは無効になり、現在のスクリーンイメージのみがキャッシュされます。
  • 大きな寸法(例えば 50 メガピクセル以上)のファイルを使用する場合は、キャッシュレベルを 4 よりも高く設定します。キャッシュレベルを上げると、再描画の速度が上がります。
注意:

キャッシュレベルを 1 に設定すると、一部の Photoshop 機能において品質が低下する可能性があります。

ヒストリー数の制限

Photoshop でヒストリーパネルに保存できるヒストリーの数を制限することにより、仮想記憶ディスク領域を確保し、パフォーマンスを改善することができます。確保される容量は、作業中に変更するピクセル数によって異なります。例えば、小さなペイントストロークまたは非破壊的な操作(調整レイヤーの作成または変更など)のヒストリーでは、ほとんど領域を使用しません。画像全体にフィルターを適用すると、はるかに大きな容量を使用します。

Photoshop では、最大 1,000 のヒストリーを保存できます(デフォルト数は 50)。

この数を減らすには、パフォーマンス環境設定ダイアログに移動しますヒストリー&キャッシュ
」セクションで、ヒストリー数を小さくします。

グラフィックプロセッサー(GPU)設定の設定

画面の再描画を高速化する GPU アクセラレーションは、常に最新のビデオカードドライバーを使用することで最適化されます。  ビデオアダプタードライバーの更新手順については、

グラフィックドライバーの更新を参照してください。

Photoshop でグラフィックプロセッサーが使用される方法、動作確認済みのカード、グラフィックプロセッサーとディスプレイに関する必要最小要件については、 

Photoshop GPU とビデオカードに関するよくある質問を参照してください。

GPU 環境設定

Photoshop には、環境設定ダイアログの「パフォーマンス」セクションと「3D」セクションの両方に専用の GPU 設定があります。

環境設定/パフォーマンスセクションにおける設定

システムでグラフィックカードが検出されると、その名前とモデルが「パフォーマンス」の「グラフィックプロセッサーの設定」領域にある「検出されたグラフィックプロセッサー」の下に表示されます。

  • グラフィックカードがサポートされている場合、「グラフィックプロセッサーを使用」チェックボックスが有効になり、デフォルトでオンになっています。
  • グラフィックカードがサポートされていない場合、チェックボックスはグレー表示され、デフォルトではオンになっていません。
  • グラフィックカードがサポートされ、「グラフィックプロセッサーを使用」チェックボックスがオフになっている場合、グラフィックドライバーの不良や構成の問題で Photoshop がクラッシュを検出している可能性があります。詳しくは、「Photoshop グラフィックプロセッサー(GPU)とグラフィックドライバーの問題に関するトラブルシューティング」を参照してください。

その他の詳細設定:

  • OpenCL を使用:ぼかしギャラリー、スマートシャープ、焦点領域の選択、または保存された詳細情報を使った画像サイズが想定通りに動作しない場合はオフにします。
  • アンチエイリアスのガイドとパス:ガイドとパスがスムーズでなかったり、広すぎたりする場合は無効にします。
  • 30 bit ディスプレイ:30 bit 対応のモニターで、カラーをより正確に表示します。
Open CL の無効化

注意:

Photoshop の次の機能を使用する場合、OpenCL をオンにすると、パフォーマンスが向上する可能性があります。

  • ぼかしギャラリー - フィールドぼかし、光彩絞りぼかし、チルトシフト、パスぼかし、スピンぼかし(OpenCL の加速化)
  • スマートシャープ(ノイズ削減 - OpenCL の加速機能)
  • 選択およびマスク(OpenCL の加速機能)

環境設定/3D セクションにおける設定

パフォーマンスダイアログボックスの 3D セクションには、「パフォーマンス」セクションにあるメモリコントロールと同様の VRAM スライダーがあります。このスライダーを使用して、Photoshop 3D エンジンで使用できるビデオ RAM(VRAM)容量の上限を決めます。合計値は、使用可能な VRAM 容量全体のパーセント値です。設定値を 100%にしても、オペレーティングシステムで使用する容量として VRAM 全体の一部が予約されます。値が高いほど 3D パフォーマンス全体は向上しますが、他の GPU 対応アプリケーションと競合することがあります。

3D:メモリ使用量

仮想記憶ディスクの管理

注意:

仮想記憶ディスクがいっぱいになったために、Photoshop を起動できない場合は、起動時に Cmd キー + Option キー(macOS)または Ctrl + Alt キー(Windows)を押したままにして、新しい仮想記憶ディスクを設定します。

Photoshop でクリエイティブな作業を行う際、仮想記憶ディスクエラーが発生し、そのために必要な作業を完了できない場合があります。仮想記憶ディスクとは何でしょうか?

仮想記憶ディスク環境設定の管理および推奨の設定について詳しくは、仮想記憶ディスクの設定を参照してください。

仮想記憶ディスクエラーのトラブルシューティングについて詳しくは、Photoshop の仮想記憶ディスクエラーのトラブルシューティングを参照してください。

効率インジケーター

Photoshop での作業中は、効率インジケーターに表示される値に注意して、パフォーマンスを監視します。イメージウィンドウ最下部のポップアップメニューをクリックし、ポップアップメニューから「効率」を選択します。

インジケーターの値が 100% 未満の場合、Photoshop が使用可能な RAM をすべて使い果たし、仮想記憶ディスクを使用しているため、パフォーマンスが低下しています。この効率が 90% 未満の場は、「パフォーマンス」環境設定で Photoshop に RAM を追加して割り当ててください。または、システムに RAM を追加してください。

効率インジケーター

パフォーマンスに対する Photoshop 機能の微調整

定規とオーバーレイを無効にする

定規やオーバーレイ(グリッド、スライス、スマートガイドなど)を表示すると、カンバス上のレイヤーのペイント、変形、ドラッグなどの操作に時間がかかる場合があります。

  • 定規を無効にするには、ビューメニューで、「定規」の選択を解除します。
  • オーバーレイを無効にするには、表示/表示・非表示を選択して「なし」を選択するか、個々の項目を無効にします。

プリントしないエクストラの表示または非表示を参照してください。

ファイルサイズの制限について

サイズの大きいファイルによってパフォーマンスの問題が発生することがあります。

Photoshop では、30,000 x 300,000 ピクセルまでのファイルサイズをサポートしています。ただし、PDF の場合は、30,000 x 300,000 ピクセルと 200 x 200 インチに制限されています。Camera Raw では長さまたは幅が 65,000 ピクセルまで、512 メガピクセルまでがサポートされます。

Photoshop で処理できるファイルサイズ:

  • PSD ファイル:2 GB
  • TIFF ファイル:4 GB
  • PSB ファイル:4 エクサバイト(4,096 ペタバイト、または 400 万テラバイト)
  • PDF ファイル:10 GB(ページごとに最大サイズが 200 インチに制限されています)

不要なドキュメントウィンドウを閉じる

「RAM 不足」のエラーメッセージが表示されたり、Photoshop の実行速度が低下していたりする場合、開いている画像が多過ぎる可能性があります。複数のウィンドウを開いている場合は、いくつか閉じてみてください。

プリセットの数を減らす

プリセット数を最小化することにより、仮想記憶ディスクへのアクセスを最小化します。プリセットの大半はパターンとブラシ先端です。不要なプリセットをプリセットファイルに保存し、削除します。必要なときにのみ、ファイルから読み込みます。

プリセットの管理方法については、プリセットを参照してください。

パネルプレビューのサムネールを最小化、または無効にする

ドキュメントを変更するたびに、Photoshop はレイヤーとチャンネルパネルのサムネールをすべて更新します。この処理によって、レイヤーのペイントや移動などのレスポンスが低下する可能性があります。表示されているサムネールが多いほど、この影響が大きくなります。

サムネールプレビューの設定を変更するには、パネルメニューから「パネルオプション」を選択します。小さなサムネールサイズを選択するか、「なし」を選択して、「OK」をクリックします。

ファイルの互換性オプションを変更する

古いバージョンの Photoshop やレイヤーをサポートしないアプリケーションで PSD と PSB のファイルを操作する必要がない場合は、ファイル互換性機能をオフにして文書の保存速度を上げることができます。

  1. 環境設定/ファイル操作」で、16 ビットおよび 32 ビット PSD と PSB ドキュメントの場合、「PSD および PSB ファイルの圧縮を無効にする」をオンにします。

  2. 「PSD および PSB ファイルの互換性を優先」メニューから、「常にオン」または「常にオフ」を選択します。

    ファイル保存時の互換性の最大化を参照してください。

8 ビットイメージモードで作業する

Photoshop には、16/32 ビットの画像をサポートする機能が多数用意されていますが、8 ビット画像と比較すると、より多くのメモリ、仮想記憶ディスクの容量、処理時間が必要です。

画像をチャンネルごとに 8 ビットに変換するには、「イメージ/モード/8 ビット / チャネル」を選択します。

ビット数と環境設定を参照してください。

注意:

8 ビット/チャネルに変換すると、画像から一部データが削除されます。変換する前に、オリジナルの 16 ビットイメージまたは 32 ビットイメージのバックアップを保存しておいてください。

フォントプレビューを無効にする

Photoshop のフォント処理の速度を上げるには、書式設定/フォントプレビューサイズ/なしを選択して、フォントプレビューリストを無効にします。

解像度を下げる

画像解像度が高くなるほど、イメージの表示、処理、印刷に必要とするメモリやディスク容量が増加します。解像度を高く設定することにより、パフォーマンスが低下し、仮想記憶ディスクの容量を圧迫し、印刷の処理にも影響しますが、用途によっては必ずしも高解像度である必要はありません。使用する画像に最適な解像度は、画像の表示や印刷の方法に依存します。 

ディスプレイ表示が目的の画像については、合計のピクセル面積を目安にしてください。画像サイズを小さくするには、イメージ画像解像度を選択します。画像解像度ダイアログボックスで、「再サンプル」オプションが選択されていることを確認します。サイズの「」または「高さ」に新しい値を入力します(入力した値に比例して、もう一方の値も自動的に調整されます)。

印刷が目的の画像の場合、360 DPI 以上に設定しても利点はほとんどありません。部数印刷する場合は、最善の結果を得るために様々な設定をお試しください。Photoshop で画像解像度を下げるには、イメージ画像解像度を選択します。画像解像度ダイアログボックスで、「再サンプル」を選択します。「幅」と「高さ」の値を変更し、印刷するドキュメントの実サイズに反映させます。次に、「解像度」の値を小さくして、「OK」をクリックします。

印刷する画像の解像度を下げるのではなく上げる場合、画像を印刷する直前に解像度を上げてください。そうすることで、不要な操作を省略することができます。

メモリの解放

使用していないメモリと仮想記憶ディスクを Photoshop から解放して他のプログラムで使用できるようにすることで、システムパフォーマンスを向上できます。以下のオプションのいずれかを選択します。

  • 編集/解放/すべて
  • 編集/解放/取り消し
  • Option(macOS)または Alt(Windows)を押しながら、「Photoshop について」を選択します。

他のプログラムがメモリにアクセスしている場合、Photoshop でメモリを解放することにより、パフォーマンスが向上します。ディスクボリュームの容量が不足している場合、仮想記憶ディスクを解放すると効果的です。大量のメモリまたはディスク容量を解放した場合、次回、大きなファイルを開くと、Photoshop が容量を割り当てる間、パフォーマンスが低下します。

Photoshop でメモリ使用量を常に抑えるようにするには、編集/環境設定/パフォーマンス(Windows)または Photoshop/環境設定/パフォーマンス(macOS)を選択し、メモリ使用量スライダーを左にスライドさせます。

メモリ使用量を調整するを参照してください。

注意:

アクティビティモニター、タスクマネージャー、ディスクユーティリティでは、変更の登録に数秒かかることがあります。一部のユーティリティについては、この更新を明示的に要求する必要があります。

クリップボードの解放

サイズの大きいファイル内でデータのコピー&ペーストを行うと、クリップボードのデータも大きくなることがありますが、ペースト後は必要の無いデータです。クリップボードの画像データで使用されている RAM を解放するには、「編集/解放/クリップボード」を選択します。

注意:

「メモリをクリア」コマンドを取り消すことはできません。

フィルターギャラリーの使用

フィルターギャラリーを使用すると、フィルターを適用する前に、1 つまたは複数のフィルターをイメージに適用した結果をプレビューできるため、大幅に時間とメモリを節約できます。

フィルターギャラリーの概要を参照してください。

コピー&ペーストでなく、ファイルからファイルへドラッグする

ファイル間でデータをコピーする場合、レイヤーをコピー&ペーストするよりも、ドラッグする方がより効率的です。ドラッグすることで、クリップボードを経由することなくデータを直接移動できます。コピー&ペーストは、より多くのデータ転送を伴う可能性があるので、パフォーマンスに影響します。

ZIP 圧縮を使用せずに TIFF ファイルを保存する

TIFF ファイルを書き出すとき、処理速度を向上するために ZIP 圧縮を選択しないでください。(ただし、ZIP 圧縮を行うと最小の TIFF ファイルになります。)

クリップボードの転送を無効化する

「クリップボードへ転送」オプションによって、クリップボードの内容が他のプログラムで使用できるようになります。Photoshop でコピーしたデータを他のアプリケーションで使用する必要が無い場合は、このオプションを無効にしてください。

  1. Photoshop/環境設定/一般(macOS)、または編集/環境設定/一般(Windows)を選択します。

  2. クリップボードへ転送」を選択解除します。

  3. OK」をクリックします。

ライブラリパネルを無効にする

  1. ライブラリフライアウトメニューから、「閉じる」を選択します。

  2. Photoshop を再起動します。

Generator を無効にする

  1. 編集環境設定プラグイン」を選択します。

  2. Generator を有効にする」の選択を解除します。

  3. OK」をクリックします。

Photoshop 合成

合成は、複数の視覚要素を結合して、ドキュメントを表す単一のフレームにするプロセスです。Photoshop の内部コンポジターは、ユーザーがプログラムを使用しているときに数多くの計算を行い、画像に加えられたすべての変更を単一の合成画像として常に表示します。

マルチスレッド合成

2022 年 4 月リリースの Photoshop 22.3 では、環境設定/パフォーマンスを選択し、「マルチスレッド合成」チェックボックスを選択します。この変更を有効にするために Photoshop を再起動する必要はありません。

マルチスレッド合成

調整レイヤー、レイヤーマスク、描画モード、フィルター、スタイル、効果を使用すると、ドキュメントの処理が複雑になり、Photoshop の処理速度が低下する場合があります。様々なスライダー調整を行うと、これらすべてのレイヤーやフェクトが追加されていたときより画面の更新が遅くなっていることがわかります。マルチスレッド合成では、CPU および GPU ベースの合成タスクが、演算処理を並行して実行できるように細かく分割することで処理が高速化します。これにより、多くの場合、単一の「スレッド」での計算より速く処理できます。

Photoshop での作業時にドキュメントのレスポンスが低下するのは様々な理由がありますが、マルチスレッド合成により合成速度を 100 % から 250 % に上げることで、必要な Photoshop のレスポンスと流動性を確保できます。

再描画エラーが発生し、マルチスレッド合成が問題であると思われる場合は、環境設定/パフォーマンスを選択します。この設定について質問がある場合、またはこの設定に関する問題を共有する場合は、「Adobe Photoshop コミュニティ」を選択します。ご意見をお待ちしております。

注意:

マルチスレッド合成は、以前警告のあったレガシー合成の削除に代わるものです。レガシー合成は不要となったため、削除されました。

GPU アクセラレーション対応の合成

2022 年 4 月リリースの Photoshop 22.3 では、GPU 合成が Photoshop に追加されて、ドキュメント内の特定のレイヤー操作のレスポンスが向上しました。GPU 合成は、Photoshop の起動時に GPU が正しく検出された場合にのみ使用できます。これを確認するには、環境設定/パフォーマンスに移動して、「グラフィックプロセッサーの設定」セクションに GPU が表示されており、「グラフィックプロセッサーを使用」の横にチェックマークが付いていることを確認します。

チェックボックスを見つけて GPU 合成のオン/オフを切り替えるには、「詳細設定...」ボタンをクリックします。

GPU 合成

少数のレイヤーと、レイヤーベースの調整(描画モード、調整レイヤーなど)を含んでいる比較的小さく、比較的複雑でないドキュメントでは、描画モードのオン/オフや、レイヤーの表示/非表示を切り替えても、パフォーマンス低下が見られない場合があります。しかし、ドキュメントの複雑さやサイズが増すにつれて、Photoshop のコンポジターは、より多くのリアルタイム処理を要求される可能性があります。また、結果を画面に表示するのにかかる時間が長くなり始める可能性があります。非常に複雑なドキュメントでは、レイヤーのコンテンツを移動したり、不透明度を変更したりすると、画面が更新されて結果が表示されるまでに、コンマ数秒かかっていることにお気づきかもしれません。GPU 合成が有効にされると、Photoshop は、GPU の処理能力をより多く使用して合成を高速化し、よりスムーズな編集エクスペリエンスを実現します。

レイヤーベースの編集を行っているときに予期しない結果が発生した場合は、GPU 合成をオフにして、結果が変わるかどうかを確認できます。 


解決しない場合

アドビコミュニティは、アドビ製品についてユーザー同士で助け合ったり、学ぶことができる場所です。アドビ認定の Community Expert や、他の詳しいユーザーに質問してみましょう。

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