Photoshop CS6 には生産性機能の強化項目が 60 個以上導入されており、Just Do It(JDI)機能とも呼ばれています。これらの細かな改善箇所は、長年のお客様からの要望に対応するもので、トータルで生産性を大きく向上させます。
注意:
Photoshop CC における新機能および拡張機能について詳しくは、Photoshop CC の新機能を参照してください。
- アクションパネルメニューの「ツールの記録を許可」オプションにより、ブラシストロークをアクションに記録(ブラシストロークはプロジェクトごとに固有の場合が多いので、必要なアクションを記録した後は、このオプションを必ず無効にしてください)
- ペイント時のテクスチャに対する明るさ/コントラストのスライダー
- 丸筆や取り込んだブラシのブラシポーズとジッターを、ブラシ先端カーソルに反映
- 固定筆先のブラシの投影
- カラーは、初期設定では、各ストロークで統一
- ブラシのサイズと硬さを変更するヘッドアップ表示(HUD)でも、不透明度の変更が可能に。そのために、Control+Alt キー(Windows)または Command+Option キー(Mac OS)を押して、上下にドラッグ(「一般」環境設定で、「HUD の縦の動きに基づき円ブラシの硬さを変動」の選択を解除する必要があります)
- 最大ブラシサイズを 5000 ピクセルまで増加
- オプションバーのサンプルメニューに、調整レイヤーを無視するオプションを追加
- サンプルメニューに、現在のレイヤーとそれ以下のレイヤーからサンプルを取るオプションを追加
- 各種スポイトツールで(「階調数」の黒点および白点など)、サンプルサイズオプションをコンテキストメニューに表示
- TIFF ファイルで読み取るビット深度の増加
- オープン、保存時の OpenEXR の透明性に対応するオプションを追加
- BIGTIFF 形式の読み込み(4 GB を超える TIFF ファイル)
- 一般的なステレオペア画像形式(JPS、MPO、PNS)の読み込み
- 「自由変形」コマンドのオプションバーに補間メニューを追加
- レイヤースタイル「グラデーションオーバーレイ」と「グラデーションストローク」にディザオプションを追加
- ショートカットを追加、00 でレイヤーを設定、Shift+00 で不透明度を 0% に
- 複数の選択レイヤーに対して、ロック、ブレンドモード、またはカラーラベルを同時に変更
- Ctrl/Command+J キーで、選択したレイヤーグループを複製(レイヤーに追加)
- レイヤーツールヒントにレイヤー名を表示
- レイヤー効果をレイヤーにマージする新しい「レイヤースタイルをラスタライズ」コマンド
- 適用順を反映させるようにレイヤースタイルを並べ替え(例えば、ドロップシャドウを他の効果の下に置くなど)
- レイヤースタイルのブレンドオプションがカスタマイズされている場合に、レイヤー上に「ブレンド条件/レイヤー効果」バッジを表示
- Alt/Opt+FX 切り替え矢印のクリックで、すべてのレイヤー効果の表示、非表示を切り替え
- 非表示レイヤーに対して表示される不透明度と描画モードを修正
- レイヤーの名前変更時、Tab キーを押すと次のレイヤーに、Shipft+Tab キーで前のレイヤーに移動
- シェイプレイヤー名で、ツール名を反映(例えば、「長方形 1」)
- GPU ビデオカードの高速化を追加
- ユーザーインターフェイスモード「基本」と「詳細」を追加
- Mac カーソルの表示を改善
- 最後のメッシュを読み込むオプションを追加
- 最大ゆがみブラシサイズを 15,000 に増加
- ブラケットキー [ ] ショートカットでゆがみブラシのサイズを変更、現在変更単位は Photoshop 内の他の場所と一致
- Ctrl (Windows)/Command (Mac OS)で虫眼鏡を切り替え
- Alt+ 右クリック + ドラッグでブラシサイズを変更(Windows)
- Ctrl+Alt + クリック + ドラッグでブラシサイズを変更(Mac OS)
- 一般的なデバイス(iPhone、iPad など)用に「新規ドキュメント」プリセットを追加
- 従来のプリントトーンと明暗別色補正に新しい「グラデーションマップ」プリセットを追加
- 並べ替えたツールプリセットを、リスタート後も維持
- RC Concepcion と Scott Kelby による新しい「HER Pro」プリセット
- プリントダイアログの詳細フィールドに編集ボタンを追加
- プリントダイアログとプリントプレビューウィンドウのサイズ変更が可能に
- プリントダイアログのプレビュー背景色がカスタマイズ可能に
- ページのプリント範囲の手動での位置変更が可能に
- Photoshop によるカラー管理の使用時に、現在選択されているプリンターには合わないカラープロファイルを隠す
- 「選択範囲をプリント」を再導入、プリントダイアログで選択範囲の変更が可能
- レイヤーサムネールで、レイヤーの変形時にスマートオブジェクトアイコンの表示を継続
- ベクトルカーブのドラッグを改善
- x 奇数ピクセル数でも 90°回転を可能にして、半ピクセル位置になるのを回避(この動きを有効化するには、「一般」環境設定で「ベクトルツールと変形をピクセルグリッドにスナップ」を選択する必要があります)
- ファイルのメタデータに基づく画像の自動回転を無効にするため、ファイル管理/回転メタデータを無視する環境設定を追加
- プレースホルダーテキストをすばやく挿入するため、書式/Lorem Ipsum をペーストコマンドを追加
- ドキュメントカラースペースとは別のガンマ設定を使用して、「テキストカラーブレンド部分をガンマ補正」設定をブレンドテキストレイヤーに追加。このオプションにアクセスするには、編集/カラー設定を選択し、右側の「詳細設定オプション」をクリックします。初期設定の 1.45 は、Photoshop の以前のバージョンよりも正確にテキストをブレンドし、他のアプリケーションともマッチ
注意:「テキストカラーブレンド部分をガンマ補正」を選択すると、Photoshop CS6 のテキストレイヤーは以前のバージョンの Photoshop では違って見えます。