このチュートリアルでは、Premiere Pro でエンドロールの作り方を解説します。まずは、下の1分動画で制作工程を確認してください。



本チュートリアル内で使用する主な機能

エッセンシャルグラフィックス、調整レイヤー、Lumetriカラー

 

以下が大まかな流れです。

 

手順1/9 Premiere Pro を起動し、新規プロジェクトを作成する

 

作業に入る前に、練習用サンプルファイルをダウンロードしておきましょう。

Premiere Pro を起動し、スタート画面の「新規プロジェクト」をクリックします。「新規プロジェクト」画面が表示されたら、プロジェクト名と保存先を指定し、[OK] をクリックします。

手順2/9 素材を読み込む

 

Premiere Proの編集画面が立ち上がったら、画面上部にあるワークスペースを「エフェクト」に変更。

 

ダウンロードした練習用サンプルファイル「sozai」を「プロジェクト」パネルにドラッグ&ドロップし追加します。

手順3/9 タイムラインにビデオ素材を追加する

 

「プロジェクト」パネルで「Clip_01.mp4」を選択し、右クリックから「クリップに最適な新規シーケンス」を選択。タイムラインに素材を追加します。その際シーケンス名を「エンドロール」にします。

手順4/9 Castテキストを作成する

 

エンドロールに使用する、テキストを打ち込んでいきます。

以下の手順で作業を行ます。

 

1. ツールバーから「横書き文字ツール」を選択します。

2. プログラムモニターに表示された画面をクリックし、ここで「-Cast-」と入力します。

3. 「エッセンシャルグラフィックス」パネルから、「フォント」を「漢字タイポス415 std」(※)に変更します。

4. 「サイズ」を「35」に設定します。

5. 「テキスト」から「テキストを中央揃え」を選択します。

6. 「整列と変形」から「水平方向中央」を選択します。

 

(※)「漢字タイポス415std」フォントは、Adobe Fonts で「漢字タイポス415std」を検索し、アクティベートすることで使用できるようになります。

 

テキストレイヤーの選択を解除するため、「エッセンシャルグラフィックス」パネルのテキストレイヤー枠内の最下部、空欄の部分のクリックします。

「レスポンシブデザインー時間」の「ロール」をクリックし、チェックを入れます。ここで「オフスクリーン開始」と「オフスクリーン終了」にチェックが入っているかを確認しましょう。

 

この設定をすることで下から上に向かってテキストがスクロールします。なお、「オフスクリーン開始」と「オフスクリーン終了」の間が長ければスクロールのスピードが遅くなり、短くするとスクロールのスピードが速くなります。

 

タイムラインのテキストクリップを「Clip_01.mp4」と同じ長さまでドラッグします。

手順5/9 エンドロールテキストを作成する

 

プログラムモニターに表示された「-Cast-」の文字をダブルクリックし、

改行を2回入れます。そこに、スタッフの名前などを記入していきます。

 

ここでは、下記の図になるように、仮のテキストを入れていきましょう。

 

ーーー以下 コピー用テキストーー

 

山下 太郎

 

hanaco

 

村井良和 南 大輔 飯田かな子

 

柴田未来 アニマル飯塚 佐藤 肇 北村宗二

 

渋谷くにひこ 小池 凛 宮部三朗



-テーマソング-

 

『君に恋する、50秒前』

the band mansion



監督 : 八神大地

 

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テキストの一部フォントを変更します。

 

1. エンドロールをユニークにするため、「『君に恋する、50秒前』 the band mansion」のテキストを選択。

2. 「エッセンシャルグラフィックス」パネルのフォントから「VDL ロゴJr」(※)を選択し反映させます。

 

(※)「VDL ロゴJr」フォントは、Adobe Fonts で「Chantal」を検索し、アクティベートすることで使用できるようになります。

手順6/9 カメラシャッター風の効果を作る

 

ここからは、カメラシャッター風の効果を作る手順を紹介します。

 

タイムラインの再生ヘッドを「00:00:14:09」に合わせて、ツールバーから「レーザーツール」を選択。「V1」「V2」「A1」のクリップを全てカットし、「V2」の「-Cast-」テキストを削除します。

 

タイムラインの「V1」でカットした2つの「Clip_01.mp4」の内、後方にある「Clip_01.mp4」を右クリックし、「フレーム保持オプション...」を選択。

 

「フレーム保持オプション」内の「保持するフレーム」を「シーケンスタイムコード」に変更します。これで、動画から静止画になる効果が作成されます。

 

①保持した「V1」のクリップを真上の「V2」に複製。

複製したクリップを選択して「エフェクトコントロール」パネルを開きます。

 

②「エフェクトコントロール」パネルの「ビデオ」プロパティで以下のように調整します。

 

③「位置」を「874.0:540.0」に設定します。

④「スケール」を「85.0」に設定します。

⑤「回転」を「-5.0°」に設定します。

手順7/9 背景にぼかしを入れる

 

背景素材にブラー(ガウス)エフェクトをかけます。

「エフェクト」パネルの検索フィールドに「ガウス」と入力します。

(※「エフェクト」パネルが見つからない場合は、「ウィンドウ」→「エフェクト」を選択します。)

 

「ブラー(ガウス)」エフェクトが表示されたら、

タイムライン「V1」の「Clip_01.mp4」クリップ上にドラッグ&ドロップで適用します。

 

この時「エフェクトコントロール」パネルの「ブラー(ガウス)」プロパティで「ブラー」を「130.0」に調整します。なお、ブラーをかけることで素材のフチが透けてしまうことがありますが、「エッジピクセルを繰り返す」にチェックを入れることで回避できます。

 

写真のサイズに見せるため「クロップ」を設定します。

 

1. 「エフェクト」パネルの検索フィールドに「クロップ」と入力し「クロップ」エフェクトが表示します。

タイムライン「V2」の「Clip_01.mp4」クリップ上にドラッグ&ドロップで適用します。

2. 「エフェクトコントロール」パネルの「クロップ」プロパティで下記のように設定します。

3. 「左」を「12%」に設定します。

4. 「右」を「1.5%」に設定します。

 

写真のフチを再現するため「放射状シャドウ」を設定します。

 

1. 「エフェクト」パネルの検索フィールドに「放射状シャドウ」と入力し、「放射状シャドウ」エフェクトが表示させます。

2. タイムラインの「V2」の「Clip_01.mp4」クリップ上にドラッグ&ドロップで適用します。

3. 「エフェクトコントロール」パネルの「放射状シャドウ」プロパティで下記のように設定します。

・「シャドウのカラー」を、ここでは「ベージュ」に設定します。

・「不透明度」を「100.0%」に設定します。

・「光源」を中央になるように目視で調整します。(ここでは、「995.0」「530.0」

・「投影距離」を「4.0」に設定します。

4. 「レイヤーのサイズを変更」にチェックを入れます。

手順8/9 ストロボ効果を入れる

 

動画から写真になる時のカメラのフラッシュの再現をします。

 

「プロジェクト」パネルを右クリックし、「新規項目」から「調整レイヤー」を選択。調整レイヤーを「幅:1920」「高さ:1080」「タイムベース:29.97fps」「ピクセル縦横比:正方形ピクセル(1.0)」に設定し[OK]を押します。

 

※調整レイヤーの項目が見つからない場合は、「プロジェクト」パネルを選択した状態で、PC上のツールバーから「ファイル」→「新規」→「調整レイヤー」から適用できます。

 

「調整レイヤー」を右クリックで選択し、メニューから「速度・デュレーション...」を選択。「デュレーション」を「6」に設定し、[OK]を押します。

 

デュレーションを調整した「調整レイヤー」を下記の図のように

「V2」のテキストレイヤーと撮影素材の間になるように「V3」へドラッグ&ドロップします。

 

調整レイヤーの長さを、テキストレイヤー側に3フレーム、

「Clip_01.mp4」クリップ側に3フレームかかるように調節します。

 

この時、再生ヘッドは「-Cast-」テキストと「Clip_01.mp4」クリップの、ちょうど真ん中にくるように配置しておきます。

 

調整レイヤーにLumetriカラーエフェクトをかけます。

タイムラインの「調整レイヤー」を選択した状態で「Lumetriカラー」パネルを開きます。「露光量」を「5.0」に設定します。

 

この時、「露光量」を「5.0」に設定したことで、「調整レイヤー」の「エフェクトコントロール」パネル(画面左側)内に「Lumetriカラー」が表示されるようになりました。この時、再生ヘッドは「-Cast-」テキストと「Clip_01.mp4」クリップの、ちょうど真ん中に来ているか、確認します。

 

「エフェクトコントロール」パネルの「Lumetriカラー」で再度調整を行います。基本補正の項目を下記のように設定します。

 

1. 「露光量」を「7.0」に設定します。

2. 「コントラスト」を「150.0」に設定します。

3. 「ハイライト」を「100.0」に設定します。

4. 「黒レベル」を「150.0」に設定します。

5. 「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「黒レベル」それぞれの横にある時計のマーク「アニメーションのオン/オフ」を4つ全て押す。これでキーフレームを打ったことになります。

 

「調整レイヤー」を選択して再生ヘッドを調整レイヤーの開始地点に移動させ、「エフェクトコントロール」パネルで調整した「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「黒レベル」の設定を「0」にします。

 

同じく再生ヘッドを6フレームに時点に移動させ、「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「黒レベル」の設定を「0」にします。

 

これで、光が一瞬光ったようなストロボのエフェクトが完成します。

手順9/9 テキストにタイプライター風の効果をつける

 

「調整レイヤー」を選択して再生ヘッドを調整レイヤーの開始地点に移動させ、「エフェクトコントロール」パネルで調整した「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「黒レベル」の設定を「0」にします。

 

同じく再生ヘッドを6フレームに時点に移動させ、「露光量」「コントラスト」「ハイライト」「黒レベル」の設定を「0」にします。

 

これで、光が一瞬光ったようなストロボのエフェクトが完成します。

 

また「エッセンシャルグラフィックス」パネルで、テキストのプロパティを以下のように調整します。

 

1. 「フォント」から「AB-tsurumaru」(※)を選択します。

2. 「サイズ」を「120」に設定します。

3. 「テキスト」から「テキストを中央揃え」を選択します。

4. 「整列と変形」から「水平方向中央」を選択します。

 

(※)「AB-tsurumaru」フォントは、Adobe Fonts で「ABつるまる」を検索し、アクティベートすることで使用できるようになります。

 

最後に「Tokyo Stroll」テキストの長さを「Clip_01.mp4」クリップに合わせます。

 

映像を再生して動きに問題がないか確認しましょう。

 

今回は、Premiere Proでエンドロールを作る方法をご紹介しました。この方法を応用して様々な場面に利用してみてください。

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